簡単な内容とあなたに与えた変化なども教えて頂けると嬉しいです。
ちなみに私は三十路前の多趣味な男です。
去年読んだ中で良かった本はミルの「自由論」と立花隆の「青春漂流」です。
「金持ち父さん貧乏父さん」のようなベストセラーはなるべくさけてください。
とりあえず立ち読みしてみます。
ありがとうございます。
すごいよ!!マサルさん―セクシーコマンドー外伝 (1) (ジャンプ・コミックス)
小学生のときに読んでかなりはまってしましました。
ギャグ漫画です。理不尽な内容です。
読んだ後はかなり言動がおかしくなりました(今でも)。ちなみに私の血液型はAB型でその影響もあるかもしれませんが・・・
ギャグ漫画・・
そうですか、人生に衝撃をあたえましたか・・
漫画も読まない事はないですが特にギャグ漫画となると稲中卓球部までですかね。
漫画ではモンスターやバガボンドは好きです。
ドストエフスキーの『罪と罰』です。
善悪について考えさせられる一冊でした。
これもそのうち読まなければと買ったものの読んでいない本です。
気分次第の乱読生活なのでなかなか読み始めることができません。
長い年月を生き残ってきた古典には使い捨てされるナマモノ的な情報とは異なり、保存食のような価値があると考えています。
しかし変化の早い時代、つい旬なものに手を出てしまい、後回しにしてしまう私です。
ありがとうございました。
http://homepage1.nifty.com/maname/book.html
「伝わる・揺さぶる!文章を書く」(山田ズーニー)
社会人になっても文を書く事が非常に苦手だったのですが、資格試験で小論文を書かなくてはならなくなり勉強のためにいくつか本を読み漁ってた頃に出合った本です。
この本を読んでからは、今まで全く文章を書くことがなかった私がブログで長文をたくさん書くようになりました。文章を書くときの考え方というのを初めて知ったときだと思ってます。
去年読みました。
自分の文才のなさに嫌気がさし、少しでも改善したいとこの本を手に取りました。
読み易いわりに、やる気のでる一冊。
いい本だと思いました。
ありがとうございます。
太宰治『斜陽』です。
中学3年生の時に読みました。ショックやら感動やら、びっくりする事だらけでした。田舎の中学生だったもので、腰が抜けそうになりました。また、本を読んで泣いたのは初めての体験でしたよ。
内容は言わなくてもいいですよね?
感想ですが、自殺した青年の遺書の内容が一番ショッキングでした。遊んでばかりいて働きもしないで、友達と毎晩飲み歩くなんてふざけた野郎だ!!と思っていました。実は、内面では、こんなに苦しんでいたのか、と思ったら涙が溢れてきました。
思春期に読んだ本って、結構記憶しているものなんですね。
この本に出会ってから、夢中になって読書をする、のが自分の趣味になりましたし、作家になりたいとも思うようになりました。こんなに、他人を惹きつける魅力的な作品を書ける太宰治という作家はすごいと思います。
実は読んでません。
「人間失格」で衝撃を受け、良い意味で深く落ち込んだため、避けている一冊です(笑)
太宰治はすごい作家だと思います。
荒治療で効果があると有名な治療院のようなイメージです。
行きたいけど痛そう・・
覚悟を決めて読みます。
ありがとうございます。
ちょうどいいんじゃないかな、20代の終わりくらいが、読むのに。
A・トフラーって人の著書は、内容が圧倒的だから世界中で売れまくるんだけど、向上心だけで教養が伴わないビジネスマンは結局読んでなかったり読めてなかったりするんですよ、ちゃんと。彼の10年以上前に出版されてベストセラーになった本を、買った奴が全員読んでたら、こんな10年間になってないだろうと思うねw。まあ、賢い人向けだね。馬鹿にはわかんないよ。予備知識はとくにいらないけど、馬鹿には難しいかな。
ちなみにこの本をよく読んで、そこから導かれる思索と見通しのみを頼りに、外国企業への株式投資で結果出してる知り合いがいます。ちゃんと読めばそれも全然不思議じゃないね。そんな感じの本ですよ。
よく読めばちゃんと、これからの時代、どう生きれば得かってことを、読み取れるはずだと思うけどね。
変化は、正直に書くと、俺はこの本を読んで、やっぱり俺が考えてた流れというかスジは、良い線いってるなって確信して嬉しくなって、より自信を持って生きていけるようになった気がするよ。
タイトル、著者名ともに知っていましたが一昔前のベストセラーはあまり役に立たないという先入観があり、読んでいませんでした。
上下巻ということでヴォリュームがありそうなのでまずは目次をチェックして来ようと思います。
ありがとうございました。
この本自体は新刊ですね。
本屋で見てきました。
book-offで見かけたら買おうと思います。
神との対話
有名すぎる本だったらごめんなさい。タイトルが、胡散臭いので読む気がなかったのですが友達に
「だまされたと思って読んでみて」と渡され、読んでみて驚愕!
