れあのガジェット三昧日記

イヤホン等、ガジェットを嗜むブログです。スマホ版は少し下にスクロールして本文読んでね!

#47 イヤホン Rose Technics(ROSESELSA)Aurora Ultraをレビュー!

こんにちは!😊

今回もHiFiGoさんからRose Technics(ROSESELSA)のAurora Ultraを提供していただきました、いつもありがとうございます!

同社のイヤホンはQT-7Pro以来ということでかなりお久しぶりな感じです。

さて、このイヤホンは1DDに平面ドライバーというハイブリット構成。

新作のイヤピ、Soundcocoonのフルセット版が1つ同封されているという豪華仕様でスターターキットとしての側面もあります。

それでは早速みていきましょう。

今回のレビュー品のリンクです。

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X上での一口メモ、インプレ(時間がない人向け

一口メモ

インプレ

メーカーさんの紹介

HiFiGoさん

かなりお世話になっておりますオーディオ機器を幅広く扱う最大手メーカーさんの一つです。

日本ではAmazonなんかでも販売しており、しっかり実績があるメーカーさんなので安心して利用できます。

アリエク、直営店舗は海外配送なので時間こそかかりますけどアフターケアもしっかりしてくれます。

Xアカウントでは日本語の投稿も多いので情報が手に入り易いのでフォローしましょう!

なかなかお高いプレゼント企画も割と積極的に行われてますよ!

✨HiFiGoX公式

https://x.com/HifigoJp

✨HiFiGO直営(公式ページ)

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Rose Technics(ROSESELSA)さん

一気に企業が増えた時期でもある2015年設立のメーカーで、様々な製品が出ています。

いわゆる1社でポタオデ環境が成立するメーカーさんですね。

有線、無線、ヘッドホンからDACにかけて何でも揃います。

価格としてはエントリー~ミドルハイと幅広い価格帯で展開しています。

製品リリースはものすごく早いわけではないですが、着実に製品を増やしています。

日本では代理店もあるので製品そのものは量販店や専門店でも見かけることがあると思います。

Xは製品のリリース情報等、活発的ではありませんが運営されています。

✨Rose TechnicsX公式

https://x.com/RoseTechnics1

✨Rose Technics公式ホームページ

スペック

ブランド:Rose Technics(ROSESELSA)

モデル名:Aurora Ultra

ドライバ構成:1DD+1平面ドライバー

コネクタ:2PIN(0.78mm)

インピーダンス:30Ω

感度:115dB@1mW

周波数応答:20Hz-20kHz

発売日:2024年12月9日

価格:43.99ドル(約6,758円/1USD=153.6)

パッケージ情報

外箱

持った瞬間、重たっ!?ってなります。

この価格を考えると正直意外でした。

開けると分かりますけど、中身はしっかりしています。

イヤホンのスペックとか詳細も書かれてます。

中身

最初に目に入るのは立派なケース。

それに白い箱とマニュアル。

マニュアルは日本語表記もあってかなり細かい点まで書かれてるので初心者にも安心・安全という感じがあります。

ちなみにAurora Ultraは最初期の発表当初と付属するものが変わっており、今のように変換DACやSoundcocoonが含まれているという事が書かれてないので最初の仕様のままかと思われます。

白い箱には同社の新作イヤピ、Soundcocoonが入ってます。

サイズはS/M/L/XLが1セットずつのフルセット版。

単体で買えば2000円台のイヤピセットが入ってる他にはもう1種類のイヤピ(3サイズ)、ガッチリしたケース、3.5mmのケーブルと3.5mm to USB Type-C DAC、イヤホン。

