東京都千代田区霞が関にある文部科学省において「文部科学省日本語教育大会」が2025年2月10日に開催される。同大会は、日本語教育に関わる人々を対象に、日本語教育に関する国の施策やさまざまな取組の現状について理解を促進し、日本語教育の推進および水準の維持向上に資することを目的としている。
この大会は、1976年から文化庁国語課が「文化庁日本語教育大会」として開催していたものを引き継いで実施されるもの。2024年度は来場型での開催となり、当日のライブ配信は行わないが、大会終了後にアーカイブ配信を予定している。
大会のテーマは「登録日本語教員制度とその活用」であり、基調講演やパネルディスカッションが予定されている。詳細な内容については、後日公式Webページで更新される予定。参加には事前申込が必要で、申込み方法などの詳細も後日発表される。
日本語教育は、国内外での日本語学習者の増加に伴い、ますます重要性を増している。特に、登録日本語教員制度は、日本語教育の質を高めるための重要な施策として注目されており、今回の大会ではその活用方法についての議論が行われる予定。
文部科学省は、教育関係者や日本語教育に関心を持つ人々に対し、同大会への参加を呼びかけている。大会を通じて、日本語教育の現状や課題についての理解を深め、今後の教育施策に生かすことが期待されている。