競馬日記 桃源郷 UMA パラダイス

1990年代ダビスタブームを過ごし、2021年のウマ娘ブームで競馬熱が開花した人の日記です。自らの所感と知識をまとめるためにロング版twitter感覚で逐次投稿します。内容は全て執筆当時の認識であり後年の観点からは誤認もあるかと思います。(発見した場合、修正でなく追記を行います)

2024年のG1本命と結果 私的まとめ

 平地のみ。
 こうやって並べると思った以上に1番人気率が高かった。
 考えれば考えるほど自然とこうなってしまいます。
 集合知を信頼しています。
 予想段階で1番人気ではなかったのに、購入時に1番人気。これもよくありました。
 例年海外にめっぽう強いのは我が事ながら謎です。グリーンチャンネルの「ALL IN LINE! 世界の競馬」を必ず見て、参考レース番組も2回か3回は見るようにしているのは大きいかな?

 的中率 20/43 46.5%
 理論単回収率 194.4%(以下の全レースで本命の単勝を均等買いした場合)
 香港国際競走で複数あった1倍台前半のレースでかなり水増し気味ですが……笑

  • フェブラリーステークス ウィルソンテソーロ 8着(2番人気)
  • サウジカップ  ナショナルトレジャー 4着(5番人気)
  • 高松宮記念 ビクターザウィナー 3着(5番人気)
  • ドバイゴールデンシャヒーン(的中) タズ 1着(9番人気)
  • ドバイターフ  ドウデュース 5着(1番人気)
  • ドバイシーマクラシック 不明 (1着レベルスロマンス以外である事だけは確実)
  • ドバイワールドカップ セニョールバスカドール 3着(5番人気)
  • 大阪杯 ローシャムパーク 2着(3番人気)
  • 桜花賞(的中) ステレンボッシュ 1着(2番人気)
  • 皐月賞(的中) ジャスティンミラノ 1着(2番人気)
  • 天皇賞・春(的中) テーオーロイヤル 1着(1番人気)
  • チェアマンズスプリントプライズ カリフォルニアスパングル 2着(1番人気)
  • NHKマイルカップ アスコリピチェーノ 2着(1番人気)
  • オークス ステレンボッシュ 2着(1番人気)
  • 日本ダービー ジャスティンミラノ 2着(1番人気) ここまで1人気2着が4回連続
  • ヴィクトリアマイル マスクトディーヴァ 3着(1番人気)
  • 安田記念(的中) ロマンチックウォリアー 1着(1番人気)
  • 東京ダービー(的中) ラムジェット 1着(1番人気)
  • 宝塚記念 ドウデュース 7着(1番人気)
  • インターナショナルステークス(的中) シティオブトロイ 1着(1番人気)
  • アイリッシュチャンピオンステークス (的中) エコノミクス 1着(2番人気)
  • スプリンターズステークス ママコチャ 4着(2番人気)
  • ジャパンダートクラシック ラムジェット 4着(2番人気)
  • 凱旋門賞(的中) ブルーストッキング 1着(2番人気)
  • 秋華賞 ステレンボッシュ 3着(2番人気)
  • 菊花賞 ダノンデサイル 6着(1番人気)
  • コックスプレート(的中) ヴィアシスティーナ 1着(4番人気)
  • BCフィリー&メアターフ(的中) モイラ 1着(5番人気)
  • BCターフ(的中) レベルスロマンス 1着(1番人気)
  • BCクラシック フィアースネス 2着(2番人気)
  • エリザベス女王杯 シンリョクカ 4着(6番人気)
  • マイルチャンピオンシップ(的中) ソウルラッシュ 1着(4番人気)
  • 天皇賞・秋 リバティアイランド 13着(1番人気)
  • ジャパンカップ(的中) ドウデュース 1着(1番人気)
  • チャンピオンズカップ (的中) レモンポップ 1着(1番人気)
  • 香港ヴァーズ ステレンボッシュ 3着(1番人気)
  • 香港スプリント(的中) カーインライジング 1着(1番人気)
  • 香港マイル(的中) ヴォイッジバブル 1着(1番人気)
  • 香港カップ(的中) ロマンチックウォリアー 1着(1番人気)
  • 阪神ジュベナイルフィリーズ  ショウナンザナドゥ 4着(2番人気)
  • 朝日杯フューチュリティステークス アルテヴェローチェ 5着(1番人気)
  • 有馬記念 アーバンシック 6着(1番人気)
  • ホープフルS(的中) クロワデュノール 1着(1番人気)
  • 東京大賞典(的中) フォーエバーヤング 1着(1番人気)

