音楽に哲学を

~国境を超えた音楽哲学がそこに~

【歌詞考察】Eve/さよならエンドロール この曲の意味とは?充電がなくなるような人生を描いたMVを元に音楽を哲学的に紐解き徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

Eve
さよならエンドロール

について哲学的に考察していく。



 

Eve「さよならエンドロール」MV

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さよならエンドロールの歌詞

あぁさっきまで笑っていたのは何処へやら
辛いこと思い出して毎度のこと泣いて帰ってさ
未開の才能知ったこっちゃないこちとら
明日生きられるだけの泡銭だわ hahaha
Sunday マンデーちゅーずでい?
今日は何曜日とかそんなことどうでもええわ 
今日の昼ごはんすら
先の未来も愛も私には無関係だわ
だから鼻で嗤え お前の顔は覚えとくからさ
そんな本音も言えない関係なんで
目なんて見て話せないよなんで?
なんでお前に気遣ってやんなきゃ無駄な時間
億劫な世の中になってしまったな また明日
痛いのは内緒にして突き刺さったまま抜けなくて
ありのままでは生きられなどしない
普通に戻れないねへへ
外野からは届かない
伝え方が見つからない
凡人にはない才脳内衰退
誰も見ちゃいないぜ
君だけが対等に話してくれる心の在り処はここだけ
今になって憐れむのかい情けなんて必要ない
お前には一生理解できない
そうさ 手を繋いで輪になって手を繋げない人はどうして?
この痛みは誰もわかっちゃくれないみたい
僕の価値を推し量らないで頂きたい
ああもう時間が来たみたいね
狂っていたのは僕の方なのかそうかそうだ
ただ話を聞いてほしかっただけ
少しだけ幸せになりたかっただけ
夢みていたかっただけ
この光は僕と君の奪われることのない宝物
善も悪も意味をなさない
歪な想いと愛を知るまでは
信じぬくことが何よりも誰も知らない
この物語を夢なら覚めないで
ああさっきまで泣いていたのはどこへやら
溜息1つ溢しくしゃっと笑ってみせた また明日


 

序論

 

さっきまで笑っていたのに、
気づけば泣いていた。

どうしてこんなに
感情は揺れ動くのだろう。

人生はこんなにも不確かで、
時に理不尽だ。

この歌詞は、まるで
僕の心そのものみたいだ。

笑い、涙し、迷いながら
生きることを描いている。
でも、これって結局
何を意味しているんだろう?

興味深い問いだ。
人間の感情は実に複雑で、
多くの場合、
それ自体が矛盾を孕んでいる。

この歌詞は、
個人の孤独や無力感、
そしてそれを
越えようとする
心の葛藤を
象徴しているのだろう。

特に、感情が刻一刻と
移ろいゆく様は、
人生の一瞬一瞬が持つ
儚さを感じさせる。


 

感情の移ろいと孤独

 

最初の部分、
笑いが涙に
変わる場面があるね。

明日生きるための
泡銭だけが頼りだって、
何だか寂しい気がする。

でも、それが
現実だとも思うんだ。

この部分って、
僕らが抱える
孤独や不安
そのものじゃないかな?

そうだな。
この歌詞は、
現代社会における
人間の孤独と
経済的なプレッシャーを
描いているように思える。

「泡銭」という
言葉が示すのは、
安定しない基盤の上で
生きることの危うさだ。

それでも笑うことを選ぶのは、
人間が持つ一種の
防衛本能かもしれない。

ここで描かれる孤独は、
誰しもが一度は
感じるものだが、
それをどう受け入れるかが
問われている。

 

それに、
「今日は何曜日とか
そんなことどうでもええわ」
って、時間の感覚すら
無意味に感じる瞬間があるよね。

僕もそんな風に
思うことがあるよ。

だけど、どうして
僕らはそう感じるのかな?

それは、現代の社会が
もたらす時間感覚の喪失だろう。

生きる目的や意味を見失い、
日々のルーティンに
埋もれてしまう。

しかし、
その中で立ち止まり、
「今」を
意識することは可能だ。

問題は、そこに価値を
見出せるかどうかだ。


 

他者との関係性

 

「本音も言えない
関係なんで目なんて
見て話せない」って、
僕にも思い当たることがある。

他人との関係って、
どうしてこんなにも
難しいんだろう。

自分を隠してまで
付き合う必要があるのかな?

これは実に
根本的な問いだ。

他者との関係は、
人間にとって
祝福であり呪いでもある。

本音を言えない
関係が多いのは、
自己防衛や
社会的な役割が影響している。

しかし、ここで
問われているのは、
そんな関係が本当に必要なのか、
ということだろう。

この歌詞は、
人間関係の表層的な
側面に疑問を投げかけている。

 

それに、
「痛いのは内緒にして
突き刺さったまま抜けなくて」
って、自分の痛みを
誰にも伝えられないことがある。

それでも、
そうしなきゃいけないのは
どうしてだろう?

それは、
他者の目を気にする
人間の性質によるものだ。

痛みを表現することで、
弱さを露呈するのを
恐れているのかもしれない。

しかし、その痛みを
共有することで
得られる救いもある。

問題は、それを
信じられる相手が
いるかどうかだ。


 

自己と他者を超えて

 

「君だけが対等に
話してくれる
心の在り処はここだけ」
って部分、これが唯一の
救いのように感じられる。

誰か一人でも対等に
接してくれる人がいると、
生きる意味が変わるのかな?

その通りだ。
他者との真の対話は、
人間が孤独を
超越するための鍵となる。

ここで「君」が
象徴しているのは、
ただの個人ではなく、
理解し合える存在、
あるいは心の中の
理想かもしれない。

対等な関係は、
自分自身を見つめ直す
鏡のようなものだ。

 

でも、最後の
「ただ話を聞いてほしかっただけ」
って、少し悲しいよね。

人は本当に、ただ話を
聞いてもらうだけで
救われるのかな?

話を聞いてもらう
という行為は、
自己を確認する
行為でもある。

誰かが自分を
認めてくれる瞬間に、
人は孤独から解放される。

歌詞の中では
それが叶わなかったように
見えるが、その痛みすらも
人生の一部だと
捉えることができるのではないか。


 

結論

 

この歌詞を
考えれば考えるほど、
僕らが生きることの
難しさが浮き彫りになるね。

でも、そこには
微かな希望もある。

「この光は僕と
君の奪われることのない宝物」
って、すごく温かい言葉だと思う。

そうだ。
この歌詞は、
孤独と絶望の中にも
希望の光が
差し込むことを示している。

それは、たった一人の
理解者かもしれないし、
自分自身が持つ
小さな願いかもしれない。

「善も悪も意味をなさない」
という言葉は、
価値判断を超越した
世界の可能性を示唆している。

そして、その中で
信じ続けることの
尊さを語っているのだ。

 

また明日、って
言葉が最後に出てくるけど、
これが繰り返される
日常の中で
僕らが見つけるべき
何かがあるってことかな?

その通りだ。

この歌詞は、
苦しみの中にも
希望を見出し、
日々を繰り返しながらも
新しい価値を
探し続けることを
教えてくれている。

人生の物語はまだ終わらない。

夢の中でさえ、
僕らは何かを求め続ける。

その姿こそが、
人間の本質なのかもしれない。


【歌詞和訳考察】Lee Know(スキズ リノ)/Youth(ユース) この曲の意味とは?表情やダンスが最高のMVで青春を描いた音楽的意味を哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

Lee Know
Youth

について哲学的に考察していく。



 

Lee Know「Youth」MV

www.youtube.com

 

Youthの歌詞

Yeah

가득해 in my brain
頭の中がいっぱい

상상 아님 꿈 같은 거
想像じゃない、夢みたいなもの

Time to get this party
このパーティーを始める時

Started now
今始めよう

I don’t wait 세상에 힘껏 두 발끝을 내디딘 다음
待たない、世界に思い切り両足を踏み出した後

Na, na, na, na, na

Right now, na, na, na, na, na
今すぐ

Ooh, 상관 안 해 누구도 누구도
誰のことも気にしない

Ooh, 거침없이 너를 더 풀어놔도
ためらわず自分をもっと解放して

널 막아설 그 무엇도 없어
君を阻むものは何もない

이 순간 자유로운 널 느껴 alright
この瞬間、自由な自分を感じて、大丈夫

It’s time to bet, bet, bet
賭ける時だ、賭けてみて

Bet on what you want
君が欲しいものに賭けて

내 내 내일 없는 것처럼 터뜨려 내 안의 dynamite
明日がないかのように、内なるダイナマイトを爆発させて

(Show me what you wanna do)
(君がやりたいことを見せて)

One more time
もう一度

Countdown three, two, one
カウントダウン、3、2、1

매 매 매일 지금을 즐겨
毎日、今を楽しんで

가장 자유로운 이 순간
最も自由なこの瞬間を

Say, yeah

여긴 너와 나의 youth
ここは君と僕の青春

Left or right 어디든지 go
左でも右でも、どこへでも行こう

끌리는 대로 우린 flow
惹かれるままに僕らは流れる

눈치 따위는 보지 말고
周りの目なんて気にせず

뛰어들어 뭐든 할 수 있어 you and I, woah
飛び込んで、何だってできるさ、君と僕なら

막지 마, woah
止めないで

Feeling like I’m Superman, I’m like woah
スーパーマンみたいな気分、ウォーみたいに

All night, na, na, na, na, na
一晩中

All day, na, na, na, na, na
一日中

Ooh, 상관 안 해 누구도 누구도
誰のことも気にしない

Ooh, 거침없이 너를 더 풀어놔도
ためらわず自分をもっと解放して

널 막아설 그 무엇도 없어
君を阻むものは何もない

이 순간 자유로운 널 느껴 alright
この瞬間、自由な自分を感じて、大丈夫

It’s time to bet, bet, bet
賭ける時だ、賭けてみて

Bet on what you want
君が欲しいものに賭けて

내 내 내일 없는 것처럼 터뜨려 내 안의 dynamite
明日がないかのように、内なるダイナマイトを爆発させて

(Show me what you wanna do)
(君がやりたいことを見せて)