特に経済のところが驚きました。お金のシステムのところとか。今の経済社会について詳しい方や、会社でバリバリ一流で働いている方こそ、読んで欲しいと思います。他に環境や自然破壊の問題についても載っていて非常に驚きました。
立花隆さんは宇宙に関する本も多く書かれていますので、そういった本とどこか似ている部分があるなと思います。対話形式でパラパラと読みやすいです
有名すぎるんですか?
確かにタイトル胡散臭いですね。
オカルト本であればパスするんですがまともな本なのでしょうか。
立花隆は特別に好きというわけではありませんが「青春漂流」に関しては人生の岐路に立った人々へのインタビューをまとめたもので三十路前の自分にとってタイムリーだったことが大きいです。
ありがとうございました。
読んでました。
スタンドとかの頃が面白かったです。
ロックバンドの名前がついてましたね。
衝撃を受けた本は多くありますが、あまり知られていないこの作家の本をあえて。読んだのは最近ですが。
若くして結婚した夫婦がうまくいかない話。
前半では特に人間の性格とは人によってこうも見え方が変わってしまうのかということがよく分かります。
独りよがりな考え方にはまってしまったことがある人なら、ここまであからさまに(それでいてリアルに)やられるのを読むと、今までのことが少し馬鹿馬鹿しくなって、落ち着けます。
自分の見え方を相対化する意味で非常に面白い読書体験になると思います。
で、最後まで読むと、平凡な人生のリアルにやられます。
まだ6冊読んだところですが、アン・タイラー自体が現在進行形で私に衝撃を与えています。
他の人のサイトですが、こちらも参考までに。
まわりの友人たちが次々と家庭を築いている為、少なからず結婚を意識せずにはいられない今日このごろ。
自分が家庭を築くことにリアルを感じられない私には違う意味でもいいかもしれません。
ありがとうございます。
暴走した列車の前に自分の体を投げ出し、自分の命を犠牲にして乗客の命を救うという内容の小説です。
三浦綾子さんが「一粒の麦、地に落ちて死なずば、唯一つにて在らん、もし死なば、多くの果を結ぶべし」という聖書の一説を小説に託したものです。
人生について悩んでいた20代の頃に読んで衝撃を受け、自分の生き様、死に様について深く考えさせられた1冊です。
十代の最後、村上春樹の「ノルウェイの森」を読んで生と死について深く考えるようになりました。
死に様については選べないかもしれませんが、生き様については自分次第である程度なんとかできるような気がします。
出来る事なら自分の人生に関わる全ての人にプラスの影響を与えられたらと思います。
ありがとうございます。
この本というか、河合隼雄さんに衝撃を受けました。
(河合隼雄さんを知るきっかけになった本ですのでこれを選びました)
ずいぶん前ですので内容は要約できませんが、印象に残っている事柄だけ書きますと
・「同じ釜の飯を食った仲」というような日本的感覚は欧米人でも体験すれば良さがわかるが、説明ではどうしても伝わらない。体験しないとわからない。
みたいな感じです。
それまでは、西洋の合理主義や論理的思考の方が、和を優先させたり以心伝心を重んじる日本の風土よりも、上位だと何となく感じていたのが、一変させられました。
河合隼雄さんの著作を読んでいく内に、より多くの他人を受け入れることができるようになったと思います。(別に付き合いが深くなったとかではなく、自分の心の中での受け入れ度合いが深くなったということですが・・・)
河合隼雄さんの本は読んだ事がないのですが、心や感情についての著書が多かったと記憶しています。
些細なことに腹を立て、一時期は過度の人間嫌いに陥いりました。
私にとって、他者を許容するというのは重要なテーマのひとつです。
ありがとうございました。
アルベール・カミュの「異邦人」はいかがですか。
http://www.jmca.net/booky/takeshita/miya9.html
カミュが描いた、殺人を犯したのは「それは太陽のせいだ」という不条理な殺人犯は、高校生だった私に人間の持つ理不尽さを教えてくれました。
これも持っていますが読んでいません。
「それは雲のせいです。」
ありがとうございます。
何を期待されているかが、よくわからないので、的はずれかもしれませんが、読む前とよんだ後で、生き方に変化があったと言う意味では、『働くひとのためのキャリア・デザイン』(金井壽宏著、PHP新書)です。