欠落データ(参加していないと思われる):羽田盃・帝王賞・JBCレディスクラシック・JBCスプリント・JBCクラシック

インブリードに効果はない?大局的に見た真の意味を推測

結論と要約

  • 血統とは繁殖牝馬ベースで構築されるものである。これは非常に長い時間がかかるためである。
    • であるから優秀繁殖牝馬から引き出せる価値を最大化したい。
    • そのために従来の4x3より大きなリスクである3x3が許容される傾向が強くなった。

本文

 POG用の馬を選ぶ中で、2020年代の今なぜ奇跡の血量4x3の慣例を破ってサンデーサイレンス3x3が大量生産されているのか「完全理解」しました。

 おそらく大半の場合、プラス効果を狙って3x3にしている訳ではありません。

 まず前提環境として

  • サンデーサイレンス産駒は牡馬牝馬問わず圧倒的な強さであり重賞を多数制覇
  • 種牡馬は多数がサンデー持ち
  • 繁殖牝馬も重賞勝利・好走したブラックタイプ持ちは多数がサンデー持ち
  • 必然その子供も大量生産されて皆サンデー持ち(繁殖牝馬はブラックタイプ持ちなら運用不能になるまでほぼ淘汰されない)
  • ハイレベル繁殖牝馬の効果はハイレベル種牡馬の効果よりはるかに大きい
  • あまりに極端過ぎる近親交配は避けたい

 この状態で、重賞を勝ったブラックタイプ持ちを可能な限り近い距離の近親に置きつつ、優秀種牡馬と考えられるものを配合した結果が3x3です。「3x3を狙っている」よりも、「3x3まで詰めている」と考えたほうが良さそうです。

 4x3が強いと考えられたのも、「その対象を再現」しているというより「単に距離を詰めている」事で結果が出たのではないかと推測します。

血統プールの成立

 リーディングサイアーの後継種牡馬(活躍牡馬)と、それと同時期に走った優秀繁殖牝馬は、通常は種牡馬が同じです。*1そのためハイレベル層内部での飽和スピードは速いものになります。

 もし仮にサンデーサイレンスと同じくらい強い種牡馬が全く同時に出現していた場合、血統プールの多様性により今回取り上げたような3x3といった配合を回避したままに同様のブラックタイプを持つ策が主流となっているはずだと推測します。

 この点から、種牡馬戦国時代は結果的に血統プールの健全性を高める可能性もあるはずです。ただし前回の種牡馬戦国時代のリーディングはアグネスタキオン→マンハッタンカフェでいずれもサンデーサイレンス産駒のため多様性の面ではほとんどプラスはなかったように思います。その後に現れたキングカメハメハは全く異質なため、この点でも偉大です。

インブリードの結果を感覚的に評価すると

4x3

 競走成績にこれといったプラスもマイナスもみられない。生産数はきわめて多く、今やこれくらい持つほうが普通なのかもしれない。サンデーサイレンスでこれを行うのは将来の血統プール的な意味では推奨できないと認識しています。

3x3

 近年、サンデーサイレンスでは何ら珍しくないものとなりつつある。しかし競走成績では劣る印象。この配合を試すのは元々そう高くない血統レベルのものが中心で、賭けの要素が大きいと推測されるものの比率が高い。そのため、成績不振に関して配合そのものが原因なのか特定はほぼ不可能に思えます。

5x4x5x5など深いところでの多重クロス

 配合の特徴が顕在化しやすい。「再現」の効果が高く配合レベルの割に強い。一発狙える。非常に長い年月がかかるため、ミスタープロスペクターかノーザンダンサーが大半です。ミスプロ多重クロスは例えば個人経営規模の牧場からダートオープン馬を生み出すのに非常に有効な印象があります。単純に速いタイムを出せるものが出やすい。

近年のインブリード前提種牡馬とその結果の所感

 2024年10月段階なので、後で完全に塗り替えるようなものが現れる可能性は当然あります。

レイデオロとディープインパクト牝馬のウインドインハーヘアクロス

 小柄でスピードが遅いヨーロッパ然とした特徴がマイナス面強調になった。しかもレイデオロ産駒は気性悪いもの多く距離延長にも向かない印象です。

リアルスティールとキングカメハメハ牝馬のキングマンボ・モネンバシア全きょうだいクロス

 何となく、素軽さ皆無でダート用のパワーがある訳でもないって感じ……(感覚的過ぎる)ふるわない。

 リアルスティール自体はディープインパクトよりもキングカメハメハ的なキャラクターのほうが顕在化しやすい種牡馬と認識しています。ミスタープロスペクター・ミエスク。ここに加えてストームキャット。圧倒的なまでのラヴズオンリーミーの主張力。