3.5mm to USB Type-C DACがあるのでスマホやタブレットでも音質を上げての使用が可能。

これが最初に書いたスターターキットたる理由ですね。

イヤピ

イヤピは2種類。

1つは透明で紫軸のイヤピ。

こちらはSoundcocoonというイヤピで別途販売されています。

Soundcocoonについてはレビューの方もしてますので参考にどうぞ。

reagajeje.com

もう1つはSoundcocoonよりも平らな薄いダークブルーなイヤピ。

こちらはかなり高さが低く、例えばAFUL Performer5くらいになるとノズルが飛び出そうになりますので使うイヤホンを選びそうだなって感じですね。

実際、Aurora Ultraで使用してみましたが自分の耳に全然合わなくて評価を断念しました…

ケーブル

黒の布巻ケーブル。

2芯構造で5Nの単結晶銅ケーブル。(OCC

パッケージのコストを考えるともっと安いケーブルになっていてもおかしくないのですけど、想像以上に良いもの入れてるなぁと印象。

同じ3.5mmの6NOCCケーブルと比べると性能差はあるものの、最エントリー向けに同封されているようなケーブルとは実力の違いがあります。

低音域も強く、音場は横に広い傾向です。

高音域が少し割れやすい印象で、そこは6NOCCと比べると差が明確だなと感じます。

ピンは根元に何もない完璧なフラットタイプの2PIN。

しっかりとイヤホン本体と接続出来るのでCIEM 2PINと比べて頑丈です。

LR表記がありますが目立たないように配慮されています。

スプリッターにはメーカーロゴが入ってます。

なのでプラグの方は特に何も書かれてません。

スライダーはありますが、少し緩めになってます。

位置の固定は問題なさそうなくらいです。

布巻ですがタッチノイズはそれほど大きくなく、取り回しもそれほど悪くないので機能性は良いと言えます。

3.5mm to Type-C 変換ブラグ

RZ-200mという製品名なようです。

単体価格3.99ドルの変換プラグですね。

最近のスマホはイヤホンジャックが無いものが多いのでこういうものがセットにあると手軽に音質が上げられていいですね。

スターターキットとしての総合力を引き上げています。

DACチップはALC5686を搭載。

ALLDOCUBE iPlay50 mini Proで3.5mmジャックとこちらを使った簡単な感想ですが、3.5mmジャックの方だとより低音域が強い傾向で暖色方向の柔らかい音。