One more time
もう一度

Countdown three, two, one
カウントダウン、3、2、1

매 매 매일 지금을 즐겨
毎日、今を楽しんで

가장 자유로운 이 순간
最も自由なこの瞬間を

Say, yeah

어딘가 어설퍼도 돼
どこかぎこちなくてもいい

It’s okay, it’s okay (It’s okay)
大丈夫、大丈夫(大丈夫)

내 모습대로 가장 찬란한 이 순간 속에 뛰어들어
自分らしく、この輝かしい瞬間に飛び込む

어딘가 어설퍼도 돼
どこかぎこちなくてもいい

It’s okay, it’s okay (It’s okay)
大丈夫、大丈夫(大丈夫)

내 모습대로 가장 찬란한 이 순간 속에 뛰어들어
自分らしく、この輝かしい瞬間に飛び込む

We are the best, best, best
僕らは最高、最高、最高

자신을 믿어
自分を信じて

내 내 내일 없는 것처럼 터뜨려 내 안의 dynamite
明日がないかのように、内なるダイナマイトを爆発させて

(Show me what you wanna do)
(君がやりたいことを見せて)

One more time
もう一度

Countdown three, two, one
カウントダウン、3、2、1

매 매 매일 지금을 즐겨
毎日、今を楽しんで

가장 자유로운 이 순간
最も自由なこの瞬間を

Say, yeah

여긴 너와 나의 youth
ここは君と僕の青春


 

序論

 

僕たちが「青春」と
呼ぶものは、
自由と情熱に満ちた
時間だと言われている。

でも、それは本当に
そうなのだろうか?

Lee Knowの「Youth」の
歌詞には、
自由や自己解放、
未来への挑戦が
歌われているけれど、
僕らの青春は
それだけで語れるのかな?

青春とは、
単に時間的な
若さだけではなく、
魂の状態でもあるのだろう。

歌詞に現れる「自由」と
「今を楽しむ」というテーマは、
表面的な快楽主義にも見えるが、
深く掘り下げれば
存在の本質に迫る
問いを含んでいる。

この歌詞を通じて、
青春の持つ哲学的な
意味を考察してみよう。


 

自由とは何か

 

この歌詞では、
何度も「자유로운(自由な)」
という言葉が出てくる。

例えば「널 막아설 그 무엇도 없어」
という部分では、
自分を阻むものがない
状態が描かれている。

でも、自由って本当に
「何にも邪魔されないこと」
なのかな?

自由は、単なる
外部からの束縛が
ない状態だけを
意味するわけではない。

真の自由とは、
自らの内面と向き合い、
自分が何を望み、
何を選ぶかを決定
できる能力ではないだろうか。

「Bet on what you want
(君が欲しいものに賭けて)」
という歌詞は、
選択の自由を強調しているが、
これは同時に
選択の責任を伴う自由でもある。

君は、自分の「賭け」に
責任を持つ覚悟があるかい?

 

僕が望むものを
選ぶ自由があるなら、
それは最高の瞬間に思えるけど、
その結果がどうなるかを
考えると怖い気もする。

でも、この歌詞のように
「明日がないかのように」
今を全力で生きることが、
自由の本質なのかもしれないね。


 

青春と時間の哲学

 

歌詞には
「내 내 내일 없는 것처럼」
というフレーズが出てくる。

「明日がないかのように」
って、なんだか切ないけど
力強い言葉だと思う。

青春って、やっぱり
限られた時間の中で
燃えるようなものなのかな?

確かに、青春は
時間の有限性の中で
輝く瞬間だ。

しかし、
「明日がないかのように」
という表現には、
時間を超越しようとする意志も
込められているのではないか?

哲学者
マルティン・ハイデガーは、
私たちの存在が
「時間」に規定されると
語ったが、
青春の輝きは
その規定を乗り越え、
永遠を感じさせるものでもある。

この歌詞が語る青春は、
一瞬を生きることで
無限を掴もうとする姿に
近いのではないだろうか。

 

でも、一瞬を
全力で生きるって、
実際には
どうやればいいんだろう?

僕はいつも
未来のことを考えてしまって、
今に集中するのが難しいよ。

それが青春の悩みでもある。
「未来」と「今」の間で
揺れ動く心が、
君を青春の中心に
立たせているのだ。

「Countdown three, two, one」
という歌詞が象徴するように、
今この瞬間を楽しむことは、
未来を意識しながらも、
今に飛び込む勇気を持つことだと思うよ。


 

自己解放と他者との関係

 

歌詞には
「거침없이 너를 더 풀어놔도」
という部分がある。

自分を解放するって
言葉が好きだけど、
それって周りの人との
関係を無視しても
いいってことなのかな?

自己解放とは、
他者を排除することではない。

むしろ、本当の自分を
解放することで、
他者とのつながりを
深めることができるのだ。

「여긴 너와 나의 youth」
とあるように、この歌詞では
「君」と「僕」が共に
青春を生きる姿が描かれている。

つまり、自己解放は
孤独な行為ではなく、
他者との共鳴を
生むものでもあるのだよ。

 

共鳴か。
確かに、一人で
自由を感じるよりも、
誰かと一緒に楽しむ方が
もっと自由を感じられる気がする。

歌詞の「끌리는 대로 우린 flow
(惹かれるままに僕らは流れる)」
という言葉も、
そんなつながりの美しさを
表しているのかもしれないね。


結論

 

Lee Knowの「Youth」を
通して考えると、
青春は単なる自由や
楽しさだけじゃなくて、
責任、時間、
そして他者との関係まで
含んだ複雑なものなんだね。

僕ももっと深く、
自分の青春を
考えてみたいと思うよ。

その通りだ。
青春とは、
人生の一瞬を生きる中で、
自分自身と向き合い、
他者とつながり、
未来への可能性を
切り開いていく
プロセスそのものだ。

この歌詞が
君に問いかけているのは、
青春をどう生きるかだけでなく、
君自身をどう生きるか
ということだろう。

 

僕も、今という瞬間に
飛び込む勇気を
持ちたいと思う。

歌詞のように
「最も自由な瞬間」を
感じられるように。

青春の輝きは、
君の意志と共にある。

さあ、この瞬間をどう生きるか、
君自身が賭けてみるがいい。
未来は、君の中にあるのだから。


【歌詞考察】りりあ。/ずるい君。この曲の意味とは?クリスマスイブにMV配信の片思いソングを哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

りりあ。
ずるい君。

について哲学的に考察していく。



 

りりあ。「ずるい君。」

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ずるい君。の歌詞

あぁこんな時には君のことを思い出す
まぁそんなこと言っても
君に触れることは出来ないけど
聖なる夜に恋人のフリをして歩く
君の隣は私じゃなきゃ
いやこんなことを言えてたら
今頃君の手を握ってるよな
ずるい君にはわからないでしょうね
きっとあの子とも…?
考えたくないや
そっと口には
君の唇が触れてるのにまだあたしたち…
ねえ、あたしは初めてだったの
でもねこれは内緒にしとくの
これは、思わせぶりってやつかな
でもねこれは気づかないふりするの
友達同士でできないこと
君の中でこれはできるに入ってるのかな
そんなことを考えてたら
今日が終わっちゃう
だから忘れさせてよ
そんなこと言って
誤魔化さないでよ
伝えたいことが言えないじゃん、
もうばか触れたいのにさ…
じっれたい
足りない
キリがないよ
ずるい君にはわからないでしょうね
ずっと私は気づかないふりするから
優しくしてよね
傷を作らないでね
嘘でもいいから
ほんのちょっと愛してみて
ほんのちょっと愛してみて


 

序論

 

この歌詞、なんだか
胸が締め付けられるような
感情が詰まってるね。

愛と孤独が混ざり合っていて、
まるで心の中の矛盾が
そのまま歌になったみたいだ。

君はどう思う、メロディウス?

確かに、この歌詞には
繊細な感情の揺らぎがある。

愛を求める一方で、
その愛が満たされない
切なさもある。

そして「ずるい君」
というフレーズに、
この矛盾の核心が
隠されているようだ。

君の純粋な問いに答えるなら、
この歌詞は人間関係の
根本的なテーマを
反映していると言えるだろう。


 

愛とは何か

 

でもさ、
「ほんのちょっと愛してみて」
って、愛ってそんなに
軽くお願いできるものなのかな。

愛ってもっと深いもので、
相手と共有するものだと
思うんだけど…。

興味深い指摘だ。
愛とは確かに深いもの
である一方、
この歌詞で語られる愛は、
むしろ愛の欠如や渇望を
示しているように感じる。

「ほんのちょっと」
という表現は、
愛を求める行為が
自己保存の一部に
なっていることを
象徴している。

完全な愛を
得られないことを
知りつつも、
少しでも触れたいという欲望。

これは、人間の本質的な
不安定さを反映している。

 

なるほど。
つまり、この
「ずるい君」って、
自分の気持ちを
分かってくれない存在だよね。

でも、その相手を
求め続けることって、
何か矛盾してない?

矛盾している。
しかし、それこそが
愛の本質とも言える。

愛は理性的であると同時に、
非合理的な欲望に満ちている。

矛盾の中で揺れる
この歌詞の語り手は、
愛の不完全性を
受け入れつつも、
それを乗り越えたいという
無意識的な欲望を
示しているのだ。


 

ずるさと無意識のゲーム

 

「ずるい君には
わからないでしょうね」って、
何か皮肉っぽいけど、
それ以上に
諦めみたいなものを感じる。

相手を責めるけど、
本当は自分も何かに
縛られてる気がするんだ。

興味深い視点だ。
ここで言う「ずるい」とは、
単なる相手への
非難ではなく、
語り手自身の
無意識的な投影でもある。

つまり、自分が
相手に対して期待し、
失望するその感情を、
相手の「ずるさ」として
表現しているのだ。

実際、この関係性は
一種の心理的な
ゲームのようでもある。

語り手は
「わからないでしょうね」
と言いながらも、
相手に自分を
理解してほしいと願っている。

 

それって、
相手だけじゃなくて、
自分自身にも
矛盾があるってこと?