本文に入れられなかった第六感的なメモ

  • 牝馬の活躍特に顕著なハービンジャーやファルブラヴは作ろうと思えば作れる後継種牡馬を作らない方が血統プール全体にはプラスになる可能性があると推察しています。ハービンジャークロスになったらこれはこれでまた煮詰まりの元。
    • 極端なフィリーサイアーやコルトサイアーがいると牡馬と牝馬で活躍に大きな差が出るため、トップランク帯の血統的煮詰まりスピードが速すぎる問題を自然に回避できる可能性があると推測します。

*1:牡馬牝馬で著しく特性が異なり、かつ好成績をおさめているものは例外にあたる。ファルブラヴなどをイメージ。

2024年デビュー新種牡馬 サートゥルナーリア 私の血統認識推移メモ

 サートゥルナーリア産駒の初年度はノーザンファームの職員ですらこうという傾向がつかめない。ロードカナロアなのにメインは1200mと全く考えられていない興味深い種牡馬。これに関する認識の推移をメモします。

2024年11月16日 アーモンドアイみたいなロードカナロア産駒が欲しいなら、選ぶべき種牡馬はサートゥルナーリア

 どのレースでという話ではないですが、シーザリオ系らしい芝での素軽さが非常によく出ている印象です。

 もしかするとディープインパクト後継種牡馬よりも素軽さに関しては秀でているかもしれません。
 ディープインパクト後継種牡馬はタフネスを求めてアメリカダート血統との配合で生産されたものが多く、その産駒は特に牡馬でダート色が顕在化する傾向がしばしば見受けられるのですが、こういった現象から逃れられる印象です。

 ディープ亡きあと、純素軽い路線の種牡馬は不足しているため、この特性は貴重です。

2024年10月23日 良い意味でロードカナロアっぽさがない

 ディープインパクト界隈におけるキズナ、そのキングカメハメハ界隈版といった感覚です。
 その系統の基本的特徴に反して中庸寄り。

 ディープインパクト系は基本素軽い系だが、キズナはパワフル。
 キングカメハメハ系は基本パワフルだが、サートゥルナーリアは意外と素軽い系。

 種牡馬サートゥルナーリアに関して、実際にレースに出るまでは疑問視していたのは正直な所です。

 「そんなに予定通りに何もかもうまくいく?」みたいな気分がありました。これは同様のハイレベルのバックアップ体制のもとスタートしたレイデオロ産駒とサトノダイヤモンド産駒の苦戦を見た直後のため。

(この執筆日はノーザンファームミックスセールの直後)
(上に新規情報を追加する予定)

「前残り」とは?競馬用語の定義を厳密化する

 競馬用語の「前残り」は曖昧であるという話を見かけます。これを自分なりに定義を明確化して再表現すると「前伸び」です。

  • ポジションを取るために先行にエネルギーを使った
  • にも関わらず巡航でエネルギーをあまり要さない展開になった
  • であるから先行馬もラストスパート区間が遅くならない
  • 後方がどれだけ頑張っても届かない

 このような状況。

 最高度の「前残り」は通過順位 1-1-1-1で上がり3ハロンも最速といった展開です。それは能力が違うだけと言われれば、その通りですけど……

 上3F 33.0 の豪脚で差そうとしても 34.0 出せる余力持ったままの馬が残600mの時に6馬身先にいたら、もう詰めきれない。1馬身=0.2秒であるから。

 長直線の新潟外回りで4コーナー立ち上がった時の位置取りでもう届かない、逃げ先行が成立してしまう事が多々あるのもこれです。坂がなく直線で減速する理由がないため追いつきようがない。

 加えて、上がり3ハロンのタイムを詰めるのにはスタミナの効用逓減の法則*1があり、道中で0.1秒詰めるのと最高速が出ている区間で0.1秒詰めるのでは、道中で0.1秒詰める方が効率が良いです。スローペースよりミドルペースの方がタイムが速いのはこれに関連します。