RZ-200mを使用すると低音域の量感は落ちるものの、解像度が少し良くなって全体的にキレのあるソリッドな音になります。

両極端な方向の音でどちらを使うかは好み程度で良いんじゃないかと。

Androidでの使用でしたが、システム音量は真ん中より1つ上くらいで十分な音量になりました。

平面も含まれるということで音量が取れるかの懸念もありましたがその心配はありません。

ただ、システムの音量調整は細かい設定が難しいのでアプリを使用して対応するようにしましょう。

※こういったものを使用する際、音量を確認せず再生すると爆音になって耳を痛める可能性があります。

必ず再生する前にシステム側の音量確認と、音量確認した後にイヤホンを実際装着する癖をつけましょう。

ケース

この価格帯でこんなしっかりしたケースが付属するのは珍しいですね。

どの世界もインフレ傾向で部材の高騰が叫ばれている中で正直驚きました。

ロゴマークもしっかり入っててパッケージの総合能力は価格帯でかなり高レベルと言っても過言ではないと思います。

マグネット式でちょうどいい力加減で開きます。(硬すぎず、緩すぎず。

イヤホン本体について

イヤホンとしては小型な部類になると思います。

FPはアルミのような軽量の金属製。

サイドラインはカットラインのようになっていてカッコイイです✨

重さも軽く快適ですが、その分イヤピでしっかり支えてあげないとすぐにズレるのでイヤピによっては低音抜けも考えられます。

実際、自分は薄ダークブルーのイヤピの方が耳に全然合いませんでした。

耳側のシェルは樹脂かプラスチック。

透明なので中にドライバーがぶっ詰まってる様子がよく見えます。

各ドライバーは同軸設計になっているようです。

割と凹凸がありますが、イヤピが合えば装着感も全然悪くないです。

長時間装着してても痛みや違和感はほぼ感じませんでした。

ノズルは極端に短くもなく長くもないのですけど、この独特な形状と軽さから薄いダークブルーのイヤピの装着感が全く合わなかったのだと思われます。

付属のSoundcocoonや手持ちだとよく使うFIIO HS18がしっかり合ってくれました。

しっくりこない場合はリケーブル含めて検討すると良いかと思います。

イヤピの交換のしにくさとかはないですが、ノズルがプラスチックなのが若干心配な点ですね。

Aurora Ultraの音質について

音の特徴等について

低音域は僅かに暖色系な方向性、高音域になるに連れて明確に寒色系になっていく感じですね。

上流やケーブルによっては硬めで乾いた音に聴こえると思います。

全帯域キレが良い音。

音はV字傾向が感じられる弱ドンシャリで中高音~高音域が優勢なもののバランス感覚は上々。

音場は横方向に広めで上はあまり広くない感じです。

奥行はそれなりにある印象で、上が広くない部分を上手にカバーしている印象。

空間表現としては高音域の輪郭がくっきりしている楕円形といった感じ。

分離感はロックバンドくらいの音数なら良い感じなのですが、オーケストラ等の音数が多い曲だと少し緩慢になります。

解像度含めてこの辺りは価格帯通りなのかなと思います、そのまま使えば…。

(ちなみに付属品が豪華なのでイヤホン自体は2000円~3000円くらいの価格帯として見ています。)

バランス接続にすると解像度や分離感を含めて全体的にパワーアップする印象です。

小さいながらも平面駆動が含まれるので駆動力に関してはあった方が高音域が特に滑らかな音になります。

3.5mm付属ケーブルだと高音域側が金属音的な音でやや不快に感じる事も。

低音域

サブベース(重低音)側が優勢で沈むような深みを少し感じられます。

楽器としては弾むようなベースやバスドラの主張がそれなりにあります。

僅かに暖色な感じがしますが、キレが良いので緩慢さはありません。

ミッドベースもそれなりの量感はありますが、基本はサブベースが弱い楽曲だと大人しい感じになってしまいます。

リケーブルの効果も大きく、4.4mmにする方がよりサブベースの重厚さを感じられるようになります。

オーケストラのような音数多い楽曲では迫力が明確に変わってきます。

中音域

このイヤホンにおいて個人的に一番評価が高い帯域です。

ボーカルは、ほんの半歩前傾した感じでそこまで前傾している印象はありません。

曲によっては男性ボーカルがやや後ろから聴こえる曲もありますが、概ね男性ボーカルの印象は悪くないです。

ただ基本的には中高音に向かってより透明さと煌めきさを兼ね備えていくハイトーンな女性ボーカル向けといった印象ですね。

一方で楽器類の鳴りが耳元で近い印象があります。

ギターやピアノと言った主旋律や副旋律が耳元で軽快にかき鳴る印象は良いですね。

明瞭なボーカルと耳元のメロディとの組み合わせが良いと思うので基本的にはボーカル向けなイヤホンなのかなという印象です。

バランス接続すると耳元の楽器の鳴りがよりはっきりする印象です。

高音域

この帯域は直線的で乾いた硬めの音になってます。

付属品のセットで使うとやや金属的な音が耳に付きます。

この帯域は平面ドライバーが担当しているので駆動力がある方が滑らかできれいな音を期待できると思います。(バランス接続にするとなお良し

高音域の拡張性を考えてもBA単発載せるくらいなら平面ドライバー乗せた方が遊びがいもあるかなと。(平面が安く使えるようになったのが凄いのですが…

高駆動で動かすと音場の恩恵も上がりますし、超高音の余韻も良くなってより空間表現が豊かになります。

総括

スターターキットとして申し分ないセット内容のAurora Ultra。

もちろんこれだけで運用していくのも全然良いのですが、真価を発揮させたいなら駆動力を上げるというのを提案させていただきたいなというのが本音。

6mmサイズの平面ドライバーは音量が取りにくい点に関しての問題点はあまりありませんが、駆動力による滑らかさの差はやはり明確に感じます。

なので少しでも駆動力を稼ぐために変換プラグを入れてるのも納得というか。

ただこのイヤホンの魅力をしっかり感じるならドングルDACにバランス接続って辺りが基本ラインになるかなと思います。

幾つかケーブルを試しましたが、Yongse Alpineのような暖色系ケーブルを使うとちょうど良い音のバランスになります。

筐体は小さくて装着感hが良く疲れにくいですが、軽すぎてケーブルのクセに影響されやすい面もあります。

しっかりイヤピでも耳穴にホールドしてあげましょう。

セットアップ

DAP:FIIO M23(ゲインはHIGH、ボリュームは32,Amazonで44)

