シーガーない野球ブログ

テキサス・レンジャーズという世界一1回の名門チームを応援しています

【TEX】朗希、ドジャースも良いけどレンジャーズも悪くないぞ

 

どうも、エニグマです。

本日のお昼頃、近日中に投稿予定のブログを作成していましたら特大のトピックスが舞い込んできました。千葉ロッテマリーンズのスター選手である佐々木朗希投手について、ロッテはポスティング・システムを利用して来季メジャーリーグ球団への移籍に向けた手続きを開始するというものです。1年ほど前から日本のスポーツ新聞社が佐々木はポスティングでのメジャー移籍を希望しているという真偽不明の報道が一人歩きしていていましたが、球団からの公式発表により一先ず終止符が打たれたようです。

率直に感想を述べさせてもらいます。

「こんなんLAD一択やん…」

これにて議論を終了させるのは非常に簡単ですので、当記事では「敢えて」逆張りの極みであるTEX佐々木労希の可能性やメリットについて述べていきます。自動販売機の底から小銭を探すような惨めな気持ちが渦巻く文章でありますが温かい気持ちで見ていただけると幸いでございます笑

 

■実際レンジャーズが獲得出来る可能性は?

このようなブログを書いている手前あまり否定的な考えや発言をしたくはないのですが、実際の獲得可能性は限りなく低いと言わざるを得ません。先述の通りドジャースが圧倒的に優位に立っているのが佐々木獲得レースの現状であり、ここが揺らぐことはまずないと思います(その理由は記事終盤にて説明します)

また、獲得レースで遅れを取る要素として国際FAのボーナススロットの不足も指摘されます。今年1月にTEXは国際FAにてNo.2評価を受けていたパウリーノ・サンタナ(SS)の獲得を含め3人もの若手選手への投資を行なっており、残高はおよそ$22,500と雀の涙ほどの金額しかない状況です。ボーナススロットに関してはトレードで他チームから獲得することも可能でありますし、ロッテが12月以降にポスティングを申請する場合は国際FAが2024クラスから2025クラスに切り替わるケースもありますのでこの時点での金額の少なさはさほど問題にはならないかもしれません。その点を踏まえてもドジャースの優位を覆すほどのチームはおそらく現れないと思いますが…

 

■佐々木投手に伝えたいレンジャーズ入団のメリット

ここからは数少ない?レンジャーズが佐々木投手に対して与えられるメリットを挙げていきます。

①MLBで最も新しい球場

TEXのホーム球場であるグローブライフ・フィールドはMLB30チームの中で最も新しく開設されたボールパークとなります。MLB志望の佐々木投手でしたら今年のオールスターゲームの開催地であった当球場は知らない球場ではないでしょうし、自分がマウンドで投げる姿を想像しながらオールスターの中継を見ていたはずです(根拠なし)

また、最新の球場ということで最新鋭の施設や器具、アメニティが用意されておりプレーだけでなくトレーニングやグラウンド外のサポートも充実しています。2021オフにセミエンとシーガーをW獲得した際にもセミエンは入団会見にて施設の素晴らしさを述べていました。北海道日本ハムファイターズのホーム球場であるエスコン・フィールドと似たようなグラウンド設計なので馴染みがあると思いますし是非どうでしょうか?

 

②守備指標は基本的に優秀なチーム

今季のテキサス・レンジャーズはDRS+33(MLB11位)、UZR+27.7(MLB3位)、OAA+25(MLB5位)と守備面においてはリーグ全体でも成功を収めたチームでした。今年はダウンイヤーとなってしまいましたが正捕手のハイムは昨年GGを受賞したほど本来は守備に長けたキャッチャーですし、セカンドのセミエンとファーストのロウは2024シーズンのGG賞ファイナリスト3名に選ばれていました。外野もガルシアの膝のコンディションが危惧されますが元は守備が評価されていたプレーヤーであり、新人のラングフォードもレフトならリーグ平均以上の守備を見せてくれました。今年の登板で味方の守備に対してガッカリするような仕草がカメラに抜かれてしまい、一部の心ないファンから反感を買っていましたがレンジャーズなら多少はカバー出来ると思っています。

 

③税金

佐々木投手は現行のルールではマイナー契約からのスタートでMLB最低年俸からキャリアを始めることになるのですが、活躍次第では年俸調停で大幅昇給のチャンスがあります。その時個人の所得税が課せられないテキサス州のレンジャーズに所属していれば多くのお金を手元に残すことが可能となります。え?アストロズじゃ駄目なのかって?ダメに決まっているでしょう笑

 

④煩わしくないファンとメディア

佐々木投手と直接話をしたことは当然ありませんし、共通の知人がいる訳でもないため憶測になってしまうのですが佐々木投手には精神的にやや脆さを感じています。一般的な日本人からするとドジャースは馴染みがありフレンドリーなイメージを持っていると思います。しかしながら、現地のメディアやファンはニューヨークやボストンほどではなくとも手厳しい声や指摘が多いファンベースでありそれを見聞きした場合プレーに影響を与えてしまう恐れがあります。その点、テキサス(正確にはダラス)では過激なスポーツファン、メディア層はほぼNFLのダラス・カウボーイズに流れているため余程の成績不振や素行不良が無ければ暖かく見守ってくれるのではないかと推測しています。元所属のダルビッシュ投手も「テキサスのファンは優しかったですね。敵に対しても行儀が良かった。」とラジオで話してましたし、少なくとも私は悪口は言わないので安心してください!!

 

⑤“一応”昨年世界一のチーム

日本はドジャースの世界一に熱狂したと思いますが、その前年世界一になったのがレンジャーズということを忘れないで欲しいです。直近で頂点に輝いたドジャースではなく前年度優勝、同じ青系統のレンジャーズに“誤って”入団する可能性は捨てきれないはずです()

 

とここまで色々と述べてきましたが、結局佐々木投手はロサンゼルス・ドジャースへの入団を選ぶ可能性が非常に高いと私は考えています。更に言うと、ドジャースの対抗馬が他の29チームを見渡しても全く見当たらないので出来レースでしょ?というどこか冷めた目でこのポスティング戦線を見つめている自分も存在しています…

・現時点で国際FAボーナスプールの残高がMLBトップの約2.5M

・来季大谷が投手として復帰&ローテ入りの関係で6人ローテの導入が確定済み(中4日を回避出来る)

・WBCの戦友である大谷、山本がチームメイトにいる(気軽にアドバイスを貰える)

・気候の良い西海岸

・ポスティングの経緯を考えると一部からヘイトを可能性は高いのだが、日本人ウケは良いドジャースならヒールなイメージも多少緩和?

・日本のスポンサーが付きやすいので副収入の期待値が高い

パッと思いついただけでもこれだけの利点がドジャースにはあります。これは勝てないですね、ハイ。ドジャースが佐々木郎希に対してタンパリングを行なっていたことが発覚し交渉取り消し&入団不可になるくらいでないと他のチームにはチャンスがないのではないでしょうか。それほど絶望的な状況だと感じています。

 

当記事を読んでいただきありがとうございます。明日または明後日には前回ブログで公言していた通り「今オフのテキサス・レンジャーズの補強ポイント」という記事をアップする予定です。もしよろしかったらそちらのブログのチェックもお願いします。

 

総括

まとめるとー。

佐々木が実はデグロムの大ファンで同じチームでメジャーリーガーになる夢を叶えたいという有りもしない可能性で入団してくれることをほんの少しだけ期待しています。

以上です。