ホンダは12月3日、米国の警察向けに開発した新型オンロードバイク『NT1100 Police』を発表した。
NT1100 Policeは、現在欧州市場で人気のスポーツツーリングモデル『NT1100』をベースに開発された。『アフリカツイン』と同じパラレルツインエンジンを搭載し、一般向けNT1100と同様の快適性、利便性、安全性を重視した機能を多数備えている。
具体的には、プロテクティブフェアリング、調整可能なウィンドスクリーン、快適なシート、LED照明、電子制御ライダーエイドなどが標準装備されている。さらに、警察業務用に特別設計されたコンポーネントも搭載されており、承認されたベンダーを通じて追加のカスタマイズも可能だ。
ホンダ『NT1100 Police』NT1100 Policeの特徴として、クラス最軽量の車両重量、優れた機動性、魅力的な価格設定が挙げられる。標準装備の警察仕様機能には、パニアバッグ、カスタマイズ可能な配線ハーネス、エンジンガード、リアバンパー、書類ボックス、シートカウルなどがある。
カラーはホワイトのみで、価格は1万4499ドル(約218万円)に設定されている。発売は2025年5月を予定。なお、この新モデルは、パワースポーツ・フリート/政府購入プログラムを通じてのみ注文可能となっている。