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ロスト・キング 500年越しの運命 The Lost King

3.2点

監督：

スティーヴン・フリアーズ

出演：

サリー・ホーキンス、スティーヴ・クーガン、ハリー・ロイド、マーク・アディ

ジャンル：

洋画 / ドラマ

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

サリー・ホーキンス主演、ひとりの主婦が英国王室の歴史を揺るがす大発見をした実話を映画化。職場で理不尽な評価を受けるフィリッパは、苦悩の日々を過ごしていた。ある日、シェイクスピアの「リチャード三世」を観劇し、彼女の人生は一変する。

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ロスト・キング 500年越しの運命の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

レンタル開始日：

2024-03-06

制作年：

2022年

制作国：

イギリス

品番：

CPDR-16418

原題：

The Lost King

脚本：

スティーヴ・クーガン、ジェフ・ポープ

収録時間：

108分

メーカー：

カルチュア・パブリッシャーズ

音声仕様：

英：ドルビーデジタル5.1ch、日：ドルビーデジタルステレオ

色：

カラー

字幕：

日・吹

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

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ロスト・キング 500年越しの運命のレビュー

現在4件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.2点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (1)
星3つ: (3)
星2つ: (0)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2024-03-27 かずのこ (1881)

遺骨発見後に表舞台から取り残された事実を演出するためか、
サリー・ホーキンスは見た目も演技も抑え気味で、
実際のフィリッパ・ラングレーの見た目はもっと力強い。

綿密な調査はあったものの、主人公を突き動かすのは直感で、
駐車場の地面のReserveの「R」がRichardの「R」に思えてしまったというのが、彼女に勢いをつける。

そんなバカな〜が実際に起きてしまったのはマグレとも言われるけれど、
「直観」っていうのは時に説明できないだけで、
積み重なったり溜まっている情報が導き出すものだったりする。

この映画の一つのテーマは、
間違っていたり日が当たらなかった事実をただして、正当に評価し、日を当ててあげること。

それはもちろんリチャード三世のことでもあるけれど、
大学関係者らによって置いてけ堀にされた主人公が、
遅れたけれどエリザベス二世から勲章を授けられたこと。
レスター大学がどんなに酷いかも事実なんでしょう。

もっともっと劇的にロマンティックに描かれても良いと思う話なのに、
作品としても小さ目の扱いなのは、
敵対したプランタジネット朝だからというものあるけれど、
結局はイギリス王朝と言っても、大陸から侵入したアングロサクソンの話で、
特にこれは古くからの地元民族には縁遠いものからかな。

歴史認識の誤解については、
ただただ利益と名声のために事実を歪めてしまうのは、
後の政権とそれを補完しようとする歴史家や忖度する作家類。
シェイクスピアも司馬遼太郎も罪が深い。

1人が参考になったと評価しています。

3点 2024-04-23 いづみ屋 (2855)

マイク・リーのロンドンのレイバークラス向けの公営アパートに住む庶民たちを描いた「人生は時々晴れ」（2002）でデビューしたサリー・ホーキンスは、絶対に美人じゃないし、どこか普通ではない容貌をしていると思うが、これまでにゴールデングローブ賞やベルリン国際映画祭の銀熊賞など、多くの賞を受賞している。どこがそんなにいいのか分からないところがある。この映画は、シングルマザーとして子どもを育てる女性が、シェイクスピア「リチャード三世」を見たことから興味をもって、いろいろな文献を読むうちに、500年以上前に死んだリチャード三世の遺骨が埋められた場所を見つけ出すという、実際にあった話をもとにしているようだ。その遺骨を見つける場所が、近くの駐車場の下ということで、建物が石造りで、大きな地震もない、だから火事もないイギリスでは、そういうこともあるのか、という気がする。面白い話だが、映画としては、淡々としていて、さほどの盛り上がりがあるわけでもなく、やや退屈だった。

3点 2024-03-11 DVDあかり (2036)

無理矢理日本に置き換えて例えれば、
歴史学者などではない素人歴女が関係機関を駆けずり回って許可を勝ち取り、
資金調達もして本能寺跡地などでは全然ない公共の駐車場を発掘調査させ、
なんと織田信長の全身の遺骨発見に成功してしまった
というのに匹敵するような嘘のような本当のお話。
学者権威のいやらしさをしっかり描写しちょる。
サリー・ホーキンスならではの演技と少々茶目っ気のある演出脚本で見事に中和
されているけど、主人公を客観的にみたら本当はもしかして統合失調症？
と言いたくなるような相当にあぶないというかやばい人だわ。

4点 2024-03-10 itoya009 (4492)

舞台「リチャード三世」の観劇を機に、「リチャード三世」の本当の姿に興味を抱く。
協会という組織に入会したごく普通の主婦。
リチャード三世協会という組織に入会したごく普通の主婦。
彼女はやがて、何百年もの間行方不明だというリチャード三世の遺骨探しに情熱を燃やしていく。

自分も舞台「リチャード三世」は、岡本健一主演で観たことがありますが、やはりその容姿と残虐さの印象があります。
しかし、それはシャイクスピアの創作によるものとしって、驚きました。
何と罪深い。
日本でいえば、吉良上野介みたいなものか、それ以上か。

最初は、素人だと馬鹿にしていて話も聞かなかったのに、うまくいくと即自分たちの手柄にして鼻高々に歌い上げる大学関係者が本当に頭に来る。
さすが「シャイプ・オブ・ウォーター」のサリー・ホーキンスが好演。
応援してくれる家族の描写もイイ。

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スティーヴン・フリアーズ×感動サリー・ホーキンス×感動スティーヴ・クーガン×感動

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