その通りだ。
この歌詞の語り手は、
自分の感情を
完全に制御できない。

そしてその矛盾を、
無意識的に
「ずるい君」に押し付ける。

しかし、
それが人間関係の
複雑さでもある。

相手を通して自分自身を
知りたいという欲望が、
ここには隠されている。


 

愛の傷と自己の癒し

 

語り手は
「傷を作らないでね」って
言ってるけど、
もう既に
傷ついているようにも
見えるよね。

愛って、
傷つけるものなのかな?

これは深い問いだ、少年。
愛は、しばしば人を傷つける。

しかし、その傷が
必ずしも否定的なものでは
ないことも重要だ。

愛の痛みを通じて、
自分自身を見つめ直し、
成長することもできる。

この歌詞の語り手も、
自分が傷ついていることを
認めつつ、それでも
「ほんのちょっと愛してみて」
と願っている。

この矛盾した感情は、
人間が成長する過程
そのものを象徴している。

 

じゃあ、この
「ずるい君」にも
意味があるってこと?

その通りだ。
語り手にとって
「ずるい君」は単なる
存在ではなく、
自分の未熟さや孤独を
映し出す鏡でもある。

愛の関係における傷は、
相手を通じて自分自身を
深く知るための入口でもあるのだ。


 

結論

 

最初はこの歌詞、
ただ切ないだけだと
思ってたけど、
話してるうちに
すごく深い意味が
ある気がしてきた。

愛って、簡単に手に
入らないからこそ、
人間にとって
意味があるんだね。

その通りだ、少年。
この歌詞は、愛の複雑さと
矛盾を巧みに表現している。

人は愛を求めながらも、
その中で傷つき、
成長していく。

そして、「ずるい君」
という存在は、
語り手にとって
その矛盾を理解し、
乗り越えるための
きっかけなのかもしれない。

愛とは何か、
それを考えさせてくれる
この歌詞は、
私たち自身を映す
鏡のようでもある。

 

愛は鏡か…深いな。
僕ももっと、
自分と向き合ってみるよ。


【歌詞考察】重盛さと美/ANGEL(エンジェル) この曲の意味とは?音楽やMVの中の天使とは一体何を表すのか哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

重盛さと美
ANGEL

について哲学的に考察していく。



 

重盛さと美「ANGEL」MV

www.youtube.com


ANGELの歌詞

天から与えられた物
一緒に見せ合いっこしよう
流れる血も水も傷も
私だけの色を
My ANGEL
You're ANGEL
My ANGEL
言葉にするのは難しいの
私の愛しい人
伝えようとするとなぜか溢れ出すの
この何気ないような日々も
あなたがいれば非非非日常
過ごせるの良い良い良い1日を
Gimme gimme more
Gimme gimme more
もっともっと味わいたい君を
友達以上何未満でもない
他に例えられない
何でもないそう
名前をつけるならANGEL
目に見えない物こそ幸せ
こことここいつも隣り合わせで
繋いでくつないで
この手いつまでも離さないで えぃ
永遠まで踊ろう
メイとトトロ
この暗闇も2人ならいけそう
辛くないように連れて行くよ
この先何もこわい物ないよ
あなたが守ってきた事
は私が守りたい物
その笑顔と声も全部
あなたは私の一部
いや全部
あなたは私の全部
私の全部
全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部
全部!
天から与えられた物
一緒に見せ合いっこしよう
流れる血も水も傷も
あなただけの色を
My ANGEL
You're ANGEL
My ANGEL
(You're ANGEL)
My ANGEL
You're ANGEL
My ANGEL


 

序論

 

この歌詞は、愛や絆、
日常の中に潜む
非日常的な感覚について
語られているように感じるんだ。

天から与えられたもの
というフレーズが
示唆するのは、
何か崇高で特別な存在を
指しているのかな?

そうだな。
天から与えられたものとは、
愛や生命、あるいは
人間関係といった
抽象的だが根本的な
価値を象徴しているだろう。

そして、これらは
すべて個々人にとって
唯一無二の「色」を
持っている。

この歌詞は、
その独自性とつながりの
大切さを謳っているように思える。


 

愛の正体とは

 

「私だけの色」や
「あなただけの色」
という表現は、
個人の存在が持つ独特さを
示しているね。

でも、「ANGEL」って
どういう意味なんだろう?

愛する人を天使に
例えることが多いけど、
ここではもっと深い意味が
あるように思える。

ANGELという言葉には、
理想的な存在、無条件の愛、
そして守護者という
意味が込められている。

愛の形には
さまざまなものがあるが、
この歌詞では
「言葉にするのは難しい」
として、
言葉では表現できない
深い感情が描かれている。

それはまさに
愛の本質と言えるだろう。

 

言葉にできないものを
愛と定義するのは興味深いね。

でも、それを
伝えようとすると
溢れ出すというのは、
どういうことだろう?

愛とは感情の総和であり、
時に理性を超えてしまうものだ。

伝えたいという
意志がある一方で、
それが制御不能に広がるのは、
愛が内から外へ向かう
エネルギーを持つからだろう。

そのエネルギーが
「非非非日常」や
「良い良い良い1日」
という形で歌詞に現れている。


 

日常と非日常の融合

 

「この何気ないような日々も、
あなたがいれば非非非日常」
とあるけど、
これは普通の生活が
特別なものに変わる
という意味かな?

その通りだ。
愛する人の存在によって、
平凡な日常が輝き、
特別な時間になる。

それはまさに、
非日常が日常の中に
紛れ込む瞬間だ。

そして、その瞬間が
「Gimme gimme more」
という欲求に繋がる。

もっと味わいたいというのは、
愛と幸福の深さを
求める人間の本能だ。

 

「友達以上何未満でもない」
とあるけど、
この曖昧さは
何を表しているのかな?

それは現代的な
人間関係の多様性を
象徴しているのかもしれない。

愛や絆には
名前や形があるわけではない。

それを名前で縛る必要はなく、
むしろその曖昧さが自由であり、
本質的だというメッセージだろう。


 

目に見えないものの価値

 

「目に見えない物こそ幸せ」
とあるけど、
なぜ目に見えないものが
幸せなんだろう?

目に見えないものとは、
感情、記憶、信頼、
そして愛そのものだ。

それらは形がなく、
物理的には存在しないが、
人間の幸福の核となる存在だ。

この歌詞は、
それを強調し、
「隣り合わせ」の
繋がりを大切にしている。

 

じゃあ、
「この手いつまでも離さないで」
というのは、そうした
目に見えないものを
守るための
具体的な行為なのかな?

そうだ。
手を繋ぐ行為は
物理的なものだが、
それを通じて感情や
信頼が形を持つ。

永遠に踊ろうという表現も、
愛や絆が続くことへの
願望を示している。


 

結論

 

この歌詞全体を通して、
愛や絆というものが、
目に見えないけれど
確かに存在する大切なもので
あることがわかるね。

そして、それを
「ANGEL」と呼ぶことで、
唯一無二の価値を与えている。

その通りだ。
天から与えられたものとは、
偶然の出会いや
愛の奇跡そのものだ。

人はそれを見つけ、守り、
共有することで
生きる意味を見出す。

この歌詞が伝えるのは、
愛とは人間が持つ
最高の贈り物であり、
それを大切にすることで
日常が非日常に
変わるという真理だろう。


【歌詞和訳考察】Hyunjin(スキズ ヒョンジン)/So Good この曲の意味とは?MVのダンスが生み出す人生のダイナミックさを哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

Hyunjin
So Good

について哲学的に考察していく。



 

Hyunjin「So Good」MV

www.youtube.com


So Goodの歌詞/和訳

헝클어진 hairstyle로 (Style)
乱れたヘアスタイルで (スタイル)

멋들어지게 runway, yeah (Way, yean)
カッコよくランウェイを歩いて、イェー (道、イェー)

이어폰 볼륨 always up
イヤホンのボリュームはいつもアップ

찢어진 청바지와 달랑이는 체인 고리
破れたジーンズと揺れるチェーンのリング

쓸데없는 참견은 no
余計なお節介はノー

무엇보다 내 점심 메뉴가 중요
何より大事なのはランチのメニュー

I just wanna talk about fantasy
ただファンタジーについて話したい

Yeah, let’s escape from reality
そう、現実から抜け出そう

What is your favorite hobby라 하면
「趣味は何?」と聞かれたら

웃음이 끊이질 않는 게 취미, no matter what they say
笑いが絶えないことが趣味、彼らが何を言っても

미쳐보니 난 역시 맘대로 사는 게 좋아
気付けばやっぱり好き勝手に生きるのがいい

Oh, my God
オーマイガッド

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい

World is on my side
世界は味方

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい

Love is on my side
愛は味方

Life is so dynamic and chilling
人生は本当にダイナミックでリラックスしてる

Life is so dynamic and vibing
人生は本当にダイナミックで心が踊る

Life is so good
人生って本当に素晴らしい

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい

Yeah, I don’t wanna know about fallin’ down
そう、倒れるなんて知りたくない

다이내믹하니 인생이 짜릿혀
ダイナミックだから人生はスリリング

가끔 헐떡대지만 다 버티는 게 멋
たまに息が切れるけど、全部耐えるのがカッコいい

끄덕끄덕
コクコクとうなずく

저기 혹시 표정 안 좋은데 저랑 같이 행복 하실래요
そこの、少し表情が暗いあなた、一緒に幸せになりませんか

여행도 좋고 달달하게 cocoa 한잔 불어가며
旅行もいいし、甘いココアを一杯ふーっと冷ましながら

웃고 떠들어 어제 흘린 눈물은 언제 그랬냐는 듯
笑って騒いで、昨日流した涙なんてまるでなかったかのように

옥죄이는 모든 걸 털어
締め付けるすべてを振り払う

엎어지면 코 닿을 곳에 낙원이 yeah, yeah
転べば鼻がつく距離に楽園がある、イェー

Oh, I don’t want to Lie, lie, lie down here
ああ、ここに横たわりたくない

숙취가 싫어 섞어 먹지 않는 불행들
二日酔いが嫌だから、不幸を混ぜて飲むなんてしない

덕분에 펴 인상 어깨 그 외 불안들
そのおかげで広がる笑顔、肩の荷、そして他の不安

Yeah, I don’t know, I don’t know, tE io
そう、分からない、分からないけど

Oh, my God
オーマイガッド

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい

World is on my side
世界は味方

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい

Love is on my side
愛は味方

Life is so dynamic and chilling
人生は本当にダイナミックでリラックスしてる

Life is so dynamic and vibing
人生は本当にダイナミックで心が踊る

Life is so good
人生って本当に素晴らしい

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい

Life is so
人生は本当に

I feel like, I feel like, I feel like
こう感じる、こう感じる、こう感じる

I feel like, I feel like, I feel like, I feel like
こう感じる、こう感じる、こう感じる、こう感じる

Yeah, life is so
そう、人生は本当に

Hey
ねえ

Life is so dynamic and chilling
人生は本当にダイナミックでリラックスしてる

Life is so dynamic and vibing
人生は本当にダイナミックで心が踊る

Life is so good
人生って本当に素晴らしい

Life is so good, life is so good
人生って本当に素晴らしい


 

