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モーリタニアン黒塗りの記録 THE MAURITANIAN

3.2点

監督：

ケヴィン・マクドナルド

出演：

ジョディ・フォスター、タハール・ラヒム、シャイリーン・ウッドリー、ベネディクト・カンバーバッチ、ザッカリー・リーヴァイ

ジャンル：

洋画 / ドラマ

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

アメリカ同時多発テロの首謀者として不当に拘禁された男が、弁護士と共にアメリカ合衆国と闘う社会派ドラマ。弁護士のナンシー・ホランダーは、9.11の首謀者のひとりとして拘束されたモハメドゥ・スラヒの弁護を引き受ける。ジョディ・フォスター主演。

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モーリタニアン黒塗りの記録の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

映画賞受賞履歴
映画賞受賞履歴	2021年	第78回ゴールデン・グローブ賞助演女優賞	ジョディ・フォスター

レンタル開始日：

2022-03-16

制作年：

2021年

制作国：

イギリス

品番：

DABR-5827

原題：

THE MAURITANIAN

原作：

モハメドゥ・ウルド・スラヒ

収録時間：

129分

メーカー：

キノフィルムズ／木下グループ

音声仕様：

英・アラビア・仏：ドルビーデジタル5.1ch

色：

カラー

字幕：

日

画面サイズ：

シネスコ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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モーリタニアン黒塗りの記録のレビュー

現在4件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.2点)

評価分布

星5つ: (0)
星4つ: (2)
星3つ: (1)
星2つ: (1)
星1つ: (0)

作品の印象

ためになる

作品の印象グラフ

3点 2022-10-28 いづみ屋 (2855)

アメリカ同時多発テロの首謀者として、母国モーリタニアから拉致されて、キューバ近くの島にあるグァンタナモ米軍基地に監禁されたイスラム教徒男性と、彼を拘禁から解くための裁判所の命令を得るべく力を尽くす女性弁護士を描いている。「黒塗りの記録」というのは弁護士が、グアンタナモの資料の開示請求をしたら、開示されたものがすべて黒塗りされていた、ということに由来する。本当の話だからしょうがないのだろうが、監禁された男性は、本当にアルカイダではなかったのか、なぜアルカイダのキャンプに参加したことがあるのか、いったいどういう思想を持った人でどういう人物なのかといったことはあまり描かれることなく、また、女性弁護士のパーソナリティが描かれることもない。ただ、アメリカ憲法上の「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪われたり刑罰を科せられない」という規定に基づいた人身保護令状を求めた法廷闘争が描かれる。女性弁護士にとって、それはイスラム教徒男性への人間としての共感，同情からではなく、憲法上の権利は、だれであっても保障されなければならない、悪人に対してその権利が保障されなければ、その次は一般市民の権利が害されることになる、という信念によるものだったとされている。（別に男性が悪人だとされているわけではなく、無実の罪だとは一応言われている）。最終的に、アメリカ最高裁判所は、グアンタナモに収容された外国人にも、憲法上の保障は及ぶとして人身保護令状を認める歴史的な判決を出す。淡々としていて、それほど面白いとは感じなかった。デビーュ当時の「タクシードライバー」や「アリスの恋」での風変わりな子役ぶりが記憶に残るジョディ・フォスターがほとんど老婆のようになっていたことに衝撃を受けた。

2人が参考になったと評価しています。

4点 2023-03-16 鬼瓦 (2008)

自浄作用の欠片

9.11のアメリカに与えた影響の大きさを垣間見れる。
書籍や映画の持つ娯楽以外の役割を見た気がする。
おそらくどちらの側にも正義があり良心がある。

星4個。ジョディ・フォスターはイイ年齢の重ね方をしているね。

1人が参考になったと評価しています。

4点 2022-06-13 かずのこ (1881)

特別な事件や盛り上がりはないけれど、
129分を一気に飽きずに観ることができました。
14年もの間拘束され続けた男と、彼を解放しようと尽力する弁護士の実話。

水攻め、立ちっぱなし、眠らせない、強制性交、脅迫。
母親もここにつれてきて同じことをするぞ・・・
同時多発テロの「リクルーター」と疑われ、
モーリタニアの自宅からアフガンなどを経てグアンタナモでの拷問。

起訴を担当する、死刑ありきで臨む軍の担当は同時多発テロで友人を失った中佐。
裁判は厳しい状況が予想されますが、話はそうならない。

機密として勾留の記録を黒塗りにして出さない軍。
出せない理由はやっぱりかなわけで、
グアンタナモがなぜキューバにあるのかもわかってくる。
ラムズフェルドは悪いやっちゃな〜

弁護士の作戦変更と世論誘導、中佐の正義感が映画のような話（笑）。

軍の汚点は軍の汚点として、
アメリカの良心を示した内容のようにも見える。

1人が参考になったと評価しています。

2点 2022-11-26 ヴィルトーゾ (6477)

最後の裁判シーンが酷すぎる。
感動の無理強いを演出しているが大失敗。
裁判モノのくせに冒頭陳述も何も無い。
弁護側の裁判での活躍もゼロ。
それまでが良く出来ていたのに全て台無し。