カッパドキア2日目 (トルコ旅行6)
2019年 04月 07日
朝6時ごろ爆音のアザーンが鳴り響く。
イスラム圏はこれだから目覚ましアラームは不要だな。
カッパドキアと言えば気球ツアー。でも数年前の事故が記憶に新しいし結構なお値段なので、私は気球が上がってる光景を丘の上から見られればいいな位に思っていた。冬場は気候の関係で飛ばない日が多いらしいけど、天気予報によると滞在二日目の午前中は風もなくまずまずのお天気らしい。ということでアザーンで目覚めてからいそいそと支度して丘へ。私達が泊まっていたホテルから丘の上までは徒歩15分。道中いろんなホテル前で気球ツアー参加者が準備していた。いざ丘の上へあがると結構な人が見学に来ている。しばらくすると眼下に気球を乗せた業者の車が何十台も四方八方に走っているのが見えた。
●ホテルの部屋からの風景。奥にある丘の頂上真ん中に旗が見える(拡大したら見えるかな?)ここにビューポイントがあります。
な・の・に・…しばらく待っていたのに…なんか気球を積んだ車は遠くへ行ってしまったようで(?)日の出1時間後くらいまで待ったけど結局ビューポイントから気球が上がってるのは見られず。風はなかったけど結構雲があり視界が悪そうだったから、いつものポイントではなくもっと離れた場所へ移動したのだろうか?丘の上で待ってた人達もどんどん帰っていったし謎に包まれた状態のまま私達もホテルへ帰って朝ごはんにしました。
●本来ならここから気球が見えるはずなのに…一体何が起きた?私が気球に嫌われているのか?(笑)
朝ご飯を食べ気を取り直してUçhisarへ行くことに。ギョレメ村の中心にある小さなバスターミナルからNevsehir行の中型バスが30分毎に出ていて乗り場に値段も書いてあるのですぐ分かります。観光客が多く使う路線らしく、私達が乗った時は8割型外国人でした。私達はギョレメから10分程で下車してウチヒサル城へ向かいました。バスの中でチケット売りの係り員さんにウチヒサルと伝えれば、ちゃんとバス停で泊まってくれるのでご安心を。ただ途中下車したのは私達だけだったので、ほとんどの外国人が終点Nevsehirから乗り換えてDerinkuyuの地下都市へ向かった様子。バスを降りた場所から幹線道路を渡ってモスクを右手に見ながら歩いていくと、自然にお城に辿りつけます。
その後バスを降りた場所まで戻りNevsehir行のバスを待っていたら、ギョレメ発ではなくウチヒサルのある村発のバスが通りかかり、行先もNevsehirになっていたので迷わず乗車。こちらは観光客はおらず地元の女性ばかり。ローカル感溢れる中皆さんと揺られてNevsehirに到着。下車する時に運転手さんにデリンクユ?と尋ねたらジェスチャーで道路を渡って反対側にあるバス停で待っててと教えてくださいました。これはすでにネットで調べ済み情報だったので安心して反対側へ渡ると、ちゃんと英語で時刻表が出ていた。平日と祝日で多少差はあれど30分から1時間おきにバスがあるみたい。このあたりは小型バスがたくさん止まる場所で同じ場所からカイマルクという別の地下都市行のバスも出ているので、間違えないようにお気を付けあれ。分からなければ運転手さんに聞けば親切に教えてくれます。
Nevsehirから40分くらいかかったでしょうか?のどかな村を通り抜けながらデリンクユのバスターミナル(終点)に到着すると、車内チケット担当のお兄さんが博物館はあっちと指さして教えてくれました。多分観光客に毎日同じこと聞かれてるんだろうな(笑)。
さてこのデリンクユの地下都市はアラブ人の迫害から逃れるためにキリスト教徒が1万人生活していたといわれ、要するに狭くて低い洞窟状態。ここは確かに興味深いのですが腰や足の悪い人、背が高い人には辛い。私達が行った時はちょうどお昼ご飯の時間帯でツアーのひとは1組しかおらず自分達のペースで見られたけど、ツアーでごったがえす午前中は人とすれ違うのも大変な箇所が多くて、一刻も早く外に出たいと願う人が多いのでは?ちなみに夫の感想は二度と行きたくない、だそうです。
見学後は再びNevsehirへ向かうバスに乗り、ついでにNevsehir街中のショッピングモールでお茶して、再びギョレメ行のバスに乗って戻ってきました。
お夕飯は私の好きな茄子の肉詰めでエネルギー補給。ドイツ時代はアパートの向かいにあるトルコインビスで10日に一度はこれ食べてた。
by penedescat
| 2019-04-07 16:42
| 旅