「モバゲーすげえ!」ムードに水を差してみたよ
ヤフー、グーグル検索で来られた方へ
こちら記事の方が参考になると思いますのでご覧下さい。
<注意>検索サイトからモバゲーについて調べるために来られた方へ。 - Student magazine
「モバゲーすげえ!」ムードに水を差してみたよ
小中高校生の皆さんこんにちは!泣く子も笑うポールだよ。いつの間にかyahoo検索でも、google検索でも以前の記事が「モバゲー」で1ページ目になっちゃっててびっくり。(笑)最近、モバゲーはCMもバンバンやりだしていますから、「モバゲー」経由の流入がすごいっす。
http://www.youtube.com/watch?v=U6PsC-4vPM8&eurl=
さて、このモバゲーは今ウェブ業界にとってちょっと怖い存在です。このモバゲーの何が怖いか?多分それは圧倒的な情報量の少なさです。モバゲーが早くも中国に進出しようとしてるとかそんなニュースは聞きますが、生の声はなかなか僕なんかには聞こえてきません。
その理由は簡単でモバゲーユーザーの「年齢層」と「媒体」ですよね。mixiでも年齢層が比較的若年層だったこともあり実態の把握が遅れような気もしますが、モバゲーでは10代が7割で残りはほぼ20代と言われるほど。またPC発祥ではなく、携帯発祥でPCからのアクセスを受け付けてない状況。この2点はやはり大きいです。
前回、反響をいただいた「モバゲーへの警鐘」ですが、この記事関して色々とコメントをいただいてます。これを見てもやはり私は懐疑的にならざるを得ません。というか、ここはあえてそっちの立場になってみたいなぁなんて。現時点での個人的見解ですが、モバゲーの現状のポイント(というか問題点?)はいかのようにまとまられるでしょう。(あくまで個人的見解なので批判は甘んじてお受けします)
あんまりデータを引っ張ってきて論理的に示して、、、なんてことは今回はしません。(面倒だから。笑)あくまでこういった面もあるんだ、という喚起ですので、「ふーん。」って感じで流してもらえば嬉しいです。不誠実ですがブログですんで多めに見て下さい!
最初にモバゲーについて
知らない人はいないと思いますが、一応超簡単に説明。
・無料でゲームができる携帯SNS。
・会員数は2007年2月現在300万人を突破し、その伸びはmixiを上回り、業界の注目を集める。
・主な会員は10代でその割合は7割と非常に若い。
・モバゴールドという仮想通貨を広告見たりして稼いで、アバターなどを買ったりする。
「モバゲー=出会い系」は否定できまい・・・
・一般の出会い系サイトの主戦場もPCではなく携帯!出会いにはやっぱ携帯!
・現状でも相当数がその用途で使用してる模様。(いや、何割よ?とか聞かれても…リサーチめんどいんで。笑)初期のmixiと一緒かなとも思えるんですが、モバゲーの場合は年齢層がちょっと若いので・・・あはは青春!)
・運営側が認めてないとか関係ありません。問題は実態がどうなのかということ。0.1%とかそのぐらいならまあ問題ないですが、そうはいかないでしょう。いや、割合の問題ではないですね。ここまで規模が大きくなると絶対数の問題です。事件化とかしませんように。しても報道されませんように・・・ってこれはいかんわ!笑
SNS個人認証について
・モバゲーはゲームのできる携帯SNSです。この売りに携帯電話の特性を活かした、認証システムがあるみたいなんですが、携帯本体の認証システムでID登録しているといってもね…セキュリティには完璧なんてないわけでして…そういえばmixiも「はまちちゃん」だったかな?あのかわいい名前の方にやられてたなぁ。勝手にある特定の表記の日記を見るだけで自動的に日記が書かれるという初歩的なセキュリティホール。
・事実、認証システムの欠点をついて荒らしてる人もいるようです。
監視体制
・非常に酷ではありますがどんなウェブサービスであれ監視体制に合格点が挙げられるものは現状ないんではないでしょうか。モバゲーも同様です。色々と監視が行き届いていないのは明白です。
・これは、有名な「強制退会問題」とも絡んできますね。
