これぞ「大人の洋食」!京成立石の名店でいただく「3本直立エビフライ」

本日6月21日は「エビフライの日」だそうです。曲がったエビが6に見えるのと、21で「フライ」と読ませるのがその選定理由。子どもの頃誰もが憧れた洋食の代表である「エビフライ」。童心に返って美味しいエビフライを求め、京成立石の洋食の名店にうかがってきました。(亀有・青砥のグルメ・洋食)

これぞ「大人の洋食」!京成立石の名店でいただく「3本直立エビフライ」

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本日6月21日は「エビフライの日」! 制定理由を調べてみると、

 

味のちぬやが制定。

おいしいえびフライをもっと食べてもらうのが目的。

日付は曲がったえびの形が6に見えることと、『フ(2)ライ(1)』の語呂合わせから。

 

とのことです。語呂合わせには慣れてきましたが、今回の発想力はさすがに拍手ものです。

 

美味しいエビフライを求めて一路京成立石へ

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今回お邪魔するのは、京成立石にある洋食の名店、「洋食工房ヒロ」。こちらでは、本格的な洋食をリーズナブルなお値段で提供しているとのこと。一体どんなエビフライをいただけるのでしょうか。

 

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のどかな雰囲気の京成立石駅から歩くこと6~7分。

 

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住宅地の中に、「洋食工房ヒロ」発見!

 

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看板を見ると、誰もが子どもの頃憧れた洋食がずらっと並んでいます! ãªã‚“とも充実のラインナップ。

 

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本格的な洋食ですが、お値段は決して高過ぎではない印象です。というわけで、さっそくエビフライをオーダー。そしてしばらくすると……

 

衝撃のエビフライと対面

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……私は夢を見ているのでしょうか。

 

何とエビが逆立ちしています。

 

子どもの頃、私の母が作ってくれたのとは雲泥の差の大きなエビが3本そそり立っています。エビフライが大好きな筆者は、この光景だけで胸がいっぱいになってしまいました。

 

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横から見るとお分かり頂けるように、サラダも全く手が抜かれていません。

 

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添えられたレモンやトマト一つを取っても、芸の細かさが分かります。もう、これは一つのアート。お皿の上でひとつの世界が構築されています。幼い頃、お子様ランチを前に胸を躍らせた時の気持ちを思い出しました。

 

既にお分かりの通り、3本のエビフライは絶妙なバランスで直立しています。もっと魅力が伝わる写真を撮ろうと、前のめりになった結果……。

 

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あっ……!

 

 

 

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エビにカメラがぶつかり、無残にもエビが倒れてしまいました……


落ち込む筆者に「食べやすくなってちょうどいいじゃないですか」とフォローしてくれる店長さん。優しさが、心に染みます。

 

 

気を取り直してさっそく実食

 

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ギッシリ身が詰まっているのがお分かり頂けるでしょうか?

 

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タルタルソースをつけて、いただきまーす!

 

ああ……至福の時。頭の中がお花畑になっております。


ぷりっぷりのエビとサクサクの衣はもちろんのこと、タルタルソースがまた絶品。店長さんがマヨネーズから手作りしているそうで、お砂糖を使っているのだとか。

 

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からしではなく、粒マスタードを使ったポテトサラダも優しい味がします。

 

このボリューム、かなりお腹を空かせてきたはずなのに、2本でギブアップ。残りの1本はお持ち帰り容器に入れて頂きました。女性の方は、一皿を何人かで分けてもいいかもしれないですね。

 

 

洋食工房ヒロのこだわり

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2006年の開店以来、調理を一人で担当している店長の飯田さんが心がけているのは、丁寧な仕事をすること。エビを余すところなく味わってもらえるよう、しっぽの殻をぎりぎりまで取り除く手間も惜しみません。


「お客様の評価は総合点で決まります。細かいところや盛り付け一つをとっても手を抜きたくないんです」と話してくれました。

 

また、テーブルごとに料理を出すのが「洋食工房ヒロ」流。他のテーブルとオーダーが重なったからといって、まとめて作ったりはしません。最初のテーブルのためにハンバーグとエビフライを作り、それから隣のテーブルのハンバーグに取り掛かります。その分お客様をお待たせしてしまうこともあるそうですが、どのお客様にも平等に、ハフハフな状態で料理を食べてもらうためのこだわりなのだそうです。

 

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休日は他の洋食店を見てまわるという、勉強熱心な飯田さん。看板メニューを聞いたら、「全部!」と自信を持って答えてくれました。大きなエビフライを前にしてマナーが分からず戸惑っている筆者を「好きなように食べればいいんですよ!」と笑い飛ばしてくれた気さくなお人柄です。

 

「洋食工房ヒロ」は最近ではメディアに取り上げられることも多く、特にランチタイムは行列必至。時にはランチメニューが売り切れてしまうこともあるそうです。絶対に食べたいメニューがあるのなら、なるべく早くお店に到着するのがお勧めですよ。

 

6月21日のエビフライの日は、ゆっくりと時間が流れる京成立石にどうぞ。細部までこだわった大きなエビフライを口いっぱいに頬張り、童心に返ってみてくださいね。

 

紹介したお店

洋食工房ヒロ
住所:東京都葛飾区立石1-6-1
電話:03-3696-7503

 

 

 

 

 

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「人と料理の交差点」をテーマに、単なる料理の技術を学んでいただくための教室ではなく、お友達や家族に笑顔を届けてもらえるようなレッスンを展開中。笑顔と歓喜溢れるレッスンには、毎回多くの人が集まる。
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文:23番地cook専属ライター 佐藤 結衣(さとう ゆい)

好奇心旺盛なアラサー女子。好き嫌いと二日酔い経験がないことが自慢です。接客業で培った人見知りしない性格を武器に、食に関するみんなの「知りたい」をカタチにしていきます。

 
                           
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