人生には、成長に伴っていくつかの成長のステージがあること、あるステージの終わりと次の時期のステージの始まりをつなぐ「過渡期(節目・転機)」があり、その過渡期の時期には、大まかなものでいいから、自分の今後の人生の設計図を書いておいた方が良いこと、過渡期をうまく乗り切れないと次のステージにうまく進めないという内容です。1冊のうち、どこかには、何か役に立つことを見つけられるのではないでしょうか。
私が書いているブログでも、以前この本を取り上げましたので、ご関心があれば、読んでみてください。
私自身、学べるものは何でも学んでやろうと思い日々過ごしていますが、好き勝手に生きてきた為、人に誇るためのキャリアについてはかなり無頓着です。
私の過去を面白がってくれる人はいますが就職のためのキャリアとしてはもう手遅れかもしれません。
しかし一般の人のキャリアデザインを知るという意味では面白そうですね。
ありがとうございます。
フェルマーの最終定理にまつわる、三百年にわたる数学者たちの闘いの軌跡を描いたノンフィクション。
世界の真理に辿り着くため、時には命すらかけながらひとつひとつ石を積み上げて行く、天才たちの執念に心打たれます。ワイルズがついに完全証明に至った部分の描写では涙がこぼれました。
究極の天才たちでもこれだけ苦しみ努力しているんだ、及ばずながら自分も頑張ろうと読後に素直に思えました。
平易な表現で書かれているため、数学の知識が無くても問題なく読むことができます。(私自身、数学の知識は皆無です)
とても面白そうですね。
理数系は苦手ですが数学の知識がなくても読めるのならば大歓迎です。
フェルマーの最終定理すらよくわからないですがまずは少し立ち読みしてみようと思います。
ありがとうございます。
これは昔読みました。
あまり細かく覚えていませんが不思議な始まり方だったので印象に残っています。
結末の流れの記憶があやふやなので読み返すべきかも・・
ありがとうございます。
芥川龍之介の「地獄変」には本当の意味で“衝撃”を受けました。
「絵師」が自らの作品に込める一念の凄まじさ。
またその凄まじさを、より浮き彫りにするかのような淡々とした語り口。
これは何も予備知識もなく読んだ方が衝撃度は高いかもしれませんね。
芥川龍之介といえば、どの作品も短めで読みやすく、また教科書にも「羅生門」などが
掲載されているので、作品としては読む機会も多いと思うのですが、あの凄まじさが
よくないのか、なかなか「地獄変」は読む機会がありませんでした。
それだけにショックを受けた記憶を今も生々しく覚えています。
芥川龍之介は「羅生門」しか読んでないような気がします。
それにしても読むべきだと思える本は沢山ありますね。
限られた時間のなかでどんな本を選択するかで人生が大きく変わるような気がします。
ありがとうございました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/7%E3%81%A4%E3%81%AE%E7%BF%92%E6%85%...
『7つの習慣』です。
もしこの本に出会ってなかったら自分の人生は……
考えただけで、ぞっとします。
ベストセラーですね。
私も読みました。
出会ってどうなったのでしょう?
そこが知りたいです。
大学の頃出会った哲学好きな友人に勧められました。今自分がいる位置、行っている行動は必ずどこかの道につながっている、と信じさせてくれる話です。
アルケミスト―夢を旅した少年 (角川文庫―角川文庫ソフィア)
結構評価の高い本のようですね。
立ち読みしてきます。
ありがとうございました。
高校のとき教師に「常識を考えて行動しろ」と怒られて、「常識ってなんだろう?」と思って本屋に行ったらこの本があったので買って読みました。
表題の「常識について」は「常識とはこういうことだ」ということではなく「常識という言葉」の意味や背景について書かれたものです。
この本を読んだことで「常識」という言葉のもつ意味について色々と考えるようになりました。また「常識」という言葉を軽々しくに使う人から感じていた「違和感」が明確になりました。
「常識」。確かによく使われるわりにその定義を明確に説明するのは難しい言葉ですね。
常識という言葉を乱発する人に限って生活における活動範囲が狭いような気がすることもあります。
列に並ばないフランス人、電車内で大声で携帯で話すイタリア人、場を気にせずタバコを吸うドイツ人、電車内で痰を吐く中国人。
日本人の一般的な感覚で言えばきっと「非常識」でしょう。
しかしそれが「常識」とはいわなくても許容されている場所があります。
常識にも国境はあるのでしょうか?
