『ケロロ軍曹【タテスク】』の大型広告掲出! “つながる”アクリルキーホルダーのピールオフも
株式会社KADOKAWAは、2024年12月9日(月)から渋谷駅にて『ケロロ軍曹【タテスク】』の大型広告を掲出。
本広告は数量限定の“つながる”アクリルキーホルダーを自由に剥がして持ち帰れる「ピールオフ広告」であり、ファンと作品を直接つなぐ体験型プロモーションとして注目を集めています。
25周年と新アニメプロジェクトで再び脚光を浴びる『ケロロ軍曹』
『ケロロ軍曹』は漫画家・吉崎観音氏が手がけるコミックで、カエル型宇宙人のケロロ軍曹を中心とした小隊が地球侵略を目指すユーモラスなストーリーで知られています。
1999年に「月刊少年エース」(KADOKAWA)で連載がスタートし、2023年に連載25周年を迎え、2024年4月にはアニメ放送20周年を記念して新アニメプロジェクトが発表され話題となりました。
2024年8月には最新巻である第34巻が発売され、シリーズの人気が現在も衰えていないことが示されています。このタイミングでの広告掲出はファンへの感謝とともに、新たな読者層を獲得するための戦略的な施策といえるでしょう。
縦スクロール漫画の特徴を活かした広告デザイン
『ケロロ軍曹【タテスク】』は、KADOKAWAが2021年に開始した縦スクロールコミックシリーズ「タテスク」の一環で、スマートフォンやタブレットでの閲覧に最適化された新しい漫画形式。渋谷駅B1Fの道玄坂方面コンコースに掲出された広告は、この縦スクロール形式の特徴を視覚的に体感できるデザインです。
広告全体にフルカラーで『ケロロ軍曹【タテスク】』の縮小版が配置されており、通行人が上から下に視線を移動させることで、実際に縦スクロール漫画を読んでいる感覚を楽しめるのが特徴的。
広告そのものが作品のフォーマットを体現することで見やすくなるだけでなく、馴染みのある縦型によって親しみやすさが向上しそうです。
ピールオフ広告でファンとの直接的なつながりを創出
本広告の特徴のひとつは、数量限定の“つながる”アクリルキーホルダーを自由に剥がして持ち帰ることができる「ピールオフ広告」であること。広告を見るだけでなく「触れる」「剥がす」「持ち帰る」というアクションを促す仕掛けは、作品への愛着を深めるとともにファンとの距離を縮める役割を果たしてくれそうです。
キーホルダーは複数種類のデザインが用意されており、どれが手に入るか分からないブラインド仕様。この仕掛けでファンの興味を引きつけ、広告の前で立ち止まる人が増えることで、自然な形で広告の存在感を高められるでしょう。
また、『ケロロ軍曹』という長年愛されてきた作品はファン層が広く、地方在住者や過去にアニメを見ていた層も多くいるはず。キーホルダーを手にしたファンによってSNSにその体験を投稿してもらえれば、自然と情報が拡散される効果も期待できます。
今後の展望
『ケロロ軍曹【タテスク】』の広告キャンペーンは、作品の縦スクロール漫画としての特徴を活かし、ファンとの新しい接点を作っている施策。ピールオフ広告の採用は、広告をただの「告知」ではなく「体験」として楽しませる手法として成立させています。
多くの人々から愛され連載25周年を迎えた人気コミックス『ケロロ軍曹』は、これからますます新たな展開を見せていくことが予想される作品。今後の動向からも目が離せません。
その他の広告事例についてはこちら
https://predge.jp/search/post?genre=24
会員登録、メルマガの受信設定はこちら
https://predge.jp/
0