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【中二病言葉 】中二病的な桃太郎!3体の聖獣を携える伝説の桃より生まれし者のジハード

遥か彼方の世界において
量産されていた、おじいさんとおばあさん
その名はアダムとイブ


おじいさんはエネルギー補給に必要なシバァを狩りに山へ。


おばあさんは邪気が付着した衣類を浄化するために川へ。
その刹那、禁断の知恵の実がエデンの園より流れてきた!



ド・ンブラコ

ドン・ブラコ


ドンブ・ラコ


ドンブラ・コ


それは、巨大な桃のような錯覚をもたらす知恵の実。
イブはそれを家に持ち帰りました。
神に隠れて知恵の実を食するつもりだったのです。

しかし

アダムとイブがその実を割ると、まばゆい光と共に産声が聴こえ、波動生命がこの地に誕生したのでした。


彼らは生まれ落ちた男の子を「桃太郎」と名付け、育てることにします。



それは鬼が共存する星に生まれた希望。
鬼と共に始まったラグナロクへの界光!
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中二病的桃太郎

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桃太郎はすくすくと育ち立派な青年になった。


アダムが桃太郎を呼ぶと、桃太郎は音も無く現れる。


アダム「お前の足音が聞こえなかった」


桃「ジジイだから耳が遠いんだろー!」


アダム「いやいや、たいしたものだ。
例のセリフを言ってくれんかのう
」
「癖になっているんだ、音を消して歩くの。というやつじゃ。」


絶対に嫌だ!

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ある日はイブに呼ばれる桃太郎。



イブ「お前が生まれたときから集めていたマナを受け取って欲しい」



桃「何がマナだ!ただのきびだんごじゃねーか!」


イブ「右眼にカラコンをするのを忘れているわよ、桃太郎。
例のセリフを言ってちょうだい。
邪眼の力をなめるなよっ!
って
」



絶対に嫌だ!

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桃太郎はアダムとイブに中二病的な育てられ方をしていたが、嫌がっていた。

きびだんごを受け取った桃太郎は、2人から真剣な顔で「大事な話」があると言われ奇妙なものを見せられることになる。


それはハリボテにしか見えない段ボールで作られた巨大な桃。
そして、これ見よがしに剣が刺さっていた。

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アダム「これはお前を産んだ桃。
刺さっている剣は、今まで色々な人が抜こうとしても抜けなかった剣じゃ!
抜いてみるのじゃ、桃太郎
」



桃「嘘つくんじゃねー!
年取って作った恥かきっ子の俺を産んだのはババアだろーが!
何だよ、その剣はっ!
」



仕方なく剣を引き抜いた桃太郎に拍手をする2人。



アダム「お前なら抜けると思っていた。
さぁ、鬼の元へ旅立つのじゃ、桃太郎
」



桃「エクスカリバーかよっ!
きびだんごとこのチャチな剣で口減らしをするつもりだな
」



アダムとイブはとても貧しく、育ち盛りの桃太郎を育てるのが限界だったのです。



アダム「エクスカリバーだとメジャー過ぎて中二病的には苦しいから、レーヴァテインと呼ぶのじゃ、桃太郎」



レーヴァテインは全てを焼き尽くす豪炎の魔剣。
中二病が好む剣でもある。



イブ「マナであるきびだんごを馬鹿にしてはいけません、桃太郎。
お前は今まで食べたきびだんごの数を覚えているのか?
」



さいなら

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こうして桃太郎は鬼が待つ鬼ヶ島へ向かうことになったのでした。



しばらくすると1匹の鳥が桃太郎の前へ。



フェニックス「私はフェニックスです。
桃太郎さん、マナを分けて頂けませんか?
」



桃「何がフェニックスだ!お前はキジだろうが!
腹減ってんなら食えよ。
」



桃太郎から受け取ったきびだんごをガツガツ食べるキジ。
そこへ現れたのが1匹の犬でした。



オルトロス「私はオルトロスです。
本当はケルベロスが良かったのにメジャー過ぎるから駄目だとアダムさんに言われました。
」


ケルベロスは頭が3つある犬の怪物、オルトロスは双頭の犬の怪物です。
やはり中二病が好む伝説の生き物。

しかし、目の前の犬は普通の犬。
桃太郎はまたきびだんごを与えました。



そこに現れたのは猫の着ぐるみを着た猿。



シュレーディンガーの猫「私はシュレーディンガーの猫です。
孫悟空にしたいと言ったのですが、イブさんにダサいと言われてこうなりました
」


3匹とも飼っていたペットですが、どうやら桃太郎と一緒に口減らしをされたようでした。
一緒にきびだんごを食べ、いざ!鬼ヶ島へ。



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そこに待っていたのは「鬼」と呼ばれし、桃太郎の兄達。
鬼ヶ島に向かえと言ったアダムとイブの魂胆が明らかになりました。



鬼「ついにお前も来たのか、桃太郎」



桃「アイツら、無計画に子作りばかりしやがって!
借金だらけなんだよ。
しばらくこの強制労働施設の鬼ヶ島で働くよ
」



鬼「ガチャに課金しまくる重症の老人中二病だからな。」



持ってきた剣をツルハシにトレードして貰った桃太郎。


兄達と一緒にアダムとイブの借金を返すまでいつまでもいつまでも働きましたとさ。


めでたしめでたし。



まとめ


最後まで中二病路線で書く予定でしたが、そうすると病んでくるので(笑)、こんな展開になってしまいました。


また中二病シリーズを書くかも。

ラグナロクとかレーヴァテインとかシュレーディンガーの猫など、普通は知らない単語が出てきましたよね。
中二病的言葉です。

マジに困ったのが、猿!
中二病ぽい猿がいなくて。

中二病の知り合いに電話して「キングコングは中二病ぽい?」なんて聞いたりしました。
答えは「ダサい」だったの。

中二病的って難しい。

フェニックスも充分にメジャーですが、中二病の鳥と言えばフェニックスでしょ?
オルトロスも友達に教えてもらったの。


中二病は深いわ。


オホホホホ


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