読んでみます。
ありがとうございました。
森川嘉一郎「趣都の誕生」
秋葉原と渋谷の建築についての本。
おそらくこれが私の進路を決めました。
建築関係の方でしょうか?
建築は興味がある分野のひとつであり、旅の目的の一部にもなっています。
なかなか興味深い本ですね。
ありがとうございます。
これも読みました。
簡潔でわかりやすい文を書くためにはなかなか良い本だと思っています。
仕事をやめようかなと思っていた頃に読んだ本の1冊。
実際に、この本屋に行ったこともあり、好きなことを
しながらでも暮らして行くことができるのかもなと
真剣に考えるきっかけになった本です。
(この本を大切にしてもいませんし、何度も読み返してもいません)
この人の本を一冊も読まない人生というのは、成功した人生かもしれませんが、つまらない人生だなと私自身は思います。
好きな事で食べて行くということは素晴らしいと思います。
そういう行き方をする人が増えたら文化としてさらに面白いものが生まれそうな気がします。
本多 勝一さんは「日本語の作文技術」のみ持っています。
ありがとうございます。
建築家の安藤忠雄著の「建築を語る」
建築家を目指していて、図書館で借りて読んだのですが、人生観というか、そういうものを考えさせられました。
持っています。
しかし彼以降コンクリート打ちっぱなしの建築が増えましたよね。
模倣から独創に昇華させてから物を建ててほしい思う今日このごろです。
ありがとうございます。
読書とは無縁だった私が、図書室通いをするようになったきかっけの本です。
ひとりの青年の願いを受けたかのように生まれてきたサラブレッド。『祈り』を意味する「オラシオン」と名づけられた馬と、馬を見守る人々。人々はいつしかオラシオンにそれぞれの祈りを託していく。果たして祈りは届くのか。
競馬に興味がない方でも、楽しめると思います。(私も競馬は門外漢ですし)。馬の生産者、馬主、騎手…自分の知らない競馬の世界を垣間見ることが出来るのも魅力のひとつです。
是非御一読ください。
映画で見た記憶があります。
しかしオラシオン以外全く覚えていません。(笑)
そういえば風のシルフィードって漫画、結構好きでした。
ありがとうございます。
逆説の日本史〈1〉古代黎明編―封印された「倭」の謎 (小学館文庫)
「逆説の日本史」ですね。自分の周囲を雰囲気に惑わされないで客観的に見ることが出来るようになりました。日本人の常識をこれほど正確に分析している本は他にはありません。歯に絹を着せずに論評するので学会や新聞社などの評価は最低ですが。
いわゆる「右」な人ですね。
歴史と向き合うのは大事な事だと思います。
歴史共同研究がうまく行き、わだかまりがなくなればいいと切に願います。
そういえばこの人は朝ナマとか出ないですね。
ありがとうございます。
有名な本ですが、ナチスのホロコーストを断罪した本ではありません。ナチスの強制収容所に収容された心理学者が、ただ淡々と人間を描写してゆきます。周りは人の生死にまつわる凄惨なドラマが起こるわけですがその中で人間の本性と自分というものに切り込んで行きます。
私が書きとめてある引用部分をここに書きます。
具体的な運命が人間を苦しめるなら、人はこの苦しみと責務と、たった一度だけ課される責務としなければならないだろう。人間は苦しみと向きあい、この苦しみに満ちた運命とともに全宇宙にたった一度、そしてふたつとないあり方で存在しているのだという意識にまで到達しなければならない。だれもその人から苦しみを取り除くことはできない。だれもその人の身代わりになって苦しみをとことん苦しむことはできない。この運命を引き当てたその人自身がこの苦しみを引きうけることに、ふたつとないなにかをなしとげるたった一度の可能性はあるのだ。
わたしたちが生きることからなにかを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ。
あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない。
どんなに苦しくても、今の一瞬一瞬がかけがえのないものだと教えてくれた本でした。
有名ですね。
持ってもいます。(こればっかりですね)
しかし怖くてなかなか手が出せません。
これも覚悟を決めて読まなければと思います。
今読んでいる佐藤優関連の本が終わったら読みたいと思います。
ありがとうございます。
絶版問題については全然知りませんでした。
浦沢直樹さんの作品は好きです。
