JR西日本と近畿日本鉄道(近鉄)、南海電気鉄道の3社は11月1日、連絡IC定期券を2014年春から発売すると発表した。JR西日本~近鉄の連絡IC定期券は既に発売されており、JR西日本~南海と近鉄~南海の連絡IC定期券が新たに発売される。
JR西日本~南海の連絡IC定期券は、JR西日本がICOCA(イコカ)とSMART ICOCA、南海が各種PiTaPa(ピタパ)カードでの発売となる。ただし、券面に印字できない記念ICOCAや、IC定期券機能に対応していないPiTaPaカードは、連絡IC定期券の発行に対応しない。
近鉄~南海は、近鉄がICOCAとKIPS ICOCA、南海が各種PiTaPaカードでの発売になる。記念ICOCAとSMART ICOCA、IC定期券機能非対応のPiTaPaカードは対応しない。
いずれも発売券種は通勤定期と通学定期で通用期間は1・3・6カ月。運賃は現在の磁気定期券と同額となる。