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浮雲

3.4点

監督：

成瀬巳喜男

出演：

高峰秀子、森雅之、岡田茉莉子、山形勲

ジャンル：

邦画 / ドラマ / ラブロマンス

スポットレンタル価格：55円(税込・送料別)help

成瀬巳喜男監督が林芙美子の原作を映画化して世界的な評価を受けた名作。戦後、ゆき子は戦時中に愛し合った男・富岡の下を訪れる。自堕落な生活に傷つきながら、ゆき子は彼を見捨てられず…。

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浮雲の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）


1955年	第6回ブルーリボン賞作品賞
1955年	第29回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベスト・テン第1位
1955年	第29回キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞	成瀬巳喜男
1955年	第29回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞	高峰秀子
1955年	第29回キネマ旬報ベスト・テン主演男優賞	森雅之

レンタル開始日：

2005-08-19

制作年：

1955年

制作国：

日本

品番：

TDV15233R

脚本：

水木洋子

原作：

林芙美子

音楽：

斎藤一郎

収録時間：

124分

メーカー：

東宝

音声仕様：

日：モノラル

色：

モノクロ

字幕：

日

画面サイズ：

スタンダード

作品についているタグ

（タグ一覧）

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浮雲のレビュー

現在15件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.4点)

評価分布

星5つ: (3)
星4つ: (4)
星3つ: (5)
星2つ: (4)
星1つ: (0)

作品の印象

作品の印象グラフ

4点 2012-02-06 seattle88 (219)

成瀬巳喜男監督。森雅之、高峰秀子主演。腐れ縁で別れられなくてズルズル関係を続ける男女のドラマ。小津が試写を見て絶賛して、成瀬と高峰に手紙を送ったそうです。古いと言わずに見てほしい作品です。

2人が参考になったと評価しています。

2点 2010-11-09 Chayanne (1183)

これが世界で高く評価されている名作なのですか〜。いやはや
自分には全然合いませんでした。恋愛と結婚は違うとよく言われ
ますが、ただ好きよ好きよでワクワクどきどきする恋愛と苦楽を
共にしお互いの嫌な部分までも受け入れひたすら我慢の結婚の
違いを登場人物の過程を追いながら描いた作品なのかな。勿論
この2人は普通に結婚に至った訳ではないですが、最後は日本流で
言うメオトとして添遂げます。…がそこに行くまでの経緯があまり
にも痛々しくて軽薄過ぎて見続けるのが本当しんどかった。２人
とも我侭で自分勝手でゆき子は水飴の様にべっとり重いし、富岡
も相手を思い遣る心の乏しい人間だし。ひたすら後ろ向きで気が
滅入りました。

16人が参考になったと評価しています。

5点

この映画を、平成の今の映画環境下では評価できないのは当たり前だと思う。
カメラ（「キャメラ」と呼称していたらしい）は恐ろしく重く、当然のごとくモノクロで、ロケにしてもスタジオにしても、撮影となると照明やら、録音やら異常な環境になり、短いカット割の連続を余儀なくされ、さらには編集も完全に手作業であったろう。
そして、何より「映倫」の許容範囲が今日の比ではないことと、各映画会社がそれこそ乱発三昧の映画氾濫時代であり、1本あたりの質は雑となったであろうと思う。
私はとてつもなく若い時分に、唯一の趣味である映画のことを解りきったような生意気な頭でっかちな感覚で、池袋の名画座5本立てで観た。その時は確かに、何か古臭いメロドラマだな・・くらいに思った記憶がある。
今回、高峰秀子に敬意を評してDVDで観直してみたのだが、年をとってから観るとまた全然違う映画だということに気付いたというか、やはり成瀬の最高傑作であるという当時の評価が、間違いないと思った次第である。
今観ると、本作はどちらかというとホラーに近く、寧ろ恐怖を感じてしまった。
ぞっとする凄みとでも言うのだろうか？　二人の演技が凄い。
高峰扮する「ゆき子」は、いわゆる「堕ちて行く女」であり、森扮する「富岡」は、いわゆる「女にだらしなくダメな男」である。
ゆき子は、戦後、精神的には「娼婦」というのが生業であるのだが、このだらしない富岡に対しては、離別の意思を一切持っておらず、結局はそれを成し遂げる。この情念の凄さというのが、ラストの紅をさされた顔のクローズアップに表出され、ぞっとする。
確かに非常に美しい顔であるのだが、表情が全くない感じがせず、だからといってどのような表情であると言うことも難しい。
この情念の始終を、現在ではいくらでも生の演技で表現できるであろうが、本作は一切それを見せない。というか、見せられなかったので、観客に委ねるしかない。
その隠された世界を想像すると、非常に湿った恐怖を感じる。

7人が参考になったと評価しています。

2点 2011-05-06 ymo1191 (2404)

良く出来ていると言う評価の作品ですが、ポイントがずれると面白くないのです。正直言って、本の良さも、映像の良さも、俳優の良さも感じ取れませんでした。最大の要因は、高峰秀子さんのイメージで、「二十四の瞳」の中の女性のイメージが強く、本作での男にズルズルひかれる女の魅力として受け入れることが出来ないのです。戦中から戦後の混乱期の恋愛もので、男女の立場とか、愛の価値観とか非常に鋭いポイントをついた本ではありますが、なんですかいかにも小説の中だけのメロドマラと言う感じで共鳴しませんでした。

10人が参考になったと評価しています。

3点 2009-10-03 お茶屋 (1084)

おふくろさんに頼まれて借りました。
感動してました。
僕はよくわからん。時代がね。

3人が参考になったと評価しています。