モンスターは活字しか読まない人にも読んでほしいですね。
ありがとうございます。
「 天皇論と家族論 」
自分の人生経験から感じたり、分析したり、じっくり考察したり、
等身大の著者自身の言葉と、本業のマンガで、描ききった作品。
歴史観と国家観について必要十分に言い当てられたと思い、
自分自身が新たに精進していく希望を得ました。
つぎの作品からも新たな希望を得ることができました。
これまた「右」とされる人ですね。
やはり右傾化が進んでいるのでしょうか(笑)
念の為ですが私は健全な「右」は必要だと思っています。全体が右に行っちゃうと不気味ですけど。
ちなみに「健全な」と付けたのは感情によって追随するのではなく思索の末に辿り着くという意味です。
小林よしのりさんは朝ナマにもよく出ていますし、自分の意見を臆せず言うので嫌いじゃないです。
ありがとうございます。
船乗りクプクプの冒険
漫画であれば作者が作中に出てこようと大した効果は無いんですが、小説というフォーマットでメタフィクションをかまされる快感に目覚めたのはこれです。
ストーリーを追うこと以外にも読書の楽しみ方があることを教わりました。
ふざけたタイトルだと思いきや、アマゾンのレビューなどを見ていると結構面白そうですね。
とりあえずリストに加えておきます。
ありがとうございます。
武者小路実篤の「真理先生」
中学3年生の頃、高校受験の合間に本を読み漁っていました。
実篤の文章は素直に読めば非常に分かり易いもので、読み方によっては幼稚な文章に感じる人もいいると思います。
私にとっては神の存在を身近に感じるきっかけとなり、実篤―トルストイ―聖書と繋がり、20から40代を基督者として真剣に生活していました。
その後は本屋さんに行っても実用書と推理物しか手が伸びません。
著書名からなぜか、まいっちんぐマチコ先生を思い出してしまいました。(笑)
武者小路実篤は1冊も読んだことがありませんのでチャンスがあれば読んでみます。
ありがとうございます。
私も自分の専門分野に関わらず乱読してきた方だと思いますが、
人生に衝撃(=影響と読み替えます)を与えた一冊というと
ほとんどないと思います。
どれも少しずつ影響を与えているのですが、一冊で、というのは
ないですね。
小学校の頃に読んだエジソンの自伝やファーブル昆虫記などは
多いに影響を受けている気がします。
大学生の頃に読んだ、三島由紀夫の暁の寺は、
タイに行こうと思わせてくれた本なので影響を受けているのだと
思います。
私もこれまでの回答者の推薦する本でいくつか読んでみたいと
思うようになりました。面白い質問ありがとうございます。
確かに読書は蓄積ですね。
1冊に1行でも記憶に残る部分があれば読んだ価値はあると思っています。
その中で1冊を選んでもらうというのは多読者にとっては難しいと思います。
しかし自分が出会っていなかったかもしれない1冊を見つけるためにあえてこの質問をしてみました。
ありがとうございます。
20代の頃は純文学をよく読んでいました。
この頃何度も読み返したのがこの本です。
作者(高橋三千綱氏)は現在、宣保愛子に傾倒して霊能力をモチーフにした小説や時代小説を書いていますが、80年代~90年代
にかけては、純文学を書いていました。
その中で、特に感銘を受けたのが「略奪の初夏」です。
大学の野球部で肩が壊れたために、挫折した若者と、暗い影をもつ少女。 お互いに引かれながら、正直になれない為にココロとは
裏腹に、離れてしまいそうになる二人。 若者の純愛を細やかな描写で書かれています。
恋愛に真面目?だった頃の私は、主人公の二人の清らかなココロに感動して、何度も読んでいたので今でも記憶の隅に残っています。
若者の純愛ですか。
5年前に出会いたかったです。
ありがとうございます。
はしめまして。
私も三十路直前の、29歳の男です。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4761261439/httwwwgmojp0...
この本は、【絶対お勧め】の一冊です。
ちょうど1年前くらいに、たまたまこの本に出会ったのですが、
目から鱗が落ちる思いがしました。
その影響のせいで、今は目の前の視界がパーッと開けて、
自分自身に対する期待と自信で、
何だかワクワクしながら毎日を過ごしています。
【夢】と【人生】を手に入れるための方法が書かれています。
ただし、他のハウツー本やビジネス書とは、
内容の実現度が全く違いますので、是非読んでみてください!!