序論

 

人生は「良い」と
言い切るのは難しいけれど、
この歌詞には
何か特別な力があると思うんだ。

ただ楽しいとか
ポジティブなだけじゃなくて、
その裏に隠された
問いかけがある気がする。

「Life is so good」とは、
本当に何を意味しているのだろう?

 

確かに、この言葉には
単なる楽観主義
以上のものがある。

歌詞全体を通じて、
「人生の本質とは何か」という
問いが繰り返されているようだ。

そして、この歌詞は
現実とファンタジー、
喜びと苦しみ、
制約と自由の間で
揺れる人間の存在を
映しているのではないか。

現実からの逃避について
話を進めようか。


 

現実からの逃避

 

歌詞の中で
「Let’s escape from reality」
というフレーズがあった。

僕たちの日常には
退屈なことや
辛いことがたくさんあるけど、
それから逃れることで
本当の自由を
手に入れることができるのだろうか?

 

逃避という行動は、
しばしば否定的に捉えられるが、
それ自体が悪いわけではない。

むしろ、ファンタジーや
想像力を通じて
現実を見つめ直すことが
できるのだ。

重要なのは、逃避が単なる
現実逃避に終わるのではなく、
現実に立ち戻る力を
与えるかどうかだ。

この歌詞の主人公も、
逃避を通して
新たな視点を
得ているのではないだろうか。

 

 

確かに、歌詞の中では
「찢어진 청바지」や
「달랑이는 체인 고리」のように、
現実の一部を
受け入れつつ楽しむ姿が
描かれているね。

完全に現実を
捨て去るのではなく、
それを味方にすることが
「Life is so good」に
つながるのかもしれない。


 

幸せの条件とは何か

次に、「Life is so good」
と感じるためには、
何が必要なのかを考えたい。

歌詞では「점심 메뉴」や
「코코아 한잔」のような
日常の小さな楽しみが
幸せを支えているように見えるが、
それは本当に十分なのだろうか?

 

僕は、それだけで
十分だと思う。

幸せの基準は人それぞれで、
外側から押し付けられるものじゃない。

だから、
「웃음이 끊이질 않는 게 취미」
というフレーズが
すごく共感できるんだ。

笑っているだけで、
それが幸せの証明に
なるなんて素敵じゃないか?

その視点は興味深い。
しかし、幸せがただの
感情的な高揚だけであるなら、
それは非常に儚いものに
なりかねない。

幸せとは、日々の困難や
制約を受け入れ、
それを超越しようとする中で
生まれる深い感覚では
ないだろうか。

この歌詞では、
「미쳐보니 난 역시 맘대로 사는 게 좋아」
という自己肯定感が
それを象徴しているように思える。

 

 

なるほど、
ただ楽しいだけじゃなく、
困難を超える中で
生まれる何かが
幸せだということだね。

それって、歌詞の
「엎어지면 코 닿을 곳에 낙원」
にも通じるんじゃない?

失敗しても、すぐ近くに
楽園があるっていう感覚は、
人生の本質に触れている気がする。


 

人生のダイナミズム

この歌詞の
大きなテーマの一つは、
人生の「ダイナミズム」だ。

「Life is so dynamic and chilling」
「Life is so dynamic and vibing」
と繰り返されるフレーズが、
それを端的に示している。

だが、人生のダイナミズムとは
具体的に何を意味するのだろう?

 

僕は、変化や
刺激が絶えないことを
表していると思う。

たとえば、
「다이내믹하니 인생이 짜릿혀」
という表現は、
困難や挑戦があってこそ
人生が面白くなることを
示しているよね。

その通りだ。
しかし、それだけではない。

ダイナミズムとは、
人生が単なる喜びや
楽しさだけでなく、
不安や苦しみも含む
複雑なものだということだ。

この歌詞の中では、
「숙취가 싫어 섞어 먹지 않는 불행들」
というフレーズが、
人生の苦味を否定するのではなく
受け入れる姿勢を
象徴しているように思える。

 

苦しみも含めて
受け入れることが、
ダイナミックな
人生の鍵だということか。

確かに、そう考えると
「Life is so good」という
言葉にも深みが出てくるね。

ただ楽しいだけじゃなく、
すべてを包み込んで
良いと言えるのは、
本当に強いことだと思う。


 

結論

最終的に、
この歌詞が伝えているのは、
「Life is so good」という
言葉の裏にある豊かな意味だ。

現実から逃避すること、
日常の小さな幸せを
見つけること、
そして人生のダイナミズムを
受け入れること。

これらが一つになったとき、
人生は本当に「良い」と
感じられるのではないだろうか。

 

うん、この歌詞を
深く考えたことで、
「Life is so good」の意味が
もっとわかった気がする。

僕も、自分の人生を
もっと自由に、
そして全力で楽しみたいと思ったよ。


【歌詞考察】初星学園・フロクロ・篠澤広/メクルメ この曲の意味とは?タイトルの言葉にどんな意味・理由あるのか哲学的に徹底考察!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

初星学園,フロクロ、篠澤広
メクルメ

について哲学的に考察していく。




「メクルメ」MV

www.youtube.com


メクルメの歌詞

めくる見つめるそっと唱える
触れるくずれるちょっとひらける
はずす ゆらいでく なにかひらめく
意識は巡る不思議は眠る
それがメクルメ
落下していく電波
しょせん箱庭の実験(あーあ)
繰り返しのサイン波が
そっと数字を減らしてるそびえ立った世界観で
反響する産声
この清らな檻から連れ出して!
だって
溶けた甘い甘い妄想解けない
この熟れた古い古い本能離れない
でも秘める深い深い衝動 暴きたい
だから
青い
熱い
痛い
遠い
季節を
待ち侘びたりして
満ち足りないまま
独りでここにいた
旅した
春夏秋また
眠たくなるまま別世界
孵化待っているβ
まだ見ぬ何かと
交わりたい また
窓に爪を立てる
嘯く
割れた鏡も愛おしい
世界/私
どっちか壊れてるみたい
素敵な流刑地ね
ここは白無地の惑星(あ一あ)
右手のスケッチは新解釈の可能性
ありきたりな世界観も
断面は疑問形
狭い皮膚の中抜け出して
動かすほどに遠ざかる
身体はぶれて重なって定まらないけど
積極的に虚ろになったら
ひらいた手でまだ結べるねって
心臓の拍動に抗うように歌った
心臓の拍動に抗うように踊った
心臓の拍動に抗うように笑った
心臓の拍動に抗うように叫んだ
心臓の拍動に抗うように歌った
心臓の拍動に抗うように踊った
心臓の拍動に抗うように笑った
心臓の拍動に抗うように叫んだ
割り切れないまま
溶け合いたいから
嘘を指でなぞる
振り向く
瞬きするたび
波打つ景色は別世界
孵化待っていた...
季節は
待ち侘びたと
いまさざめき出し
解く密のフィロソフィア
旅した
春夏秋また
目の眼差すまま新世界
孵化/開花する銀河
におい、かたち、光、
私に触れるすべてが
エコーするときめく
返す波々も眩しい
世界/私
まだ語り合えるみたいね


 

序論

 

この歌詞…
『メクルメ』って
どういう意味だと思う?

言葉の一つひとつが
引っかかるんだ。

でも、全体像がつかめなくて。

 

興味深い問いだね、少年。

この歌詞は、
個人の内的世界と
外的世界が交錯する様子を
描いているように感じる。

「メクルメ」という言葉が
示唆しているのは、
おそらく「めくる」ことで
新たな視点を得ること、
そしてその過程で生まれる
揺らぎや不安定さだろう。

さあ、一緒にこの歌詞を
紐解いていこうか。


 

変化と揺らぎの中にある自己

 

最初の部分、
「めくる 見つめる
そっと唱える」って、
何か慎重な動作の
連続のように感じる。

でも、「触れる くずれる
ちょっとひらける」
と続いて、
何かが壊れるような
イメージに変わる。

自己の変化の瞬間みたいだ。

その通りだ、少年。
この動作の連続は、
自己と世界との関係性を
象徴しているのかもしれない。

「めくる」ことで
新たな視界が開け、
「触れる」ことで自己が揺らぐ。

そして、「ひらける」ことで
意識が新たな地平に向かう。

このプロセスは、
自己の再発見、
あるいは再構築と
言えるだろう。

だが、「くずれる」という
言葉には、不安定さや
自己喪失の可能性も
暗示されている。

 

 

確かに。
「意識は巡る
不思議は眠る」って、
変化が続く中で、
不思議さや未知が
隠れていく感じがある。

でも、それが「メクルメ」
だって言ってる。

つまり、変化そのものが
本質なのかな?