・個人的に一番理想的なのは断然wikipediaですが、非営利だから比較しては酷ですね、すいません。wikipediaでも当然完璧ではないですが、本当にどのウェブサービスもwikipediaというコミュニティ形態から学ぶことは多いはずです。モバゲーとは全く違うコミュってことは十分承知の上で言ってます。それだけの価値があると。
モバゴ−ルド
・ここが僕が一番気にしている所です!子供に教育もせずに「変なお金」みないなのを持たせることでどんなことが起きるか、よーく考えてください!似たようなサービス少しでも利用して方にはわかるでしょう。子供は大人が思う以上に純粋で素直です。
(例:モバゲーに不特定多数の誰かに勧誘することを「釣る」と言います。釣る場所を「釣り場」といいます。この釣りによりモバゴールドが得られます。この仕組みは諸刃の剣ですね。このシステムは会員数増加のためには欠かせません。そんなことはわかってます。ただ、あまりに行き過ぎた行為があった場合にどういった対処をするのかということがポイントです。)
・さらに、近い将来(というか、今もそうなりつつある)RMTでネット上の通貨がリアルの現金にかなり近い流動性、価値を持つようになります。この変化もモバゲー内で大きなインパクトとなって現れるのではないかと考えてます。「本物のお金じゃないという認識」だけど「本物のお金みたいなもの」になるんです。
迷惑メール問題
・「モバゲー登録したら迷惑メールがいっぱい来た」っていうのを聞きますが、これはどうやら、モバゴールドをためるときに見たり登録したサイトからのメールの可能性が高いです。これはぶっちゃけ誤解されてもしょうがないです。広告出稿側も運営側もユーザーも大変だこりゃ。子供は素直なんだって!笑
そもそも若年層のコミュ
・mixiなどのコミュとは一味違ったリスク満載!大人もそうなんでしょうが、子供は特にネットのコミュニケーションのレベルが低い子が多いです。もちろん、僕も含めてね。笑
技術力
・そもそも技術力の面だとモバゲーってどうなんですか?アバターとかは自社生産じゃないようですが。。。。ポケットアフィリエイトとか、そういうの絡めたビジネスモデル牽引型なんですかね。それでも、すごいっちゃすごいですが!
モバゲーの将来を予見するためには
・mixiとハンゲームを知る
・モバゲーに参加する(できれば10代とか偽って)
・モバゲーの類似サイトとして「大集合NEO」が挙げられます。少しづつモバゲーから流入しているみたいです。(これについてはもっと情報量少ない。アバターは無料らしい。)
まとめ
今CMもやって乗りに乗ってるモバゲーに水を差してみましたが、実際皆さんメディアに流されすぎでは?テレビではもちろん、ネットメディアでもそうです。表面の報道だけで判断しないようにしましょう。
●モバゲーすごいよ!⇒それはこんな理由からだよ!⇒へー、すごーい!
で終わらないように、しっかりマイナスの部分にも目を向けてこそのプラスの情報です。
最後に最近の報道見てみましょう!!!
・ITmedia アンカーデスク:モバゲーのすごさは意外なところに……?
・(大人にモバゲーを説明するとき)「あ、そうそう。メンバーは300万人を突破して、メンバー増加のスピードはあのmixiをも上回りますよ」と言うと、聞いていた相手はちょっと前のめりになってきます。
・この、「テレビCMをやっていますよ」という言葉を聞いたときに大人の反応がガラリと変わったのを見て、もしかするとこれはネット系サービスでもやり方次第ではテレビCMも効果を持つということではないかと思いました。
大人の人は素直ですね!
集客力のあるモバゲータウンに情報系コンテンツやEC系との連携を強化する方向性は正しい。 モバイルにおける「ヤフー」になるだろう。
いや、ならない!(少なくとも現状ではヤフーになるなどと恐れ多いことは断言できない。
ヤフーなめすぎ!
そして、ヤフーなめられすぎ!笑
そもそもターゲット違うから。皆さん、もうちょっと冷静になりましょうね♪
それにしても「ヤフー」が引き合いに出されるとは。。。googleにけちょんけちょんにされてるとはいえ。ヤフー可愛そう。。。
モバイルを制覇するのはそんなに簡単ではないような気がします。
モバゲー運営者の方はターゲット層の絞込みが裏目に出ないように、そこにだけは注意してくださーい!「十分してるからお前黙れ」とか言わないで。笑
でも今後には大いに期待です!!!!
see u next time...