リケーブル:Yongse Alpine(CIEM2PIN 4.4mm)

イヤピ:FIIO HS18

エージング:35時間

ケーブルは暖色系の6NOCC。

低音域に厚みが出て中音域はチャキチャキしっかりと奏で、高音域の金属的な音が少し和らいで聴き易くなりました。

音場が上方向にも伸びるようになって空間表現能力アップ。

音を分析的に聴くレベルになってくれました。

イヤピは個人的に万能イヤピの常連、FIIO HS18。

低音域がしっかり鳴ってくれます。

イヤピに関してはとにかくフィット感を最優先かなって思います。

Aurora Ultraを選ぶ上での良い点と留意点

良い点

◎最高評価
  • スターターキットとして使える

イヤホンの本領を発揮するには若干パワー不足ではあるものの、環境が一通り揃ってるのがこのイヤホンの強み。

少なくとも別売りだと市場価格が2種で合計3000円近い製品が付いてきて、その他にも5Nクラスのケーブルとガッチリしたケースや他のイヤピも付いてくる。

非常に魅力溢れたセット内容でこれからポタオデ始める人や色々な環境を試したい人にオススメできる。

○高評価
  • じわじわと味が深まる音

正直ただ使わせるならもっと単純な構成で良かったはず。

1DDのみやBA1基付けるとか。

ところが構成がトポロジーのDDと平面D。

ここから徐々に遊んでいってねというメッセージがあるかのよう。

上流の変更、リケーブルやイヤピ遊びが進んでいくと徐々にこのイヤホンの味を楽しめるようにもなっている。

留意点

  • ケーブルやイヤピ選びが大切

装着感は悪くないものの、小さくて軽い筐体はイヤピの装着感やケーブルの硬さとかクセに影響されやすい。

低音域が抜けやすくなる可能性があるのでその点は注意が必要。

  • イヤホンの作りは若干チープ感がある

ノズルがプラ系なので強度に若干の不安がある。

やめた方が良いと言われるアルコールを使ったイヤホンの掃除をしている人は特に劣化を進めて脆くなりやすい。

初心者の方は特に注意。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はスターターキットとしても使えて、ここからイヤホンで遊んでいきたい人に対しても訴求力のありそうなAurora Ultraをレビューしてみました。

付属品で鳴らせる音よりも余力がしっかりあるタイプで、勉強しながら一緒に進化していける内容だなと。

TRNのConchのようにノービス🔰には良い教材の一つかなと思う同時に、少しこちらのがイヤホンの内容的にもテクニカルな教材だと感じました。

環境をしっかり育てると気持ち良く音が聴けるなぁという印象が持てました!

ではまとめのポイントです。

😊オススメポイントという感じで紹介するなら…

・教材的なセットが欲しい

・長時間使っても疲れにくいイヤホン

・ドンシャリ傾向が好き

・中音域をしっかり聴きたい(主旋律も副旋律も

・女性ボーカルをきれいに聴きたい

😞オススメしないよっていうポイントで紹介するなら…

・一通り揃うけど、ここがゴールじゃない

・基本セットだとやや金属的な音で疲れや刺激を感じやすい

・オーケストラのような音数が多い楽曲は弱点とまでは言えないものの、よりポップス向けな音の作り

最後にレビュー品のリンクです。

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それでは次の記事でお会いしましょう!(`・ω・´)ノシ

ちなみに次もRose Technics製品で3連続になりそうです!!