去年読みました。
手帳本ブームに乗っかってバイブルサイズの手帳を買ったくちです。
私の場合、手帳に細かく記入するという習慣付けをするための本が必要なようです。(笑)
しかし以前より時間や目的意識が強くなったような気はします。
ありがとうございます。
ミノタウロスの皿 (小学館文庫―藤子・F・不二雄〈異色短編集〉)
藤子F不二雄 『異色短編集』
全部で4冊あり、色々な短編がありますが、
その中でも幾つかの話は私の人生に多大な影響を与えました。
子どもの頃に初めて読んだときは、意味がわからず、
大人になって読んでから何となくわかるようになって来ました。
内容は様々ですが、環境問題、現代社会が抱える問題、風刺、皮肉、絶望、終末論、等がベースになっているものが多いです。
ドラエもん等子ども向け漫画で有名な作者ですが、
この短編集には“夢”がなくそれらを全て否定するかのような話ばかりです。
ものすごく悲惨だったり、残酷な描写が出てくるわけではありませんが、読んでいて恐怖感を覚え、3日くらい呆然とした思い出があります。
これらの短編集は愛蔵版など、様々な形態で売られているので、手に入りやすいと思います。
是非、以下の話は読んで欲しいです。
・カンビュセスの籤
・間引き
・気楽に殺ろうよ
・どことなくなんとなく
・ミノタウロスの皿
・劇画・オバQ
・定年退食
・ヒョンヒョロ
・ノスタル爺
大多数の日本人に少なからずなんらかの影響を与えている人の一人だと思っているのですが、こういう人の短編などは興味ありますね。
買いたいとは思わないけど、こういうのは漫画喫茶にいけばあるのかな。
ありがとうございます。
つかこうへいの「初級革命講座飛龍伝」
全学連の元闘志とそれに立ち向かった
元機動隊体長との人間模様を描いた作品。
ここから小説家つかこうへいワールドが始りました。
既に時代背景がずれしてしまっているかもしれませんが、
人間の悲哀を描かせたら右に出るものなし、です。
パンツをはいたサル―人間は、どういう生物か (カッパ・サイエンス)
私は、コレですね。
人間(本書では「ヒト」というコトバをあえて使用しています)はどういう生き物か?
という核心に触れています。
なぜ、人間はおカネが好きなのか?
なぜ、人間は戦争するのか?
なぜ、人間は性を特別なものと考えるのか?
なぜ、人間は決まりごとを作るのか?
なぜ、人間は文字を使うのか?
この本を読むとわかります。
衝撃を受けた場合、その後「現代思想系」(う~ん、死語だなぁ)の本を必死こいて読むことになるでしょう。
この本で人生変わった人。私、何人も知っています。
世界は変えられる―TUPが伝えるイラク戦争の「真実」と「非戦」 (An anthology for posterity)
- 作者: TUP
- 出版社/メーカー: 七つ森書館
- メディア: 単行本
自分の国が侵略戦争に参加し派兵したという事実をどう受け止めるかという問題で悩んでいたとき、この本の記事(を翻訳しつづける市民の姿)を見て、一筋の光を見た思いがしました。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%...
ロバート・アレンの実践!億万長者入門です。
入院加療中に読んだのですが、1度の労働に対し複数回の収入をもたらす意義についてとてもわかりやすく書かれています。
持っています。
タイトルが胡散臭いわりに良い本ですよね。
複数の収入の流れを作るとういう部分は参考にし、実践しています。
ありがとうございます。
京極夏彦の「姑獲鳥の夏」(ウブメノナツ)以下のシリーズ(講談社ノベルス及び文庫)
一見薀蓄小説、新本格ミステリ、キャラ小説。
でも、自分的に特筆すべきは京極夏彦の文章。硬いが分かりやすい、きちんとした良い文章で、読むだけで頭が良くなった(論理的な思考が身についた)、と思う。
勿論、小説としても秀逸。
好みに合えば、どうぞ。
最近読んだ「末期ガンになったIT社長からの手紙」も影響を受けました。
昨年はホリエモン、村上ファンドなどの凋落が大きな事件となりましたが、ポータルサイトや女性サイトの立上げなどIT業界の最前線に立っていた藤田憲一氏が人間にとって最大の試練である「死」という事実に直面して、何を考え、どのように行動したのか、自らの生命を懸けて書いた本です。本当に貴重な価値のある本だと思います。
また、藤田氏がこの本を執筆した後、昨年の10月に亡くなられた事も(非常に悲しいですが)より大きな意義を持つものになっていると思います。
本は読んでいませんがTVで何度か拝見したことがあります。
死が近づいていても逃げず、挑戦し続ける姿勢には涙が止まりませんでした。
読んでみたいと思います。
ありがとうございます。
プラトンの「国家」
西洋人が正義は必ず勝つと考えている基盤がわかると思います。
少し読んでいると、だまされている気がして
(嘘だ、嘘だ、そんな馬鹿な)
と、心の中でもがいてなかなか読み進めないですが
良い本題と思います。
Amazon.co.jp: 仕事のための12の基礎力~「キャリア」と「能力」の育て方~: 本: 大久保 幸夫
仕事のためのとありますが、社会で生きていくためのと置き換えても良いと思います。
人と接する上で必要な能力を12個に分けて、それぞれの能力を育てやすい旬な年代と共に説明しています。