 この記事は凱旋門賞2024でブルーストッキングが通過順位1-1-1-1の上がり3ハロン最速に近い系統の勝ち方をしたため制作しました。
 2着アヴァンチュール、3着ロスアンゼルスもほぼ同様です。
world.jra-van.jp

*1:私的経験則的には、開幕週高速馬場の東京芝基準で33.5秒±0.1秒くらいに急激に悪化するラインがある印象です。

今週のベストモーメント 2024年9月22日週 神戸新聞杯・産経賞オールカマー

 ベストモーメントシリーズの動画は全て時間指定済みです。

神戸新聞杯 メイショウタバルは大逃げの1000mで息を入れた。その瞬間、二枚腰の発動が確定し勝利は確実なものとなった。

 今年の神戸新聞杯はJRA芝中距離全ての中でも屈指の差しコース中京2200m。そこで大逃げに出たのがメイショウタバル。常識的にはこんな馬残るはずがない。差し追込で決まるのがこのコース。誰もがそう思った。能力を信じているスタッフと馬券を持っている方々を除いて……

 オッズこそ2番人気5倍台でありながらも、騎手の動きを見るに、競りかけられる事もなく、追従する者もなく、恐らく最終直線で減速し自爆している所を差せばいい相手であると認識され、後方同士でのバトルに終始している展開は向正面終盤まで続く。

 しかし、ここまで逃げが何の抵抗も受けなかったからこその良い動きを取ることができた。残り1600~1000m(800mから1200m)にかけて、1ハロン12秒台それも中盤にまでしっかり緩めることができたのだ。

 800m通過時の12.4 1000m通過時の12.2 これが鍵だったと私は考える。

800m 1000m 1200m 1400m 1600m
12.4 12.2 12.0 11.8 12.0 

 動画には残1400m(800m地点)と残1200m(1000m地点)のハロン棒を通過するタイミングがはっきり映っており、この2ハロン区間がベストモーメント。
youtu.be
race.netkeiba.com

 こうして日本ダービーを挫跖で見送ったメイショウタバルは菊花賞への最終切符を一着で手に入れた。ここ一番での巧みな逃げの浜中俊。何となくロジャーバローズを連想する所も。

オールカマー レーベンスティールを手の内のものとするルメールの折り合い能力。そして先週の朝日杯セントライト記念アーバンシック応用編。3コーナーもインで溜めながら上がっていく遅仕掛けからの一瞬の脚で決める。

 もうルメールさんは中山2200m完全攻略しちゃってます。先週の朝日杯セントライト記念アーバンシックから連勝を決めた。

 まずはスタートから見ていく。
 レーベンスティールが行きたがり折り合いを欠くも、向正面のベストポジションで問題なく折り合わせるのがクリストフ・ルメール。この折り合い能力は「単に素早く折り合える」だけでなく「まだ折り合っていない馬を力尽くで動かして消耗させない」「折り合ってないままでベストポジションに移動して折り合った瞬間から即勝負可能」といった所だ。この状態を問わない乗り方がルメールの圧倒的な強さを支える一つの要素だろうと感じた。

 そして折り合いついた状態で突入した3コーナーでは全く上がっていかない。他の馬が外外から次々上がっていくが、レーベンスティールは動かない。動くのは直線に入る辺りから。このように脚を溜めているため余力が違う。サヴォーナ横山武史とリカンカブール津村明秀が詰まるように詰まるようにと包囲網を形成しインへと押しやるがイン突きですり抜けて、最後はインにいたアウスヴァール田辺裕信の外、手前変換のためか僅かにアウト側に移動していたリカンカブール津村明秀との間を抜けて1着でゴールイン。これはルメールでなければ詰まっていただろう。

 このレースは全編通して匠の技。「ベストモーメント」であるから一瞬を選びゴール前を指定。
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今週のベストモーメント 2024年9月15日週 関西テレビ放送賞ローズステークス・愛チャンピオンステークス・朝日杯セントライト記念

 思い出アルバム作った方がいいかなと思って新カテゴリーを試作しました。その初回。
 動画は全て時間指定済みです。

G2ローズステークス クイーンズウォーク直線外から520kgのド迫力馬体。見事な大逃げを決めたセキトバイーストを捉える。

 横綱相撲の感。普通こんなスムーズに大外を取るべきと判断してその通り大外には行けない。圧倒的な自信。
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ローズS(G2) 結果・払戻 | 2024年9月15日 中京11R レース情報(JRA) - netkeiba

