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2007/05/13
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カテゴリ:政治
防衛庁でなくて防衛省が、高出力レーザー兵器の開発に着手する方針であることを毎日新聞が伝えています(こちらを参照)。

私は、本来は、その昔、社会党の石橋政嗣さんが主張していた、「非武装中立論」を信奉する人間です。
今でも、その根幹は変えていません。
日本で今もなお「非武装中立論」を信奉している人は、ほとんどいないと思いますが、私は、現行憲法9条の字句通りに武器を保有せず、外交努力によってのみ自国の安全を考えるのが日本の究極の姿だと今でも思っています。
そして、日本人は、それだけの外交手腕を有する優秀な政治家を選挙によって政治の舞台に送り出すべきなのであり、集団的自衛権を行使しなければ自国の防衛ができない無能な政治家は落選させるべきなのです。
ただ、北朝鮮のような国、アルカイダのようなテロリストがいて、日本が侵略を受けてしまうことに不安を持つ人がいるので、やむを得ず警察能力の拡張としての自衛能力を持つとしても、それは、究極の目標に至るための過程であって、北朝鮮を平和的に政権交代させ、アルカイダその他の危険な勢力を消滅させることに成功すれば、遠い将来かも知れませんが、自衛能力に金をかけるのも無駄なことになる、それが人類の最大幸福であると私は信じます。

従って、私は、日本が自衛能力を持つとしても、他国、あるいは他国の人を攻撃することを主目的とするような能力、例えば先制攻撃を行う能力を持つことには反対します。
同盟国である米国とともに戦う、というような「集団的自衛権」にも断固反対です。
日本の自衛能力は、あくまで、日本国民の安全を守るための能力であるべきです。
従って、防衛省が開発する兵器もそうした観点に立つものにすべきであり、国民の過半数が侵略の不安を覚えない程度に抑えるべきであり、国会がきちんとチェックをすべきである、と、考えます。

そうした考え方に立って、日本が開発してゆく兵器は、私は、レーザー兵器やレーダー技術だと思うのです。
毎日新聞の記事によると、レーザー兵器を航空機に乗せることを考えているようですが、私は、地上、あるいは、海上に置くものに限定すべきだと思います。
航空機に積むということは、北朝鮮のミサイル基地に向けて、まだミサイルが発射されていないうちに攻撃を加えることを想起させます。
日本が、パトリオットを撃つのは、北朝鮮がミサイルを発射した後であって、発射されたミサイルを追尾して正確に撃墜するものにとどめるべきです。
そのためには、精細にミサイルを監視できるレーダーも必要でしょう、ですが、レーザー兵器を搭載した戦闘機など、国土防衛を担う自衛隊員の生命が危険にさらされるようなものであってはならない、と、私は思います。
日本に加えられた武力攻撃を制止することだけが目的であって、日本人の誰もが生き延びるようなものであるべきだ、と、私は思います。

対馬海域での韓国の密漁船や、日本海・東シナ海で麻薬・拳銃を密輸する北朝鮮の不審船などを監視する海上保安庁の方が、生命の危険を顧みずにからだを張って日本の治安維持活動に当たっている、というニュースがよく流れますが、わたしは、それは誤りだと思うのです。
一国民である、海上保安庁の方が危険にさらされないような方法を考えるべきです。

もう一点、日本が自衛能力を持つための兵器開発をする上で考えて欲しいことは、平和利用に道を開くようなものであるべきということです。
兵器そのものは機密事項になるかも知れませんが、基礎技術は平和目的に応用可能なものとすべきであり、技術内容が公開されるべきです。
インターネットも、米軍の情報通信技術から出てきたものです。
北朝鮮のミサイルを追尾するレーダー技術は、自動車の衝突回避装置、飛行場の航空管制システムなどに応用できるものであるべきです。
高出力レーザー兵器は、花火にでも応用したらどうでしょうか?
花火の打ち上げには危険が伴います。死亡事故もよく起こります。
点火しないで、上空にバッティングマシンの要領で花火を打ち上げて、レーザーを使って上空で点火したらどうでしょうかね?
レーザー兵器の精度を高めれば、多分、今の花火では考えられないような複雑な動きをする花火も可能になると思います。
逆に言うと、複雑な花火を楽しむことにより、日本人は、北朝鮮のミサイルが来ても、自衛隊のレーザー兵器をもってすれば撃墜可能だろう、という安心感を持つことができます。

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最終更新日  2007/05/13 09:00:31 AM



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