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フルコースというものがある。前菜で始まりコーヒーで終わる。途中には魚料理があり、肉料理があり、スープなども出てくる。国や地域により順番や出るものが変わるが、基本的にはそのような感じだ。一気に全部は出てこない。

このフルコースを、ある地域の美味しいもので作ったらどうだろうか。フルコースの順番で食べ歩くのだ。ということで、今回は北海道の美味しいもので、理想のフルコースを作ってみたいと思う。

北海道のフルコース「食前酒」

日本各地に美味しいものが存在する。それはその地域ならではの料理もあれば、よく知るお店のその地域でしか売っていない限定品、その地域でよく見かけるお店で売っているものなどである。

どうもこの記事を書いている地主です！

北海道には美味しいものが溢れている。ということで、北海道を舞台に理想のフルコースを作りたいと思う。北海道にあるお店で美味しいものを前菜から順に巡り、理想のフルコースを作るのだ。

北海道に来ました！

フルコースにはフランス式やイタリア式などがあるが、そこは臨機応変にいいところを採用して、フルコースを作りたいと思う。だって理想のフルコースを作るのだ。ルールにガチガチに縛られなくてもいいだろう。まずは食前酒から始めたいと思う。

セイコーマートに来ました！

セイコーマートは北海道に本社を置くコンビニだ。1971年8月に札幌に1号店がオープンし、全国的にはセブンイレブンが店舗数1位ではあるが、北海道だけを見れば、セイコーマートが1位となっている。略して「セコマ」などと呼ばれている。

食前酒を買いました！

セイコーマートはオリジナル商品を数多くだしており、私の場合は、北海道に行く楽しみの1つがセコマになっている。それほどに好きなのだ。今回、食前酒としてチョイスしたのは「ストロングサワーゴールデンパイン」と「北のサングリアサワー」の2つだ。

おつまみもあります！

おつまみには「道産たこの酢だこ」と「ごはんにぴったり！ パリパリ大根」をチョイスした。どれも美味しいのだ。お酒のストロングはアルコール度数が9％と強いが、しっかりとパインの味がする、違う、ゴールデンパインの味がする。

パリパリ大根、美味しい！

北のサングリアサワーは、十勝ワインと北海道産のぶどう・いちご・ハスカップの果汁を使用した北海道だらけのフルーティーさを持っている。味に切れのようなものを感じる。美味しいのだ。パリパリ大根との相性がよくお酒が進む。最高の食前酒と言える。

幸せ！

北海道フルコース「前菜」

フルコースは1日にして成らず。北海道は広く、車で移動するので、日中はお酒を飲むことはできない。そのために食前酒だけ前日の夜に飲んだのだ。朝になったので、まずは前菜をいただこうと思う。北海道には美味しいものがたくさんあるのだ。

セイコーマートに来ました！

買いました！

前菜もセイコーマートをチョイスした。偶然だ。「山わさびマヨたま」「子和えこんにゃく」「すじこ（おにぎり）」「フォンデュソース&ポテトサラダドーナツ」「ガラナ」。どれもセコマオリジナルの商品だ。ガラナは北海道を代表する飲み物でもある。

これ、美味しいのよ！

「山わさびマヨたま」はフワフワでありながら、山わさび特有の攻撃的な感じもあり、美味しい。山わさびは北海道ではよく育てられているもので、英語ではホースラディッシュとなる。ステーキやローストビーフなどを食べる際によく使うものだ。

どれも美味しいね！

北海道フルコース「スープ」

前菜はどれも最高に美味しかった。セコマを心から堪能できている。幸せである。北海道の楽しみの半分はセコマなのだ。ちなみに埼玉や茨城にもセコマはある。早く都内にも来てほしい。次はスープだ。最高のスープをいただこうではないか。

セイコーマートに来ました！

偶然なんだよね、またセコマに来てしまった。ちなみに今まで3つのセコマに行っているが、全て別のセコマだ。車で少し走れば、セコマが次々に出てくるのだ。ちなみにどこのセコマも多少の差はあるけれど、同じ商品が並んでいる。

スープを買いました！

「冷たいカップうどん」「冷たいラーメンカップ（醤油）」「冷たいカップそば」をスープとして買った。ついでに「ダブルメロンのクリームパン」「ストロングスパークリングガラナ」も買った。パンはフルコースの随所に出てくる気がするから買ったのだ。

これをスープとします！

出汁を入れると、

スープと言えるかな、と！

これは私が大好きなシリーズだ。透明なカップというのが涼しげでいいし、麺を断面図的な感じで見ることもできる。セコマに行った際は必ず買って食べている。ただ今回はスープなので、麺は具という考え方だ。

涼しげなスープでしょ！

ストロングスパークリングガラナというのも涼しげだ。前菜で登場したガラナが本来のガラナの姿ではあるが、こちらもしっかりとガラナ味を感じられる商品になっている。いい意味でサロンパスのような味で私は好きだ。清涼感がある。

