せい☆どく

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感想垂れ流し系

放課後のプレアデス 第12話 「渚にて」

まさか最終回にこんなショタましいものを見せてくるとは。


そんなわけで実に良い最終回であった。まさに考えうる理想的な結末と言っても過言ではなく。
最終的に5人の世界線が1つにまとまるのかなーとも思っていたけどそれはあまり解決になってないと言うか。
それやっちゃうとそれぞれの世界を巻き込みすぎになるのでこれが最適解か。若干パチモノくさい見た目になってる子達もいるけど根っこは変わらないようだしこれはこれで。
映像では見られなかったけど残りの4人も似たようなことになってるだろうしどの世界線でもきっかけさえあれば仲良くなれることを示せたのは大きいかな。まさに可能性。
しかし制服の可愛さで学校選ぶとはどこまでも乙女な子よアオイ…まぁ友達と疎遠になる理由なんてそんなものかもしれないけど。
ミナト君に関しては回復してるのか死の間際なのか良く分からないシーンだったけどどちらにせよ本人的に満足そうなので良しとしておくべきか。
違う可能性を見つけるために会長についていくのかとも思ったのだがスバルが肉食系なばかりに…。いや本当この子男女問わずガッツリ頂きすぎである。
人タラシな辺りはさすが主人公と言うべきなのだろうか。


総括。
Youtube版時代の頃から光るものを持っていたのだが正式放送になってもそれは変わらず。
序盤は仲間との交流、後半は敵であるミナト君との触れ合いと最近手を変え品を変えてる魔法少女モノが多いだけにこのシンプルな可愛さと真っ直ぐな気持ちはなんとも心地よいものであった。
それでいて魔法少女パートは妙に科学的と言うかどんどん地球から離れて最終的にどこまで行くのかとワクワク感もあったし。星の煌きは人の想いとは誰のセリフだったか。
ただこれは宇宙だから当たり前なんだけど星すらないような遠方に行くと背景が手抜き気味に見えるのは如何ともし難いところではあった。絵的に地味だし。
だからこそ人間の作画が安定してたのかなーと思うのは邪推であろうか。いや本当に終始可愛さ安定でこれだけでも見る価値はあったなと。
ともあれ本当に良い作品であった。続編的なものは流石に期待できない終わらせ方だったけど変にシコリが残るよりはこれはこれで。