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DVD 静かな生活

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静かな生活

3.2点

監督：

伊丹十三

出演：

渡部篤郎、佐伯日菜子、山崎努、柴田美保子

ジャンル：

邦画 / ドラマ

スポットレンタル価格：80円(税込・送料別)help

伊丹十三監督が、ノーベル文学賞作家・大江健三郎の同名小説を映画化。両親が外国へと旅立ったことで留守を預かることになった障害を持つ兄妹。その後、彼らはさまざま出来事に遭遇し…。本作で渡部篤郎が日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。

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静かな生活の作品情報

（作品情報に関するお問い合わせ）

映画賞受賞履歴
映画賞受賞履歴	1996年	第19回日本アカデミー賞新人俳優賞	渡部篤郎

レンタル開始日：

2004-12-20

制作年：

1995年

制作国：

日本

品番：

GNBR-1065,GNBR1065
※お届けするディスクの品番はご指定いただけません。

制作：

脚本：

原作：

音楽：

収録時間：

121分

メーカー：

NBC ユニバーサル・エンターテイメントジャパン合同会社

音声仕様：

日：ドルビーステレオ

色：

カラー

字幕：

日（大）・日（小）・英

画面サイズ：

ビスタ

作品についているタグ

（タグ一覧）

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静かな生活のレビュー

現在14件のレビューが投稿されています。

レビュー総合評価

★3つ (3.2点)

評価分布

星5つ: (1)
星4つ: (4)
星3つ: (7)
星2つ: (1)
星1つ: (1)

作品の印象

作品の印象グラフ

3点 2011-02-06 ymo1191 (2404)

伊丹映画と言うのは、実に人間の煩悩をシニカルに淡々と描いた作品が多く、時にコミカルで興行作品としても成功してきたと思うのですが、本作「静かな生活」は伊丹監督のフィルモグラフィーからは晩年に当たる1995年の作品で、義弟（親類）に当たる大江健三郎氏の私小説的作品を原作にしており、監督の身近での出来事を温かい視線で静かに描いているようで、シニカルな作風と言うより、作品の中に人間の死生観を微妙にインプットし、自己の静かな生活のあり様を描いたような落ち着きを感じる作品です。

10人が参考になったと評価しています。

4点 2009-05-13 レイナ (838)

上記あらすじで渡部篤郎が「日本アカデミー賞新人俳優賞受賞」と書いてあるのを見て、俳優としてまだ新人のときにこの役を演じたんだ〜と考えたら、なんてすごい演技力のある人なんだろうって感心しました。視線とか、話し方とか、手の動きとか・・演技じゃなく本当にそういう障害を持った方かのように私には思えました。
大江健三郎さんには障害を持った息子さんがおられますので、その方がモデルでしょうか。両親の不在中、妹のマーちゃんが中心となって、兄であり障害者であるイーヨーの面倒をみながらの、イーヨー曰く「静かな生活」の様子を描いたものです。
障害者と関わる人や家族側の思い・考え方と、日ごろ障害者とは関わりがない・理解がないような人側の気持ちとが随所に出てて、それがけっこう印象に残りました。障害者のセンターなんか近くに出来たら子供の教育に悪い、なんて言う近所の人々と、逆に、あの人達がいなかったらもっと磁石をさせてあげられたのにと言うセンター関係者の対比など。また、マーちゃんが、私たちはそう考えないと言った「もし障害が無かったら・・」の想像、私もよくそれは考えてしまったり同情的になったりしてしまってたのですが、本人や家族への、もっと違った色んな見方も知ったというか。
周囲の人たちに守られてるように思われたイーヨーが、自分から、大切なものを必死に守った場面にびっくり感動しました。その前に流れた、イーヨーの父の小説を映像化した嫌なシーンとかが一気に私の中から吹っ飛んだほど。
色々ドタバタはあったけど、それも「静かな生活」と捉える、純真なイーヨーの姿と、流れる静かな音楽には癒されました。

6人が参考になったと評価しています。

3点 2012-07-14 くぬぎ (1548)

この種の映画は、感動を呼んだり、社会性に訴えたりするものが多いが、
本作品は、タイトルの「静かな生活」が示す通り、淡々とその生活ぶりを
追っていく。

なので、むしろ、鑑賞での興味の中心は、伊丹十三の趣味はこうなのか、
という方に行ってしまった。
プールでの「お天気おねえさん」の撮り方がとてもきれいだとか、
佐伯日菜子のM字開脚に仰天し、そこまでやらせるかぁ？とか
幼児への露骨な性犯罪シーンはどうなのよ、とか・・・。

賞を獲ったという渡部篤郎は、研究したなあ、という印象。

4人が参考になったと評価しています。

5点 2007-12-07 キャティ (1475)

障害者の演技を渡部さんがそつなくこなしています。
かなりリアルな話が多く、すこしぞっとするシーンもありました。

2人が参考になったと評価しています。

2点 2005-02-06 厳さん (139)

一連の伊丹映画と趣がかなり違い、裏切られました。
原作への配慮が脚本(脚色)をつまらなくさせた感じです。
障害者とその介助をする周囲の人達の生活感が余り伝わってこないし
すべてキレイ事で済ませた感があります。

2人が参考になったと評価しています。