具体例もあり、非常に読みやすく、私個人としては、非常に共感を覚えました。
私は、この本が一生涯のバイブルになると思います。
また、旬な年代をキーに見れば、目標設定の際の参考にもなると思います。
今まで読んだものほとんど全部と言ってもいいかと思いますが上がってなさそうなものから適当に
悪魔の辞典と侏儒の言葉は箴言集と呼ばれるものです。
単語の意味がひねって書いてあるので思考の幅が広がると思います。
その考えにあんまり釣られすぎるのもどうかと思いますが・・・。
挙がりそうの無いものとしてSF小説を薦めておきます。
お奨めは非常にたくさんあるのですが、テーマのわかりやすそうなものとしてコレを。
表題作は、幸福感を感じる脳内物質が常時分泌されるようになってしまった人の話です。
という説明だけで興味を惹かれるなら是非。
著者:中谷巌
書名:『プロになるならこれをやれ!』
発行:日本経済新聞社
この本の中の「一万時間説」に感銘を受けました。
あちこちに手をつけるのではなく、一つのことに一万時間、死に物狂いで没頭すれば、その分野で必ずひとかどの人物になることができるというものです。
普通の能力を持った人が一つのことに一万時間、禁欲的に自己投資すれば、スペシャリストになれるという考えだそうです。
この一万時間は大学院で博士号を取得する時間に相当するそうです。(土日は休息するとして、一日8時間勉強すると一年で約二千時間、五年で一万時間になる。)
人生、三万日といわれています。30,000日×24時間=72万時間となります。一万時間は、多いか、少ないか、悩ましいところです。
その前に、何に人生を賭けるか、早く決めたい私です。
「利己的な遺伝子」リチャード・ドーキンス
人間を特別な存在と見ずに、遺伝子を運ぶビークル/乗り物としてみる。人間の行動を遺伝学、動物行動学の観点から分析、評価するという方法を得ることで、「なんでこの人はこんな嫌なことをするのだろう?」という事を理解することができるようになり、とても寛容になれた気がします。
書名:『ニュースの読み方』
著者:米田 奎二
出版:文藝春秋
発行:1988年(昭和63年) 10月
昭和63年8月に55歳で亡くなったNHKニュース解説委員の著者が、ガン告知を受けた後に執筆した遺作です。
報道される『表の出来事』の陰には、どんな『裏の事実』があるのか?と「なぜそうゆう解説になったか」が具体的に記されています。
とはいえ、この本は、安易な告発や大向こうの喝采をねらった、いわゆる内幕暴露ものではありません。正確な事実を探索する記者として、自らの取材と報道の体験を軸に、日々のニュースだけでは実像のなかなか見えてこない政治問題や国際問題のいわば”内実の読み方”について、じっくりと考察し、語るという内容になっています。
私は、この本を読んでから、内実を知ることの重要性、大変さ
と仕事をする人間の矜持(この本の著者の場合は、ジャーナリストとしての矜持)の必要性を学んだような気がします。
とかく表層的な面だけでものごとを判断していた自分が、大いに反省する転機となった本です。
アゴタ・クリストフの悪童日記三部作です。
私が読書が面白いものなのだということに気づかされた一冊(一作)です。
一冊目は子供が書く文体として始まるので、当時一切の読書癖の無かった中学生の私にも簡単に読めましたし、二冊目、三冊目はすっかり読書に浸りきった今の自分でも文体、構成ともに読みごたえがあります。
三冊を通したストーリーの組み立てにも脱帽です。
この作品で読書にハマり、この原書を読み洋書も読むようになりました。
人生において欠かせない作品です。
ちなみにこの訳はかなり原書にも忠実で、よくできていると思います。
原書もまた違った味もあり面白いので、機会があればチャレンジしてみてくださいね。
でもこの本に出会わなければ読書に費やした膨大な時間をもしかしたら別の有意義なことに使えていたかも…と思わないでもないのですが。
愛と幻想のファシズム
高校時分に読んだ。
物事を当時の自分と全く違った解釈の持ち主の主人公と・理論に魅力を感じて、以後の本の好みなどに大きく変化が起こった。
ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを (ハヤカワ文庫 SF 464)
SF、金、血族、人ができることと、できないことについて寓話のように描かれた本です。
こなれた翻訳も秀逸で、ふしぎな読後感が残るので何度も読み返しています。
園芸に耽溺する筆者の、度を越した血道のあげ方が大変楽しい随筆+イラスト集です。
まったく園芸に興味がない状態で手に取った本ですが、時代や国境を超越した、あらゆるマニア・オタク道に通じる心理描写がツボでした。
マニアたるものかくあるべし、と意を強くします。
2点とも文庫で手に入りやすいのでぜひおすすめです。
経験価値マーケティングAmazon.co.jp: 経験価値マーケティング―消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力: 本: バーンド・H. シュミット,Bernd H. Schmitt,嶋村 和恵,広瀬 盛一
http://www.amazon.co.jp/%E7%B5%8C%E9%A8%93%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%...