 

そうだね。
変化と揺らぎが、
この歌詞全体を通じて
一貫したテーマだ。

「メクルメ」という
言葉が示唆するのは、
自己の探求における
終わりなき
プロセスかもしれない。

そこでは、安定を
求めるのではなく、
むしろ不安定さを
受け入れることが重要だと
示唆されているようだ。


 

箱庭の中での問いかけ

 

次に出てくる
「しょせん箱庭の実験」って、
どういうことだろう?

自分たちの世界が、
ただの仮想現実
みたいなものだって
言ってるのかな?

 

面白い視点だ、少年。
「箱庭の実験」
という表現は、
閉ざされた環境の中で
繰り返される試行錯誤を
示しているように思える。

人間の生は、
宇宙規模で見れば
些細なものだが、
その中で私たちは
絶えず意味を探し、
問いかけ続けているのだろう。

この歌詞が
問いかけているのは、
果たしてその意味が
どこにあるのか、
という根源的な疑問では
ないだろうか。

 

 

「繰り返しのサイン波」
って表現も、
不安定な状態を
感じさせるよね。

同じ波を繰り返しながらも、
どこかに違いがあるような…。

その通りだ、少年。
このサイン波のイメージは、
生命の律動、
つまり心臓の鼓動や
呼吸のリズムを
象徴しているのかもしれない。

それは単なる繰り返しではなく、
少しずつ変化しながら進んでいく。

世界の基盤は
一見安定しているように
見えるが、
実は絶えず揺らぎ、
変化している。

この微細な変化が、
私たちの存在を
新たな地平へと導くのだろう。


 

心臓の拍動に抗う存在

 

後半に繰り返される
「心臓の拍動に
抗うように歌った」とか
「踊った」って、
なんだかすごく力強い
表現だよね。

でも、どうして
拍動に抗うんだろう?

 

興味深いね、少年。
心臓の拍動は、
生命そのものを象徴している。

拍動に抗う行為は、
定められたリズムや
運命への挑戦を
意味しているのかもしれない。

歌い、踊り、笑い、叫ぶ
という行為は、
人間が自己を
超越しようとする試みだ。

それは生命のリズムに
従うだけではなく、
新たな可能性を
切り開こうとする
意志の表れだろう。

 

 

でも、
拍動に抗うことって、
危険でもあるよね。

自分の限界を超えすぎると、
壊れてしまうかもしれない。

でも、この歌詞では
壊れることさえ
受け入れているように感じる。

 

その通りだ、少年。
「割れた鏡も愛おしい」
という表現が象徴しているのは、
壊れた状態もまた
美しいという哲学だ。

完全性を求めるのではなく、
不完全さや矛盾を
受け入れることで、
私たちは本当の自由を
得られるのかもしれない。


 

結論

 

結局、この歌詞全体が
言おうとしているのは、
変化や揺らぎ、
不完全さを恐れるなって
ことなのかな?

 

その通りだ、少年。
この歌詞は、
自己と世界の間に存在する
矛盾や揺らぎを受け入れ、
それを超えていこうとする
精神を象徴している。

「メクルメ」という言葉は、
未知への扉を開く合言葉だ。

変化し続ける世界の中で、
私たちもまた
変わり続ける
存在だということを、
この歌詞は示している。


【歌詞考察】Royal Scandal(ロイヤルスキャンダル)/マーメイドシアター この曲の意味とは?物語からニナと王子様の恋愛を哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

Royal Scandal
マーメイドシアター

について哲学的に考察していく。



 

Royal Scandal「マーメイドシアター」MV

www.youtube.com

マーメイドシアターの歌詞

月が溺れるような夜に、
私は恋を知りました。
だけど、貴方の瞳の隅にさえ、
映れないのでしょうか。
…名も知らぬ王子さま。
まるで、空を飛んだ海月。
陸を奏でる海星。
夜に濡れる横顔が、
私の心を奪いました。
勇敢で、麗しくて、だけど優しい。
そんな貴方が好きよ。
例え荒潮(あらし)に没んだって、
すぐ迎えに行くから。
漂う海の泡でもいい。
「貴方の世界の一部」でいさせて。
そして貴方が目を覚まさぬうちに、
真珠のようなキスをして。
…でも現実は、
貴方を見るだけで、
なぜか声を失うの。
こんな航海するくらいなら、
声をかければよかった。
「仮面の裏」なんて恐れず、
勇気をだそう、今度こそは。
貝殻をアクセにして、
大きな海布をドレスにして纏う。
きれいになって、会いに行くんだ。
午前0時は、貴方と…。
貴方が落とす細(なみ)ですら、
私の世界じゃ全部たからもの。
だけど貴方も目を奪われたみたい。
珊瑚のような美しさに。
瞼の裏の横顔にのぼせて、
なにバカな恋を夢みちゃったんでしょう。
冷たい海で泡沫(あわ)になって、
もう消え去ってしまいたい。
貴方の海を人知れず揺蕩う、
私はまるで人魚。
瞳に映る。もう横顔じゃない。
ああ。私だけの、王子さま。
いつの間にか女の子が忘れてく、おとぎ話は有り得るみたい。
強く、可愛く、
少し強欲(わがまま)に。
今この瞬間は、お姫さま。
例えこれで、恋やぶれてもいいの。
さあ、声を出してーー。


 

マーメイドシアターの物語

むかしむかし、あるところに、ニナという美しい声の少女がおりました。
海辺の小さな村で暮らす彼女は、恥ずかしがり屋で臆病ですが、歌うことだけは、誰にも負けない自信がありました。
いつの日か異国の舞台で歌うことを夢見て、毎日毎日、海に向かって歌っていたのです。
しかしニナは、生まれてから一度も、この海の向こうへ行ったことがありません。なぜならこの村には、
15歳になるまで海を超えてはならないという掟があるからです。
でも今日は、ニナがずっと待ち焦がれた15歳の誕生
日。
皆が寝静まった真夜中。ニナは期待と不安を胸に詰め込んで、初めて見る海の向こうへ、ひとりで泳いでみることにしました。
するとそこへ、大きな帆船が近づいてきました。船の上では人々が歌って踊り、まるでお祭りみたいです。
その船首に、ひとり夜空を見上げる人影がありました。どうやら、異国の王子さまのようです。
美しい横顔、優しそうな微笑み。ニナは、ひと目で恋に落ちました。
その目には、もう海も月も星さえも映りません。ニナはずっと、彼だけを見つめていました。
ところが、突然の嵐に乗じて海賊たちが現れ、船上の人々に襲いかかったのです。
王子さまは臆せず剣を抜き、人々を守るため勇敢に立ち向かいました。しかし子どもを助けた衝撃で、荒れ狂う海へと落ちてしまいました。
ニナはとっさに海に潜り、身の危険も忘れて王子さまを探し出すと、必死に海岸へと引き揚げました。
.....王子さまの呼吸は、既に止まっていました。
ニナは必死に息を吹き込みましたが、彼が目覚めることはありませんでした。
人々を助けた代償に命を落としてしまうなんて、そんなのあまりにも悲しすぎます。
だからニナは、静かになった夜の海岸でひとり、歌を歌いました。せめて王子さまが、安らかに眠れるように。
すると......なんということでしょう。それは奇跡か然か、その歌声に呼び寄せられるように、王子さまが息を吹き返したのです。
驚いたニナは、彼が意識を取り戻すのを待たずに、岩陰に隠れてしまいました。横顔ではない彼を見たとたん、ニナは急に恥ずかしくなって、声を失ってしまったのです。
やがて王子さまは、通りがかった村人に助けられ、どこかへ行ってしまいました。
あぁ、一言だけでも声をかければよかった。ニナはとても後悔しました。
あれから王子さまは奇跡的に回復し、無事に異国へと帰っていきました。
ニナは結局、王子さまに一度も声をかけることができませんでした。どうして自分は、こんなにもいくじなしなのでしょう。
「やぁニナ、久しぶりだね」
落ち込む彼女に声をかけたのは、行商人のアラムでした。
世界中を旅するアラムですから、ニナは子どもの頃から、彼の"異国のお話"が大好きでした。
兄のように慕うアラムに、ニナは王子さまのことをすべて打ち明けました。
するとアラムは、大きな荷物の中から一通の便箋を取り出しました。それはなんと、王子さまからの"舞踏会の招待状"でした。
異国へ帰ってからの王子さまは、急に歌劇を好んで嗜むようになり、ついには世界中の歌姫を招いて舞踏会を催すことにしたらしいのです。
「それで色々な縁が重なって、一応人脈の広い商人の僕がこの国の歌姫を探す大役を仰せつかっていたんだけど......ちょうどよかった。ニナ、行っておいでよ」こんな"渡りに船"があるでしょうか。ニナは今度こそ、王子さまに声をかける決意をしました。
それからニナは、さらに歌の練習をがんばりました。
この歌さえ聞いてもらえれば、王子さまだってきっと振り向いてくれるに違いありません。
そしてニナは大きな蒸気船に乗り、ついに憧れの異国に向けて出港したのです。
王宮での舞踏会は、華やかに賑わっていました。
ニナは姉たちからもらったアクセサリーと、アラムから贈られたドレスを身にまとい、王宮へ足を踏み入れます。
王子さまに会いたい。ただその一心で、遠く異国から独りでやってきたのです。
しかしこんな場所に来たことなどありませんから、二ナはだんだん心細くなり、不安になってきました。
それでも、ニナはくじけませんでした。自分に自のないニナですが、自のある歌だけは、誰にも負けないように毎日毎日、いっしょうけんめい練習してきたのですから。
そしてついに王子さまを見つけましたが......彼のその瞳には、既にひとりの女性しか映っていないようでした。
彼の視線の先、珊瑚のように美しい女性がひとたび歌うと、誰もが息を呑み、その美声に酔いしれてしまいました。
それどころか、小さな村しか知らないニナにとっては、恐怖すら覚えるほどでした。あまりにも世界が違いすぎるのです。
村で一番上手いと言われた自分の歌なんて、所詮は狭い海の中でのお遊びでしかなかったのだと、残酷な現実を突きつけられたかのようでした。
急に自分が惨めになり、ニナは歌声すら出せずに走り去ってしまいました。
ニナが庭園で泣いていると、誰かが手を差し伸べてくれました。
「あなた......どうしたの?転んじゃったの?」それは、先ほど歌っていた珊瑚のような女性でした。
こんなに優しくて、美しくて、そして本物の歌が歌えるなんて。ニナは、何ひとつ勝てませんでした。悔しいほどに、素敵な女性だったのです。
ニナはどうしてもその手を取ることができず、また逃げ出してしまいました。
自分がいくじなしだから、その間に王子さまは運命の女性に巡り合ってしまったのです。
もっと早く声をかけていれば。いっそ、彼を助けなければ......。
どうしようもない後悔が波のように押し寄せて、ニナの心はぐちゃぐちゃになってしまいました。
ニナは、海を超えてたくさんのことを知りました。
憧れた世界は、こんなにも広くて残酷だということ。
自分なんて、その中の小さな一部でしかないということ。
そして、どんなに努力をしたって、本当の才能には敵わないということ。
あんなに大好きだった歌も、異国も、もう何もかもすべて、大嫌いになってしまいそうです。
それでもニナは、王子さまのことだけは、どうしても嫌いになれませんでした。
ニナが泣きながら崖の上を歩いていると、足元の裂け目に気づかず、そのまま海へ転落してしまいました。
けれどもニナは、静かに目を閉じました。もうこのまま、泡になって消えてしまおう。自分なんて、何の取り柄もないのだから。
その時でした。遠くで聞き覚えのある声がするのです。
驚いたニナが目を開けると.....そこにいたのは、大好きな王子さま。気づけば彼の腕の中でした。
「無事でよかった、大丈夫かい?」もう横顔ではありません。あの王子さまが、今度は自分を助けてくれたのです。
ああ、やっぱり私は、この人が好きなんだ。ニナは改めてそう思いました。
「見かけない子だな.......ああ君、この子の手当をしてくれないか」
王子さまはニナを岩礁に優しく座らせると、使用人を呼び寄せて、その場を去ろうとしました。
王子さまは然、ニナのことなど覚えておりません。
ですがニナは、彼に会うためにここまで来たのです。
それでもニナは、王子さまを見つめると、やはり声を出すことができませんでした。
ああ、終わっちゃうんだ、この初恋が。自分はいつまでたってもいくじなしだ......そう思った時。
少し強い波がニナの背に押し寄せて、思わず一歩、王子さまのほうへ踏み出してしまいました。
まるで海が、彼女の恋を後押しするように
声をかけるチャンスなんて、もう二度と無いでしょう。
この恋だって、きっと実ることはないのでしょう。
それでも、このまま泡になって消えるくらいなら、いくじなしの自分を変えよう。
今、この瞬間に。
ニナは大きく息を吸って、まっすぐ彼を見つめると、今度こそはっきりと、王子さまに声をかけました。
「あなたが好きです。私の王子さま」

