みなさん、こんにちは!
千株式会社 人事部の@iwadoooo_77 です。
2025年4月、千にエンジニア職として3名入社が決定しております🎉
本日はタイトルにもある通り、3名の内定者と現場メンバーがタッグを組みプロダクト開発を行った3か月間の物語をお伝えできればと思います^^
個人制作プログラムとは?
入社前の期間中、内定者は自身が普段感じている困りごとや周囲で見かけた課題をテーマに選び、それを解決するプロダクトを開発します。このプロセスの中で、1名の先輩社員がメンターとして付いて、週に1回の進捗レビューを行いながら開発を進めます。
最後にはエンジニア全員の前で成果発表を行い、自分が開発したプロダクトを披露するといったプログラムになります。
今回のプログラムは以下2つの目的で設計をしました。
①新卒エンジニアが即戦力として活躍できるよう、内定期間中から技術力を高める
内定期間中に技術力を高めることで、入社後すぐに活躍できる人材を育成する。特に、プログラミング学習経験のある内定者3名に対して、技術的知識の深化と、プロダクトの企画から開発までの一連の流れを経験してもらうことを目指しました。
②社員との親睦をより密なものに
メンター制を導入し、内定者1名に対して先輩社員1名がサポートを担当。内定期間中から密な交流を図ることで、入社後も気軽に相談できる信頼関係を築くことを目的としました。
また、今回の個人制作はただ作るのではなく、
・自主性を重視した課題設定
・成長と熱意を引き出す自由度
こちらを意識した内容となっております。
自主性を重視した課題設定
「どのような課題に対して何を作るのか?」を会社側から与えるのではなく、内定者自身が「日々の生活で感じる困りごと」や「周囲の課題」を発見し、それを解決するプロダクトを企画・制作する形式を採用。自分でテーマを選ぶことで、より主体的かつ楽しく取り組む姿勢を促しました。
成長と熱意を引き出す自由度
自分が見つけた課題に対して開発を行うため、「作らされる制作」ではなく「作りたいものを作る」ことで、内定者自身が学びに熱中しやすい環境を整備しております。
▼個人制作プログラムの流れ
5月上旬~ : 制作物確定と企画書の作成
5月下旬~ : メンターとの顔合わせとスケジュールのすり合わせ
(以降、毎週1時間オンラインでの進捗確認mtg)
7月中旬 : 中間発表 内定者・メンターの計6名でオンライン発表会実施
8月中旬 : 成果発表会(CTOやVPoE含め全エンジニアが参加する会にて発表を....!!)
内定者が実際に開発したプロダクトを一つだけご紹介!
『イベピタ』とは、内定者の@riku_ftさんが開発した、面倒なイベント探しの課題を解決するWebアプリです。
皆さんは、長期休暇や週末の予定を友人と相談する際、こんな経験はありませんか?
- ネットでイベントを探しても、「概要」だけで具体的な内容がわからない。
- 実際に参加した人のレビューや体験談がなく、雰囲気が掴めない。
- 複数の情報を調べるのが面倒で、結局いつもの場所に行ってしまう…。
内定者の@riku_ftさんも、イベントやライブが好きだからこそ、こうした「情報の断片化」に課題を感じていました。
『イベピタ』プロダクト概要
ユーザーが地図上にあるピンから、イベントの情報・複数のレビュー・投稿へのユーザー同士のコメントが一括でみることができ、イベント内容をより身近に感じることができるシステム。
プロダクトの特徴
①地図上で直感的にイベント検索
指定エリア内のイベント情報をピンで表示し、ポップアップで詳細を確認可能。
②レビューとコメント機能
過去参加者のレビューや、ユーザー同士のコメントでイベントの雰囲気を共有。
③スムーズな操作性
基本的に画面遷移を行わずにポップアップでの操作となるため、スムーズに使うことができる。
新立さんは、ユーザーがイベントに対して「楽しさ」をより実感できる仕組みにこだわり、シンプルで使いやすいUIをデザインしました。
開発の裏側:初めてのLaravelを使ったWebアプリ開発に挑戦
@riku_ftさんにとっては初めてのLaravelを使用した開発。なぜLaravelを選んだのか?
「千では開発時にLaravelを使用していると聞き、実務で必要になるならぜひ学びたいと思いました。今回個人制作プログラムの話を聞きチャンス!だと思いましたね。」
技術書やネットを頼りに学びながら、毎週1時間のメンターとの進捗報告会にて、躓いているところや疑問点を解消し、試行錯誤を重ねながらなんとか3か月間で右とにプロダクトを完成させております。
あっという間の3か月、最後に待ち構えるのは「成果発表会」
個人制作プログラムの締めくくりとなる「成果発表会」。この日は、CTO、VPoEといったものづくり部のトップや、現場で活躍するエンジニア全員が集結。内定者3名にとって、これまでの成果を直接評価してもらう重要な場となりました。
会場にはとてつもない緊張感が漂う中、自己紹介の場面では、ある内定者が準備していた一言、
「実は私、ディアボロ(中国ゴマ)が得意なんです!」
と披露し、その場で軽く技を見せる一幕も。程よい笑いと驚きが緊張を和らげ、和やかな雰囲気で発表がスタートしました。
最初に登壇したのは@koinunopochiさん!
@koinunopochiさんは『AWS Polly(読み上げ機能)』を活用した子どもの朗読アプリを発表しました。
こどもがもっと気軽に本を親しみ、豊かな世界を描けるように、音声化AIの技術の力で文字を見ずとも本を読むことができるように。そして仕事・子育てで忙しい保護者の負担を減らすことを目的として作ったプロダクトです。
次に登場したのは@koutaro_buriさん!
@koutaro_buriさんは、エンジニアの学習を支援する掲示板アプリ『TechTutor』を開発。文系学部出身の彼は、エンジニアとして学び始めた際に感じた「一人での学習の孤独感」から、このプロダクトを企画しました。
特徴的なのは、Open AI APIを活用したAIフィードバック機能。掲示板で学習内容を投稿すると、AIが即座にアドバイスや提案を行う仕組みです。英さんの「自分が欲しかったツールを形にしたい」という思いが伝わる発表に、会場からは「これ欲しい!」という声も上がりました。
そして最後は、@riku_ftさんの発表!
@riku_ftさんが手掛けたのは、イベント情報の断片化に課題を感じて開発した『イベピタ』。「Laravelを初めて使う中での開発は苦労しましたが、メンターのアドバイスを受けて完成できました」と語る彼の姿からは、プログラムを通じて得た成長が感じられました。
全員の発表後VPoEの橋本からも、
「今回のプレゼンを見て、3人の入社後がますます楽しみになりました。こんなにも主体性を持ってプロダクトを作り上げられるなんて、本当に期待しています!」
この一言で緊張から解放された表情が印象的でした。
最後に内定者とメンターの感想を!
内定者の感想:
「自分でテーマを選べたことで、主体的に取り組むことができました。毎週メンターとのmtgもあり、疑問点は即座に改称し、改善への具体的なアドバイスがとても参考になりました。また、最終の成果発表会では皆さんから賞賛のコメントをいただけたのが自信になりました!」
メンターの感想:
「内定者の柔軟な発想に驚かされました。分からないことはしっかりと自分で考え、調べ、聞くと技術に対しての興味関心が本当に強いなと感じましたね。教える立場でしたが、多くのことを学べた貴重な時間でした。」
このような施策を通じて、千株式会社ではエンジニアが自分らしく成長し、活躍できる環境を提供していきます!
明日は、その噂の内定者@koinunopochiさんが「運用時のコストを考えることの重要性」を綴った記事となります!お楽しみに~♪