羽根つき餃子の作り方はこれでOK! パリッと美味しい羽根の焼き方完全ガイド

焼き餃子の醍醐味は何といっても焼き上げた時にできる羽根!人気の羽根つき餃子の焼き方、実は簡単なんです。こちらの記事では水溶きの小麦粉を使って簡単に羽根を作っちゃいます。もちろん片栗粉でもOK!ポイントは、差し水と小麦粉を10対1で混ぜておくことと、蒸し焼きにすること、そして最後の油!レシピをマスターして、美味しい羽根を作ってくださいね。(丸の内のグルメ・中華)

羽根つき餃子の作り方はこれでOK! パリッと美味しい羽根の焼き方完全ガイド

餃子って、ほんっとに美味しいですよね。パリッと焼かれた皮の食感と、モチっとした皮の食感を両方楽しめ、噛むと、肉と野菜の汁がジュワー!!  ç™½ã„ご飯をバクバク食べれるし、ビールのおつまみにも最高です。

 

しかし、家庭で餃子を焼く時、皮がフライパンにくっついてボロボロに崩れてしまったり、焼きすぎて焦げてしまったりと、上手く焼けないことってありませんか?

 

今回は、料理家164(ヒロシ)が、家庭でも美味しく餃子を焼ける科学をお伝え致します!しかも、パリッパリの羽根付きバージョンでございます!

科学その1:差し水と小麦粉を10対1で混ぜておく

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餃子を焼く時に必要になる差し水。この差し水を入れ、フタをして蒸し焼きにすることで、餃子の中まで熱が通り、フライパンに接していない皮の部分が、モチッと仕上がります。

 

羽根付き餃子を作る際には、この差し水に、小麦粉を混ぜ入れておきます。私の経験では、この差し水に入れる小麦粉の量は、水100ccに対して、小麦粉が10gです。

 

多すぎるとネチャっとしてしまうし、少ないと、そもそも皮ができません。概ね10対1の割合で、差し水を作るとパリパリの羽根を作ることができます。

 

科学その2:フタをして蒸し焼きにする

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家庭で餃子を焼く時には、丸いフライパンを使うと思います。一方方向に並べるよりは、円状に並べてあげるとお皿に盛るときに、羽根が崩れないできれいに仕上がります。

 

それでは、まずフライパンにサラダ油をひいて、餃子を2分程、中火で焼いていきます。そして、小麦粉を混ぜた差し水を入れ、フタをして蒸し焼きにしていきます。中火にして、5分くらい焼いていきます。

 

ここでも科学をひとつ。

小麦粉にはデンプン質が含まれているので、熱することで粘りがでて、気泡が餃子全体を包むようになり、上部の皮をモチっとした仕上がりにしてくれます。(小麦粉を混ぜずに水だけで蒸し焼きにすると、皮が乾燥した仕上がりになってしまいます。)

 

差し水に、小麦粉を使うのには、羽根を作り出すと同時に、その粘りの特性を活かして、上部の皮をモチッとした仕上がりにする為でもあるんですね。

 

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科学その3:仕上げに油で焼き揚げる

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羽根が出来てますね。この羽根をパリパリに仕上げるために油を鍋肌から回しかけます。ごま油で香り高く仕上げていきます。

 

鍋を揺すったり、フライ返しで羽根の淵を少し持ち上げてあげると油が潜り込んで、全体を焼き揚げてくれます。

 

最後に油を使う事で、羽根への熱の伝わりが均一かつ、高温になるので、パリッと仕上がります。

 

 

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材料

 

  • 餃子(市販のもの)・・14個
  • サラダ油・・大さじ1
  • 水・・100cc
  • 小麦粉・・10g
  • ごま油・・大さじ2

 

レシピ

 

  1. 水と小麦粉を混ぜ、差し水を作る。
  2. フライパンに、サラダ油を引き、餃子を円状に並べて中火で2分程焼く。
  3. 差し水を入れて、フタをし、さらに5分程中火で焼く。
  4. ごま油を鍋肌からまわしかけ、下の皮全体になじむようにして焼き揚げる。
  5. 火を止め、大皿をフライパンにフタをするようにし、ひっくり返せば完成です。

 

 

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おしそうですよね。はい! それでは、本日の科学のおさらいです!

 

  • 科学その1【差し水と小麦粉を10対1で混ぜておく】
  • 科学その2【フタをして蒸し焼きにする】
  • 科学その3【仕上げに油で焼き揚げる】

 

 

この3つを押さえれば、家庭でもパリパリの餃子が作れちゃいますよ!!

このパリパリの羽根があると、食感が良くなるし、タレもよく絡んで、餃子をホントに美味しく食べれますよね!

 

皆さんも是非、ご家庭で試してみてくださいね。出来上がりに、みんなが「おーーーーっ」と歓声をあげてくれますよ。

 

 

料理家164(ヒロシ)

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