G1アイリッシュチャンピオンステークス エコノミクスvsオーギュストロダン馬体を併せての叩き合い!加えて、その後ろで同時に繰り広げられるロサンゼルスを差し返すシンエンペラー

 少頭数欧州競馬に求める熱いバトルとはこれだ。
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愛チャンピオンS(G1) 結果・払戻 | 2024年9月14日 レパーズタウン5R レース情報(海外競馬) - netkeiba

G2セントライト記念 3コーナーからまくって勝ちを確信したコスモキュランダ ミルコ・デムーロ。その時、向正面からずっと内後方で脚を溜めていたアーバンシック クリストフ・ルメールは中山の4コーナー回り切るかという所まで来てもなお脚を溜めている。そこから外に脱出すると共にリズムのままに短い直線一瞬の脚で差して突き放す。

 インで溜めている時間が長いため、再生時間が長めです。
 ルメールの空恐ろしい程の巧みな騎乗が光った。このレースはもはや騎乗芸術。
 
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セントライト記念(G2) 結果・払戻 | 2024年9月16日 中山11R レース情報(JRA) - netkeiba

2024年デビュー新種牡馬 シスキン 私の血統分析ポイント

ファーストインプレッション

  • アメリカ産だけどもっぱらヨーロッパ芝で活躍。実質アイルランド血統。
  • 2æ­³G1のフェニックスSとアイリッシュ2000ギニーを制し、以降勝つ事はなかった。欧米版ダイワメジャー産駒といった感じの成長曲線。
    • 成長曲線は距離適性よりずっと遺伝性が高い要素と認識しています。
  • 父父アンブライドルズソング。日本においてはちょっと変わり種ながら定番化した血統間違いなし。
  • 父母の深い所にダンシングブレーヴとダンジグ。
    • 母父シスキンの配合が可能になった時にイクイノックスに散りばめられたリファール成分と良いシナジーがありそう。*1アンブライドルズソングを持つ事にも定石感あり。イクイノックス以外でも、母父シスキンになったとき本領を発揮するイメージ。

 血統は「淘汰地」で欧州型・米国型・日本型を指定するのが良いと考えています。

5代血統表 シスキン

牡 7歳    (父 13歳・母 6歳時産駒) 2017年 鹿毛 (米)


First Defence



2004å¹´

Unbridled's Song



1993年 芦毛 (米)

Unbridled



1987å¹´ (ç±³)

Fappiano


1977å¹´

Mr. Prospector


Killaloe



Gana Facil



1981å¹´

Le Fabuleux


Charedi


Trolley Song




1983å¹´

Caro


1967å¹´

Fortino


Chambord



Lucky Spell



1971å¹´

Lucky Mel


Incantation


Honest Lady




1996å¹´

Seattle Slew



1974å¹´ (ç±³)

Bold Reasoning


1968å¹´

Boldnesian


Reason to Earn



My Charmer



1969å¹´

Poker


Fair Charmer


Toussaud




1989å¹´

El Gran Senor


1981å¹´

Northern Dancer


Sex Appeal



Image of Reality



1976å¹´

In Reality


Edee's Image


Bird Flown




2011å¹´

Oasis Dream



2000å¹´

Green Desert



1983å¹´ (ç±³)

Danzig


1977å¹´

Northern Dancer


Pas de Nom



Foreign Courier



1979å¹´

Sir Ivor


Courtly Dee


Hope




1991å¹´

Dancing Brave


1983å¹´

Lyphard


Navajo Princess



Bahamian



1985å¹´

Mill Reef


Sorbus


Silver Star




1996å¹´

Zafonic



1990å¹´

Gone West


1984å¹´

Mr. Prospector


Secrettame



Zaizafon



1982å¹´

The Minstrel


Mofida


Monroe




1977å¹´

Sir Ivor


1965å¹´

Sir Gaylord


Attica



Best in Show



1965å¹´

Traffic Judge


Stolen Hour

[Sir Ivor]   9.38% 4+5 (母方)
[Mr. Prospector]   6.25% 5 x 5
[Northern Dancer]   6.25% 5 x 5

現役時代の戦績紹介・社台スタリオンステーションカタログ

ja.wikipedia.org
world.jra-van.jp
shadai-ss.com

*1:私は危険なまでのインブリード肯定派です。これはサラブレッド品種の成立段階から極端なインブリードなくしては不可能という認識から。