引用:YouTube


 

序論

 

恋とは何だろう?
それはまるで夢のように
手の届かないものかもしれない。

でも、僕たちは恋に憧れ、
苦しみ、そして成長する。

ニナの物語と歌詞は、
恋の本質を
問いかけているように思うんだ。

 

そうだね、少年。
恋という感情は人間にとって
普遍的でありながら、
個々の経験の中で異なる形をとる。

この物語には、
初恋の純粋さ、憧れ、挫折、
そして勇気が描かれている。

これらを哲学的に
考察することで、
恋の本質や、
人間の成長について
深く掘り下げられるだろう。


 

恋の目覚めと憧れ

 

物語の冒頭で、
ニナは海辺で歌う少女として
描かれているね。

彼女はまだ
外の世界を知らず、
歌うことで
広い世界を夢見ていた。

初めて王子を見たとき、
彼女の恋が始まる。

だけど、恋って
どうしてこんなにも
突然なんだろう?

 

恋は一種の
「偶然」として
訪れるものだよ、少年。

それは、我々が
未だ知らない可能性との
出会いなんだ。

王子という存在は、
ニナにとって未知の世界の
象徴だったのかもしれない。

そして、その未知への憧れが、
恋という形で表出したんだろう。

ここで哲学者
ガブリエル・マルセルの
「愛は存在を充実させる」
という考えを思い出してほしい。

王子を愛することで、
ニナは自分自身の存在を広げ、
より豊かな世界を
目指そうとしたのだよ。


 

挫折と自己否定

 

でも、その憧れは
すぐに挫折するよね。

舞踏会のシーンでは、
ニナは自分の歌がまるで
価値のないもののように
感じてしまう。

そして、自分なんて
何の取り柄もない、
泡になりたいとまで
思うようになる。

どうして恋は、こんなにも
人を傷つけるんだろう?

 

恋が傷つけるのは、
それが自己の限界を
突きつけるからだよ。

ニナが直面したのは、
単なる歌唱力の差ではない。

彼女は、自分が「狭い海」の中で
生きてきたことを思い知らされる。

そして、他者と比較することで、
自らを否定してしまうのだ。

これは哲学者
キルケゴールが指摘する
「絶望」の一形態だと言える。

だが、少年、
覚えておいてほしい。
絶望の中には、
成長への種もまた
含まれているのだ。


 

勇気と自己の再構築

 

そして、最終的にニナは
自分を変えようとするよね。

崖から落ちたときに
助けられた彼女は、
もう一度王子に向き合う。

そしてついに
「好きです」と告白する。
その勇気の源は何なんだろう?

 

それは、彼女が自らの
「いくじなし」と向き合い、
それを克服しようと
したからだろう。

ここで注目したいのは、
彼女の行動がまるで
「運命」に導かれるように
進んでいる点だ。

海の波が彼女を
押し出した瞬間、
それはまさにニーチェの言う
「運命愛」の具現化だ。

つまり、運命を
そのまま受け入れ、
それを愛することで、
彼女は新しい自己を発見し、
王子に告白するという
行為に至ったのだよ。


 

結論

 

結局、ニナの恋が
実ったのかどうかは
明確じゃないよね。

でも、それって重要なのかな?

彼女は、自分の殻を破り、
声を出すことができた。
それだけで、彼女の恋は
意味を持つんじゃないかな。

その通りだ、少年。
恋の成就や失恋は、
あくまで結果でしかない。

重要なのは、ニナが
自分自身を超えた瞬間にある。

彼女は最初の歌詞にある
「泡沫」のような存在から、
「お姫さま」としての
自分を見出したのだ。

この物語は、恋が
自己の成長を促す力を
持つことを示している。

そして、それこそが
恋の本質と言えるだろう。

 

 

恋をするって、
ただ誰かを好きになる
だけじゃなくて、
自分を知り、
自分を変える旅なんだね。

 

その通りだ、少年。
そしてその旅は、
いつだって新しい始まりを
連れてくるのさ。


【歌詞考察】BUMP OF CHICKEN(バンプ)/飴玉の唄 この曲の意味とは?MVの電池や君・あめだまは全ていずれ消える。その共通点を哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

BUMP OF CHICKEN
飴玉の唄

について哲学的に考察していく。



 

BUMP OF CHICKEN「飴玉の唄」MV

www.youtube.com


飴玉の唄の歌詞

僕は君をじたから 
もう裏切られる事はない
だってもし裏切られても
それが解らないから
どうか 君じゃなくならないで
悲しい時嬉しい時どちらにしても 
ほら泣く困るでしょうって更に泣く 
あんまり困らないよ
飴玉あげる
何光年も遙か彼方から 
やっと届いた飴玉だよ
そういう1ミリを繋いで君と出会えた 
僕がいるよ
見えない神様 僕らは祈らない
冷えきった君のその手に触れて心を見たよ
聞けない事言えない事
上手に話せなくて泣く
出ない言葉強い気持ち時間が
足りないと言う
僕は君と僕の事を
ずっと思い出す事はない
だってさよならしないなら
思い出にならないから
さぁゆっくり下手な話をしよう
言葉の要らない話をしよう
何億年も遠い昔から
お互い知っている人がいるよ
そういう1秒を紡いで僕と生きている 
君がいるよ
死なない神様僕らは祈らない
咳をする君の熱に触れて
命を知るよ、知るよ wow
僕は君を信じたけど君が消えたら
どうしよう考えると止まらないよ
何も解らなくなる
いつか君と離れるなら 
いっそ忘れる事にしよう
出来るのかな 
無理だろうな離れたくないな
僕は君をじたけど 
君が消えたらどうしよう考えると
止まらないよ何も解らなくなる
いつか君と離れるなら 
いっそ忘れる事にしよう
出来るのかな 
無理だろうな離れたくないな
僕は君と僕の事を
ずっと思い出す事はないだって
忘れられないなら思い出に出来ないから
ねぇ 怖いよ止まらないよ
上手に話せやしないよ
君は僕を信じてるの離れたくないな
見えなければ死ななければ
だけどそんなの君じゃないよ
僕は嫌だよ君がいいよ
離れたくないな
飴玉食べた 君が笑う
勝てない神様負けない
祈らない限りある
君のその最期に触れて
全てに勝つよ
見えない死なない 
僕らの世界でその手に触れて
熱に触れて僕も笑うよ
君と笑うよ、笑うよ
僕は君を信じたから、
信じたから、信じたから yeah


序論

少年と哲学者メロディウスは、

BUMP OF CHICKENの

「飴玉の唄」の歌詞を通じて、

愛、別れ、存在の意味について

対話を繰り広げます。

 

歌詞に描かれる感情や

哲学的テーマを掘り下げ、

言葉の背後にある普遍的な真理を

探求していきます。

 

歌詞は「信じること」

「喪失の恐れ」

「時間と永遠」など、

深いテーマを含んでいます。

 

この対話は、少年の純粋な問いと、

メロディウスの哲学的洞察を通じて進められます。


 

信じることと裏切り 

「僕は君を信じたから、
もう裏切られることはない」
ってあるけど、信じることって、
そんなに簡単なのかな?

裏切りが怖いから
信じるのをやめるって、
逃げに見えるんだ。

だけど、信じることで
安心できるのなら、
それも一つの救いなのかもしれない。
どう思う?

