高品質な書体に定評のあるインドのフォント制作会社ITFが、新しいフォントサービスFontshareを開始したのでご紹介します。
このサービスは、これまで有料で販売されていたフォントを無料ダウンロードできるだけでなく、Webサイトで手軽に利用できるAPIサービスが特長。
Google Fontsを利用しているひとは、新しい代替サービスとして活用してみてはいかがでしょう。
Fontshareとはどんなサービス?
Fontshareは、Google Fontsの人気書体Poppinsでも知られる、Indian Type Foundry(ITF)が新しくはじめたサービスで、Google Fontsのようにフォント一覧よりお好みの書体を選び、サイトに追加できます。
販売されている書体と同等の高品質さもポイントで、すべてのフォントは無料ダウンロード可能で、個人、商用問わずに利用できます。
あまりフォントに予算をかけたくないが、高品質で美しいフォントを利用したいと考えるデザイナーなどの個人、ブランドを支援する目的としています。
以下は、現在公開されているフォント一覧で、合計50個。
フォントの検索は直感的に行うことができ、リストまたはグリッド一覧で表示可能。また、文字テキストの編集も自由に行うことができ、レイアウト検証ツールも揃った高機能なサービス。
フォントをダウンロードしたいときは、「Download Family」と書かれたボタンをクリックすると、自動でダウンロード開始されます。
Webサイトでの利用には、2つのオプションが用意されており、ひとつはお好みのスタイルを選択したら、ページ右上のボタンをクリック。利用規約ライセンスを読んだら、「Proceed」ボタンをクリックすれば、コードが自動生成されます。
もうひとつは、フォントをOTF、WOFF、WOFF2形式でダウンロードし、セルフホスティングする方法です。
選択できるフォントは50種類と、Google Fontsに比べると圧倒的に少ないですが、各フォントの品質はどれも素晴らしいものばかり。
ITFは、今後保有するラテン語書体の25%を無料で提供することを明言しており、デザイナーにとっては嬉しい限り。ブックマークしておくと便利ですよ。
参照元リンク : Fontshare™