これまでのマーケティングとは違い。人間の本質的な部分に訴求するマーケティングの方法。企業で上の立場にたつひとなら、部下への支持伝達にも使える方法です。
Amazon.co.jp: 人生は成功するようにできている: 本: 中谷 彰宏
http://www.amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%81%AF%E6%88%90%E5%...
中谷氏のむりやりっぽいこじつけに元気付けられた。
わかりやいへ理屈?でふーん、人生とは・・こんな感じ?
とイメージできた若かりしころ
私はずっと、小さなことでもすぐ落ち込んだり、愚痴を言ったりする性格で、そんなときに「人生にすごくポジティブな努力家」である友達に薦められました。
好きなメッセージはいくつでもありますが、その中でも「まだ起こってもいないことを先回りして心配するのは時間の無駄だ」というような一節が心に残っています。
この本のおかげで自分の人生や時間の使い方といったものを深く考え直すことができたので、この本に出合わせてくれた友人に感謝しています。
(実は私は原書で読んだので翻訳の出来まではわかりません...ごめんなさい。それでも内容のすばらしさは変わっていないと思います。)
よくある処方箋とはまったく違います。天地がひっくり返るかと思うほど衝撃を受けました。ケーススタディの凄まじさと、ヒトの「親子」というものがそれだけではらんでしまうアポリアというかなんというか、親子だけでなく、対人関係、自分の態度を見直す大きなきっかけになりました。アマゾンの紹介に「ベストセラー」とありますが、まわりで知ってる人は皆無でした。
説明しにくい本なので、目次を以下、あげておきます。
◆目 次◆
まえがき
生命力の迫害としての教育
いわゆる「闇教育」/「光の教育」はあるか
沈黙の劇の終幕
はじめに/自己自身に対する殲滅戦/アドルフ・ヒットラーの子ども時代/ユルゲン・バルチュ/この章の終わりに
恐れ、憤り、そして悲しみ
わざとしたわけでなくとも無慈悲な行いは痛みをもたらす /シルヴィア・プラスと苦悩の禁止/押し殺された憤怒/知る許可
あとがき
自分はこの本を、書店などでなく、街頭の手相見から薦められて手に入れました。
ソフィーの世界
ソフィーが「私はだれなのか?」「世界はどこから来たのか?」
の答えを見つけ、読み終わった後、
「ソフィーの世界」を「自分の世界」に
置き換えて、考えてみると・・・
衝撃的です。
機動戦士ガンダムの監督である富野由悠季氏のエッセイです。
内容は、うつ病になった富野氏が表題にもあるターンエーガンダムの製作を通じて自らうつ病を克服するまでの過程が、富野氏独特の文章で語られています。
と、同時に異常に脱線が多く、自らの病状、悩み、妄想、プロダクションへの怒り、両親との軋轢、芸術からSMやジェンダーまでひろがる思想、アニメ製作の裏側などを赤裸々に綴ってあり、初めて読む人はちょっと混乱をさせられるかもしれません。
私もうつ病を患っていますが、ベストセラーによくある「希望が湧いてくる100の言葉」的なものでは感じられない衝撃を、うつ病患者であり作家である富野氏自身の正直な言葉から受けました。
大学を休学していたときに読んだのですが、この本のおかげで何とか復学するまでに至りました。富野氏に自分を重ねて、自分自身も癒されるような効果があったように思います。
私は富野氏の著作を読むのはこれが初めてだったのですが、これ以降、氏の作ったアニメや小説にはまり、ガンダムの小説版を買い揃えたりガンダム以外にもダンバインのビデオを見たりするようになりました。
しかし、ガンダムファンに対する本というよりも一人の芸術家のリアルタイムな精神の遍歴と言う点で衝撃的なエッセイだと思います。
昔、一時的に人生に無感動だった時期に読みました。今は死を選ぶよりも自由を実践して行きたいと思います。