無糖、0カロリーですよ！

ダブルメロンのクリームパンも斬新である。青肉メロン赤肉メロンの2種類のクリームが入っていると思うでしょ。違うのだ。赤肉メロンの果汁が生地に練り込まれ、青肉メロンがクリームとなっている。全てがメロン、もはやパンではなくメロンと言ってもいいかもしれない。

もはやメロン！

全て美味しいです！

北海道フルコース「プリモ・ピアット」

フランス式のフルコースであれば、スープの次は魚料理ではあるが、一旦イタリア式を取り入れよう。「プリモ・ピアット」というパスタなどの時間があるのだ。北海道はパスタが美味しい地域でもあるので、外せないのだ。

ということで、セイコーマートに来ました！

買いました！

セコマで「チーズクリームチキンパスタ」「チキンたっぷりペペロンチーノ」「テリヤキバーガー山わさびマヨ」「エナジードリンク」を買った。「チキンたっぷりペペロンチーノ」は私の大好物でチキンのゴロゴロ感が素晴らしい。

ゴロゴロでしょ！（チキンたっぷりペペロンチーノ）

「チーズクリームチキンパスタ」もチーズのトロけ具合が素晴らしく、110円でこれが食べられてしまう奇跡に涙してしまう。セコマは安くて美味しいのだ。しかも小分けなのがいい。あれとこれと、と好きなものだけを選ぶことができる。

最高のトロけ具合でしょ！（チーズクリームチキンパスタ）

幸せってこういうことかなと思う。美味しい。北海道はパスタの国だ。フルコースを1つのお店ではなく、はしごして作るからこその喜び。もっとも今のところ、全部セコマだから、1つのお店（セコマ）でもフルコースが作れるわけだけども。

美味しいよ！！！！

北海道フルコース「魚料理」

次は魚料理である。ポワソンと言ったりするそうだ。快調に、とても快調に理想の北海道のフルコースができつつある。北海道は魚が美味しい地域でもあるので、期待したい。そして、期待を裏切ることはないだろう。美味しいのが確定しているのだ。

セイコーマートに来ました！

買いました！！！

「冷たい鯛だしラーメン」「塩さば焼き」を魚料理として購入した。ついでに「プリンクリームパン」「北海道メロンのクリームソーダ」も買った。偶然にもまたセコマではあるが、今までのセコマとはやっぱり別のセコマだ。

涼しげでいいですな！（冷たい鯛だしラーメン）

冷たい鯛だしラーメンは、鯛だしの上品でまろやかな旨味がたまらない。磯臭いわけではない。しかし、海を感じる。いや、海の恵みを感じると言った方が適切だろう。柑橘が爽やかさを産んでいる。満腹でも食べたくなる一品だ。

塩さば焼きは定番！

セイコーマートの定番と言ってもいい「塩さば焼き」。美味しいのだ。プリンクリームパンも懐かしい感じで美味しく、北海道豊富町産の牛乳が使われている。メロンのクリームソーダはもちろん北海道産のメロンが使われている。北海道だらけなのだ。

美味しいよ！！！！

北海道フルコース「ソルベ」

フルコースではここで箸休め的にシャーベットなどが出る時間がある。アイスである。北海道と言えばソフトクリームと思われるかもしれない。今回は違う。メロンのアイスでしょ、と思うかもしれない。それも今回は違う。

セイコーマートに来ました！

買いました！

「MINTかき氷」と「仁木町産りんごのシャーベット」だ。共に口をスッキリさせてくれるものたちだ。「MINTかき氷」は北海道滝上産和ハッカを使用している。見た目だけでも涼しげなかき氷となっている。

涼しげ！　甘くて爽やかで美味しいよ！

そもそもアイス自体が冷たいのにハッカを使うことでさらに冷たく感じる。また甘さが後を引かず、切れを感じる。それがいいのだ。爽やかなのだ。お口がリセットされてもう一巡できそうだ。幸せな時間だった。ちなみにハッカは北見なども有名だ。

素晴らしくいい匂いがします！

仁木町産のりんごのシャーベットはりんごの香りが素晴らしくやっぱり美味しい。仁木町は果実の街で、果樹栽培が盛んな地域だ。りんご、ぶどう、さくらんぼなどが作られている。そんな街のりんごを使ったシャーベット。美味しいに決まっているのだ。

美味しい！

北海道フルコース「肉料理」

いよいよメイン中のメインと言ってもいい「肉料理」の順番になった。北海道はやはり肉も有名だ。車で走っていてもよく牛を飼育している牧場を見かける。北海道は全てにおいて弱点がないのだ。

ということで、セイコーマートに来ました！

ホットシェフというのがあるんです！

セイコーマートには「ホットシェフ」というブランドがある。これは店内で作っている温かい料理のこと。店内でもホットシェフのコーナーは別に設けてある。前菜で買った「すじこ（おにぎり）」もホットシェフの一品だ。

