業界初、自動車メーカーが作り上げたドライビングゲームが登場した。その名も『ボルボ・ドライブ・フォー・ライフ』で、マイクロソフトの『Xbox』用のソフトだ。
これまでビデオゲームに自動車メーカーが自社のモデルを投入するコラボレーションはあったが、今回のゲームはボルボが自らの企業のポリシーである安全性を中心に、ビデオゲームの楽しみを損なうことなくゲームを作り上げた点が目新しい。プレイヤーは、ボルボのダイナミックスタビリティやトラクションコントロール、4Cシャーシ、ロールスタビリティコントロールなどを体験することができる。
「ボルボ・ドライブ・フォー・ライフ」に登場するのは、『S40』と『S60R』セダン、『XC90V8』SUVで、プレイヤーは自分でオプション設定などを行う事ができる。
最初にスウェーデンのボルボのドライビングコースをドライブし、ボルボの安全装備がドライブの上でどれだけ重要かを学び、次にロサンゼルスのパシフィックコーストハイウェイ、イタリアングランプリ、スウェーデンのアイスコースなどでのレースを楽しむことができる。
また、ビデオクリップとしてボルボのクラッシュテストの光景なども見ることができる。ゲームはアメリカ中のボルボリテーラーで販売されており、今後世界中のボルボイベントなどでも紹介される予定だという。