西武グループの豊島園が運営する遊園地「としまえん」のミステリーゾーンで12月22日、期間限定のアトラクション「怨霊廃線VR」がオープンする。
仮想現実(VR)技術を活用したアトラクション。「『ホラー』というエンターテインメント要素と、『線路点検』という職業体験要素をVR技術で繋ぎ合せた次世代お化け屋敷」と位置付けられている。
設定ストーリーによると、「人々から忘れられた廃線」が悪霊のすみかになっており、鉄道職員として廃線の点検に訪れたアトラクション参加者が点検車両に乗って除霊する。期間は12月22日から2018年4月9日までの予定だ。
「怨霊廃線VR」は、西武鉄道と豊島園の西武グループ2社、VR事業を展開しているダズルの連携によって企画された。「西武鉄道として、今後の鉄道事業にVR技術をどのように活用できるのか検証すること」も、この企画の目的という。
としまえんでは、参加者自身が運転する新しい遊具鉄道「チャレンジトレイン」が9月にオープン。鉄道にちなんだアトラクションが増えている。