買いました！！！

「和牛弁当（ホットシェフ）」「豚精（塩&ブラックペッパー）」「塩キャラメルクリームパン」「パイナップルジュース」を買った。どれもセコマのオリジナル商品だ。「和牛弁当」は国産黒毛和牛100％使用で輝きが違う。眩しいほどに輝いている。

輝いている！

「豚精（塩&ブラックペッパー）」も好きだ。セコマの中では値段が高い部類な気がするけれど、値段と味が伴っている。ペラペラな肉ではなく、分厚く、一噛み毎に旨みが出てくる。肉を食べている感じがして好きなのだ。今日は頑張ったという日はこれを買うことにしている。

豚精（塩&ブラックペッパー）美味しいのよ！

「塩キャラメルクリームパン」は豊富町の牛乳を使い、オホーツク産の塩を使っている。パイナップルジュースは個人的にパイナップルが好きなので買った。どれも美味しい。最高のメインと言える。

美味しい！

Pecoma持っています！

ちなみに私はセコマのカード「Pecoma」を持っている。電子マネー機能付き会員カードでクラブポイントが貯まる。ポイントが貯まるとポイントに応じて、ペコマーケットから欲しい商品をもらうことができるのだ。せっせと貯めている。

ペコマーケットからなにか貰えます！！！

北海道フルコース「デザート」

肉料理が終われば、いよいよデザートである。北海道はデザート王国でもあるのだ。やはり牛乳が有名というのが大きい。たとえば、別海町では人口より牛の数が7倍ほど多い。つまり北海道はデザート王国なのだ。

セイコーマートに来ました！

買いました！！！

デザートもセコマである。だって美味しいんだもん。「チョコミントドリンク」「京極の名水コーヒーゼリー」「たまごプリン」「ホイップ&カスタードダブルシュー」「北海道牛乳のカスタードシュー」「メロンシュークリーム」「ダブルウインナー」を買った。

「たまごプリン」が美味しすぎる！

大前提としてどれも美味しかった。本当に美味しい。セコマにハズレはない。その中でも「たまごプリン」がずば抜けて美味しかった。昔を思い出すような硬めのプリンなのだ。私が食べてきたプリンでは3本の指に入る美味しさ。硬めのプリンってなんでこんなに美味しいのだろう。マジ、美味いよ、これ。

プリン、美味しいよ！！！！！！！

 ã¯ã„、私に大きな変化があったことがわかるだろうか。プリンが美味しくて異常にテンションが上がったというだけではない。もっと大きな変化があったのだ。

これです！

マスクが変わりました。冒頭の方でつけているマスクと、今つけているマスクは違うのだ。セコマのマスクなのだ。セコマの刻印も入っている。セコマは食べ物だけではない。全てにセコマはあるのです。あなたのそばにセコマはいるのです。

セコマのマスク、

カッコいいでしょ！！！

北海道フルコース「コーヒー」

いよいよフルコースの最後である。コーヒーだ。コーヒーでこのフルコースを締めるのだ。ここまで完璧なフルコースができている。私はブラックコーヒーが好きなので、それをいただこうと思う。北海道にも美味しいコーヒーを出すお店があるのだ。

セイコーマートに来ました！

コーヒーを買いました！

セイコーマートには、他のコンビニで見るようなカップを買ってマシンで淹れるコーヒーもあれば、ペットボトルのコーヒー、缶のコーヒーもある。「グランディア」がブランドの名前になるようだ。京極の名水ブラック珈琲以外はそうなっている。

塩パンと大福も買いました！

塩パンはホットシェフのシリーズなのでお店で焼いている。塩加減が絶妙でコーヒーとよく合う。大福はいろいろな種類があって選ぶのが楽しい。個人的にはずんだ大福が好きだ。どれも美味しいけどね。

ずんだ！！！

コーヒーはどれも美味しい。量が多いという理由で「グランディア ブラックPET」をよく飲んでいた。キレのある味で風味も豊かだ。純粋に美味しいのだ。セコマには隙がない。全く隙がない。前菜からコーヒーまで完璧だ。不満がない。北海道は素晴らしい。そういう結論になる。

最高のフルコースになりました！

セコマが好き、いや大好き

北海道の美味しいものでフルコースと言いつつ、結局は全てセイコーマートになってしまった。それはなぜか、私がセコマが好きだから、いや、大好きだからだ。ワクワクするのだ。商品の多さや、美味しさなど。北海道に行った際のお土産もセコマで買ったりしている。ぜひ今度は福井の「オレボ」や、青森の「オレハ（オレンジハート）」とかでもフルコースを作りたいと思う。

別の日の夜、やっぱりセコマ！

紹介したお店

※本記事に掲載された情報は、取材日時点のものです
※電話番号、営業時間、定休日、メニュー、価格など店舗情報については変更する場合がございますので、店舗にご確認ください 

 è‘—者プロフィール

著者　地主恵亮
1985年福岡生まれ。基本的には運だけで生きているが取材日はだいたい雨になる。2014年より東京農業大学非常勤講師。著書に「妄想彼女」（鉄人社）、「インスタントリア充」（扶桑社）がある。
Twitter：@hitorimono

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