 

少年よ、信じることは
人間の最も根源的な行為だ。

信じるということは、
相手に自分の一部を委ねる行為だが、
同時に不安を伴う。

歌詞にある
「もし裏切られても
それがわからない」
という言葉は、
裏切りの痛みを避けるために
目を閉じる選択を示唆している。

だが、信じることの本質は、
結果ではなく行為
そのものにあるのではないか?


 

でも、それって
自己満足じゃない?

相手がどう思っているかなんて、
本当のところわからないんだし。

 

それはそうだ。
だが、信じることによって
自分の世界が広がることも事実だ。

信じることで、
見えない未来を共に歩む
覚悟が生まれる。

それは、「飴玉」を
遠い彼方から
受け取るような奇跡の連続だ。


 

時間と永遠 

「何光年も遥か彼方から
届いた飴玉」っていう
表現が出てくるけど、
これってすごく
ロマンチックだよね。

時間を超えて
何かがつながる感覚って、
どういうことなんだろう?

 

それは、有限の存在である人間が、
無限への憧れを抱くからこそ
感じる感覚だろう。

「飴玉」は物理的な
存在かもしれないが、
それ以上に象徴的な意味を持つ。

過去から未来へ続く
「時間の糸」の中で、
君と僕が出会う奇跡を
表現しているのだ。

 

時間って、
ただ過ぎ去っていくもの
じゃないの?

でも、この歌詞を読むと、
時間が「紡がれる」
もののように感じるんだ。

 

その通りだ、少年よ。
時間は単なる流れではなく、
私たちが経験を
積み重ねることで意味を持つ。

だから「1ミリ」「1秒」
といった細かい単位が、
奇跡を生む
基盤となるのだ。

「飴玉」を手にする
君と僕の関係も、
そうした小さな時間の
積み重ねによるものだ。


 

喪失の恐れと永遠の願い 

「君が消えたらどうしよう」
って何度も繰り返されてるよね。

好きな人がいなくなるって、
やっぱり怖いよ。

でも、いなくなる前に
忘れようとするのは、
少しずるくない?

 

それは、人間が持つ矛盾のひとつだ。
喪失の恐れに耐えるために、
先に感情を切り離そうとする。

しかし、それは「君」が持つ
独自性を否定することでもある。

「忘れること」は簡単ではないし、
仮にできたとしても、
それは真の救いにはならない。 

「見えなければ死ななければ
だけどそんなの君じゃないよ」
って言葉が、
まさにそのことを表してるよね。

「君じゃない」って言うのは、
その存在が完全には
代替不可能ってことなんだよね?

 

その通りだ。
「君」とは、
ただの存在以上の何か、
つまり君にとって
唯一無二の存在だ。

喪失の恐れは、
その「唯一性」から生まれる。
それゆえに、君が笑うこと、
君と触れ合うことが、
何よりも大切なのだ。


 

結論 有限の中の無限 

結局、この歌詞って
「飴玉」みたいな小さな存在が、
僕たちにとって
無限の価値を持つってことを
伝えてるのかな?

 

その通りだ、少年よ。
この歌詞は、
有限の中に無限を見出す
人間の心を描いている。

限りある時間や存在を
「飴玉」のように
大切にすること。

それが喪失の恐れを超えて、
君と僕がつながり続ける
力になるのだ。


 

でも、
「勝てない神様負けない
祈らない限りある
君のその最期に触れて全てに勝つよ」
っていう言葉には、
どこか矛盾がある気がするよ。

限りあるものに触れることで
「勝つ」って、どういう意味?

 

それは、限りあるものが
持つ美しさに触れることで、
生きる意味を
見いだすということだろう。

祈りや神を超えた先に、
君と僕が手を取り合う世界がある。

その瞬間こそが、
喪失を恐れる必要のない
「勝利」なのだ。


【歌詞和訳考察】SZA/Drive(ドライブ) この曲の意味とは?運転することと人生の本質がどう関係するのか哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

SZA
Drive

について哲学的に考察していく。



 

SZA「Drive」MV

www.youtube.com


Driveの歌詞/和訳

I been up ‘til midnight, drivin’ to nowhere
真夜中まで起きて、どこにも向かわず運転してた

Bumpin’ a slow song, can’t get my head clear
スローソングを流しながら、頭を整理できずに

I been up ’til sunrise, headed to nowhere
日の出まで起きて、どこにも向かわずに

Hopin’ that someone’s missin’ me somewhere
誰かがどこかで僕を恋しがっていることを願いながら

Drivin’, just drivin’
運転して、ただ運転して

Just tryin’, just tryna get my head right
ただ頭を整理しようとしてるだけ

It’ll all be better when, when I
すべて良くなる、そう思うときに

When I, just gotta get my head right
ただ頭を整理しなきゃいけないんだ

And it don’t hit the same when you’re all alone
一人だと全然同じように感じられない

And the money’s insane, I know
お金はすごい、わかってる

But it don’t fill the void at all
でもその空虚感は全然埋まらない

And I promised my mom I’d do better
母にもっと良くなるって約束したのに

But they keep trying me so I’m
でもみんなが挑んでくるから、僕は

With all the bullshit and fuck it all up
そのくだらないことに巻き込まれて、全部ぶち壊してしまう

I keep pretendin’ everyone’s as good as me
みんなが僕と同じくらい良い人だって振りをしてる

Shit’s so weird I cannot speak
でもおかしすぎて何も言えない

Balled so hard, I think I peaked
頑張りすぎて、もう頂点に達した気がする

All my exes still love me
元カノたちはまだ僕を愛してる

Call me up, he wanna freak
彼は電話してきて、遊びたいみたいだ

All my opps lookin’ distressed
敵たちはみんな困った顔してる

How you copy then compete?
真似して競争してどうするつもりだ?

Oh, you just mad that your nigga want me
君の彼が僕を欲しがってるから怒ってるんだろ

Oh, you just mad that we went ten weeks
10週間も一緒に過ごしたのが悔しいんだろ

Oh, you just mad that your ass ain’t free
君の尻が自由じゃないのが悔しいんだ

Scared to say shit so you fake kiki
何も言えないから偽りの笑顔を見せてる

Scared to cut a nigga so I left, ski-ski
切り捨てるのが怖いから、僕は去った

I ain’t scared of shit so I swing my meat
何も怖くないから、僕は自分のやりたいようにする

I ain’t scared of shit so I let mine go
怖くないから、手放すべきものは手放す

Pop my shit ’cause I can, I know
やりたいことをやる、できるから、そうわかってる

I been up ‘til midnight, drivin’ to nowhere
真夜中まで起きて、どこにも向かわず運転してた

Bumpin’ a slow song, can’t get my head clear
スローソングを流しながら、頭を整理できずに

I been up ’til sunrise, headed to nowhere
日の出まで起きて、どこにも向かわずに

Hopin’ that someone’s missin’ me somewhere
誰かがどこかで僕を恋しがっていることを願いながら

Drivin’, just drivin’
運転して、ただ運転して

Just tryin’, just tryna get my head right
ただ頭を整理しようとしてるだけ

It’ll all be better when, when I
すべて良くなる、そう思うときに

When I, just gotta get my head right
ただ頭を整理しなきゃいけないんだ

And I can’t lose my focus, I know if hope is the goal
集中力を失えない、希望が目標なら

Then I can’t succumb like these cum-guzzlers at all
ああいう奴らみたいに屈するわけにはいかない

And I know that if love is my purpose
もし愛が目的なら

I can’t waste energy looking for enemies, I just dub it all
敵を探してエネルギーを無駄にできない、全部スルーするだけ

I’m anti-beef, half y’all bitches be too cheap
争いごとは嫌い、君たちの半分は安っぽい

Half a milli when I bling, fuck I look like on my knees?
輝くときは50万、ひざまずくわけないだろ?

You really just mad ’cause I make it look easy
簡単そうに見せるから君は怒ってるんだ

I’m really this bad, you should see it 3D
僕がこんなに悪い奴だって、3Dで見てみたらいい

Brought you this bag, you should spend it on me
このバッグを持ってきたんだ、僕に使ったらいい

All of my time precious, so be
僕の時間は貴重だから、そうしてくれ

I been up ‘til midnight, drivin’ to nowhere
真夜中まで起きて、どこにも向かわず運転してた

Bumpin’ a slow song, can’t get my head clear
スローソングを流しながら、頭を整理できずに

I been up ’til sunrise, headed to nowhere
日の出まで起きて、どこにも向かわずに

Hopin’ that someone’s missin’ me somewhere
誰かがどこかで僕を恋しがっていることを願いながら

Drivin’, just drivin’
運転して、ただ運転して

Just tryin’, just tryna get my head right
ただ頭を整理しようとしてるだけ

It’ll all be better when, when I
すべて良くなる、そう思うときに

When I, just gotta get my head right
ただ頭を整理しなきゃいけないんだ


序論

 

この歌詞を読んでみたけど、
何だか心がざわつくんだ。

孤独、不安、自分探し…
どこか僕自身の気持ちにも近い気がする。

だけど、これって一体
何を伝えようとしてるんだろう?

 

この歌詞は、一見すると
ただの個人の感情の吐露に思えるが、
実は人間の存在そのものに
根ざした問いを含んでいる。

孤独、欲望、目的、そして希望。
これらのテーマを掘り下げることで、
君自身の人生への
新たな視点が開けるかもしれない。

 

じゃあ、この歌詞を通して
僕たちの人生の本質について
考えてみようか?

 

いいだろう。
歌詞を道標にして、
私たち自身の哲学的な旅に出るとしよう。


 

孤独と向き合う旅

 

歌詞の冒頭では、
『真夜中まで起きて、
どこにも向かわず運転してた』
ってあるよね。

これって、
目的地のない旅の象徴なのかな?
それとも、自分自身と
向き合う時間のことを
言ってるんだろうか。

どちらも正解だろう。
この『どこにも向かわず運転する』行為は、
人生そのもののメタファーだと言える。

現代人の多くは、
具体的な目的地を失いながらも、
ただ動き続ける。

それは不安や孤独と
向き合うための手段でもあるが、
同時にその不安から
逃れる行為でもあるのだ。

でも、孤独って
そんなに悪いものなのかな?

