ドイツの高級車メーカー、アウディが10月19日、ドイツ・ホッケンハイムで行う無人運転による高速サーキット走行。その予告映像が、ネット上で公開されている。
アウディは、これまで開発を続けてきたロボットカーのノウハウを、『RS7スポーツバック』ベースのテスト車両に結実。10月19日、ドイツ・ホッケンハイム・サーキットにおいて、無人運転でのサーキット周回に挑戦する。
無人走行で、サーキット最高240km/hもの速度で周回するための中核技術が、特別に修正されたGPS信号の利用と、車両に装着された3Dカメラが捉えた映像をリアルタイムで車載データと照合すること。これにより、サーキットで正確な走行ラインを自動トレースすることを可能にした。
アウディは10月17日、RS7スポーツバックのロボットカーの予告映像を公式サイトで配信。タイトルは、『A new competitor』。
ルマン24時間耐久レースで3度優勝し、アウディのテストドライバーを務めるリナルド・カペロ選手の新たな競争相手として、RS7スポーツバックのロボットカーが起用されている。