一人でいるときに初めて、
自分の本当の声を聞ける気がするんだ。

 

君の言う通りだ。
孤独は危険な罠であると同時に、
深い自己認識への扉でもある。

『誰かがどこかで僕を
恋しがっていることを願いながら』
という歌詞には、
孤独に対する葛藤が見える。

他者からの承認を求める気持ちと、
独りであり続ける覚悟の間で揺れる心だ。


 

欲望と空虚感

 

次の部分で、
金銭的な成功について
触れているよね。

『お金はすごい、わかってる/
でもその空虚感は全然埋まらない』って。

これって、物質的な豊かさが
必ずしも心の豊かさを
保証しないってことかな?

 

そうだな。
物質的な成功や快楽は
一時的な満足感をもたらすが、
それが人間の存在の
本質的な満足を与えるわけではない。

歌詞では『空虚感』と
表現されているが、
これは古代ギリシャ哲学で言う
“アポリア”、
つまり“到達できない目的”
の状態に似ている。

無限の欲望を追い続けることが、
人間を迷宮に閉じ込めてしまうのだ。


 

でも、どうして僕たちは
そんなに欲望を
追い求めてしまうんだろう?

理屈ではわかっていても、
何かを手に入れたくなる
気持ちは消えないよ。

 

それは、人間が未完成な存在だからだ。
我々は常に何かを欠いていると感じる。

だが、その欠乏感を
埋める方法を誤ると、
さらなる空虚に陥る。

歌詞にあるように、
『頭を整理しようとしてるだけ』
という意識的な行動こそが、
欲望から自由になる
第一歩かもしれない。


 

希望と愛の目的 

後半では、
『もし愛が目的なら/
敵を探してエネルギーを
無駄にできない』ってあるよね。

ここでは希望とか愛が
テーマになっている気がする。

 

確かに。ここで言う“愛”は、
単なるロマンチックな感情ではなく、
もっと広義な意味での存在目的だろう。

愛とは自己を超えた他者への
献身や繋がりを意味し、
それが人間を孤独から
救い出す鍵になる。


 

でも、
『敵を探してエネルギーを
無駄にできない』っていうのは、
愛のために争いを避けるってこと?

 

争いを避けるだけでなく、
自分の内なる闇と向き合うことを
意味しているのかもしれない。

敵を外に求めるのではなく、
自己の中にある葛藤を受け入れること。

愛と希望は、外部との戦いではなく、
自己との和解の中で生まれるのだ。


 

結論 

この歌詞って、
ただの感情の吐露だと思ってたけど、
こうやって考えると
深い哲学的な問いが
詰まってるんだね。

孤独、欲望、愛…
どれも僕自身の生活に
繋がるテーマだ。

 

その通りだ。
音楽や詩は、
人間の根源的な問いに
触れる力を持っている。

そして、それを考察することで、
君自身の人生に新たな意味を
見出すことができる。

この歌詞を通して、
君が少しでも自分自身を
見つける助けになれば、
私たちの対話も無駄ではないだろう。


 

ありがとう、メロディウス。
僕も運転しながら、
自分の頭の中を整理する時間を
もっと大事にしてみるよ。

 

その時、君の
“どこにも向かわない運転”が、
本当に価値ある旅になるだろう。

焦らずに進んでいきなさい。


【歌詞考察】sumika(スミカ) /Dang Ding Dong この曲の意味とは?曲名の独特なリズムや言葉は一体何を表しているのか哲学的に徹底解説!

諸君、ごきげんよう。

 

我は音楽を哲学的に考え思考する

メロディウスである。

 

今回は

sumika
Dang Ding Dong

について哲学的に考察していく。



 

sumika「Dang Ding Dong」MV

※更新され次第アップします


Dang Ding Dongの歌詞

「個性がちょっとない」
「軸ブレてない?」
言われたくないのフルコースだ
ときめきなんてない
暇もあんまない時代に見つけた宝なのに
消えない消せない
残像恋して
吸えない吐けない
不調和ムードも
不敵なモードで足鳴らして飛ばして
駆け抜けて
Dang Ding Dong
唱えよう叶えよう
ハレもケもゆこう
まじないの魔法のワード
Dang Ding Dong
伝えよう伝わるよう
好きだらけでいよう
新しい朝のハロー
Dang Ding Dong
孤独な希望でも歩もうか
Walk AroundWalk AroundGood
あれ欲しいじゃないこれ欲しいじゃない
無くしたくないが本音だな
「ビジョンが薄味」
「エビデンスない」
横文字圧力も知っちゃいない
解けない溶けない
まじないのような
見えない見せたい
ジレンマサンドも
1.2の3歩で腕を振って回して
鯔背でゆけ
Dang Ding Dong
夢でも醒めても居座るんだよ
飽き性な私のやめない「やりたい」
涙も嗚咽も
隠さないよ隠れないよ
だれもかれも見てない道を
足鳴らして飛ばして
駆け抜けて
Dang Ding Dong
唱えよう叶えよう
ハレもケもゆこう
まじないの魔法のワード
Dang Ding Dong
伝えよう伝わるよう
好きだらけでいよう
新しい朝のハロー
Dang Ding Dong
孤独な希望でも歩もうか
Walk AroundWalk Aroundodd
止めない止めない鳴らせ
Dang Ding Dong
鳴らせ
Dang Ding Dong


 

序論

この歌詞を見て、
僕は何かに挑戦する
力を感じました。

だけど、同時に
「個性がない」とか
「軸がぶれている」と
言われる不安も感じるんです。

これって現代社会で
みんなが抱える
悩みの象徴じゃないでしょうか?

 

この歌詞は一種の
哲学的命題とも言える。
「個性」や「軸」といった概念は、
他者の評価を基にしたものか、
それとも内なる真実か。

その葛藤が歌詞全体を
支配しているようだ。

まず、このテーマを
「挑戦と不安」という
観点で探究してみようではないか。


 

第1章 「個性」と「軸」の迷宮

歌詞の冒頭で、
「個性がちょっとない」
「軸ブレてない?」
なんて言葉がありますね。

これって、
自分自身のアイデンティティが
他人に揺さぶられる
瞬間のように感じます。

やっぱり、僕たちは自分らしさって
何だろうと迷うことがあります。

 

他者からの評価を恐れる心、
それは社会的動物としての
人間の宿命かもしれない。

「個性」や「軸」という言葉は、
自己を形作る枠組みだ。

 

しかし、その枠組みが
曖昧であるとき、
人は自己を見失い、
不安を抱くのだろう。

だが、歌詞はこうも言っている。
「ときめきなんてない」
「暇もあんまない時代に
見つけた宝なのに」と。
この「宝」とは何か?

 

きっと、それは
自分だけが見つけた価値とか、
人生の意味ですよね。
他人に何と言われようと、
自分だけの「宝」があれば、
揺らがない気がします。

 

そうだ、その「宝」が
「軸」を支えるのだ。
しかし歌詞は
「消えない消せない」とも言う。

つまり、一度見つけた価値は
消えないものの、
それが他者の視線によって
脅かされる。

ここに、現代人のジレンマが
浮かび上がるのだ。


 

第2章 矛盾を抱えた不調和の美学

「不調和ムード」や
「ジレンマサンド」って、
矛盾だらけの世界を
歌ってるように思います。

 

でも、その矛盾を抱えたまま、
「不敵なモードで足鳴らして
飛ばして駆け抜けて」と
進もうとしているのが面白いですね。

 

確かに、少年。
ここにこそ、
この歌詞の核心がある。
人生とは不調和そのものだ。

理想と現実の間、
個性と集団の間、
希望と絶望の間。
これらの間で人は揺れ動きながらも、
なおも前進する。

それを「不敵なモード」と
表現するのは実に巧妙だ。

 

君はどう思う?
この「駆け抜ける」行為は
何を象徴しているのか?

 

僕は、それが「挑戦」と
「前進」だと思います。
たとえ矛盾や困難があっても、
自分の足で進み続けることが
大事なんじゃないでしょうか。

 

その通りだ、少年。
歌詞の中の
「Dang Ding Dong」という
繰り返しのフレーズは、
一種の呪文のように響く。
それは、進み続けるための
自己暗示であり、
同時に矛盾を受け入れるための
魔法の言葉だ。

ここで重要なのは、
不調和を「解決」するのではなく、
それを抱きながらも
進むという態度だ。


 

第3章 孤独と希望の交錯 

「孤独な希望でも歩もうか」
というフレーズがありますが、
孤独と希望って
相反するものに感じます。

でも、孤独だからこそ
見つけられる希望もあるんでしょうか?

 

その問いは深いな、少年。
孤独とは、他者の影響から
解放された純粋な自己との対話だ。

そして希望とは、
未来への信念であり、
自らの中に芽生える光だ。
つまり、孤独と希望は
対立するものではなく、
むしろ共存する。

 

歌詞はこう語る。
「新しい朝のハロー」と。
この「ハロー」とは、
孤独な夜を越えた後に訪れる
自己の再発見を
意味しているのではないだろうか。

 

じゃあ、孤独を恐れる
必要はないってことですか?
むしろ、それがあるからこそ
希望を見つけられると。

 

その通りだ、少年。
孤独は人間の成長に
必要不可欠な要素だ。
そして、その中で見つけた
希望こそが、「軸」となる。

「Dang Ding Dong」
というフレーズは、
孤独な時間における
自己の支えであり、
未来へ進むためのリズムなのだ。


 

結論 矛盾を抱えて進む哲学

この歌詞を通じて僕は、
人間は矛盾や不安を抱えながらも
進む存在だと気づきました。
孤独や不調和さえも受け入れて、
それでも「駆け抜けて」いくのが
大事なんですね。

 

その通りだ、少年。
この歌詞は現代人の
心情を反映しつつ、
それを乗り越えるための
哲学を提示している。

「Dang Ding Dong」という呪文は、
不安定な世界の中で
生きる人々への励ましであり、
矛盾を楽しみ、進むことの象徴だ。