【これは売れる！！】豚しゃぶ用の薄切り肉で作れちゃう肉巻きおにぎりが大ボリュームでほっぺた落ちそうな件について【レシピあり】

正直な話をしよう。私は過去一度として肉巻きおにぎりを食べたことがない。今までブログを読んできてくださってる人ならこの私が如何にお肉大好き、ご飯大好きかはお分かりだろう。そんな私が未だ肉巻きおにぎり未経験者であり続けている理由はズバリ「店で買うなら作るわ」というケチの精神だ。

 

・肉巻きおにぎりとの初めての出会い

学生時代、下北沢に遊びに来て軽食を取ろうとした際に肉巻きおにぎりの有名店「ニックンロール」を見かけて非常に興味がそそられたものの、当時学生だった私は社会人の今より遥かに自分にケチだったので「いや、肉巻きおにぎりなら家で作れそうだしな…」という理由で買わずじまいだったのだ。（と言っても1個300円程度だが…）

その数年後、孤独のグルメで下北沢の回を視聴していた際に「ニックンロール」がロケ先対象になっていたことを知り、「食べときゃ良かった…！」と後悔したのを今でも覚えている。

 

・その後の私

そして「家で作れそうだしな…」などと思っていた私は結局今日に至るまで作る機会を設けず過ごしてきてしまっていたのだ。だがブログを始めて早半年以上、日々皆さんに見に来ていただけるこの環境だからこそ一念発起して肉巻きおにぎりを作ってみようと踏み出したのが今回の記事の発端なのだ。美味しく作れたらぜひ☆をたくさん付けていってほしい。

 

【材料】1～2人分

• ご飯　茶碗1杯
• 豚しゃぶ用薄切り肉　8æžš
• ごま油　大さじ1
• 醤油　大さじ2
• みりん　大さじ1
• 砂糖　小さじ2
• おろしニンニクチューブ　約2cm
• 大葉　1～2æžš
• 白ごま　ふたつまみ

 

【作り方】

1. ご飯を俵型にする
   まず冷や飯を茶碗1杯ぶん用意し、それを半分ずつ俵型になるように成形する。

   

   我が家のご飯は白米と押し麦を1:1で炊いているので押し麦のぶん、ヘルシー！

    

2. 豚肉で巻いていく
   次に豚しゃぶ用薄切り肉を2枚ずつつなげて2列並べる。その端に俵型にしたご飯を置いて巻く。1列巻き終わったら今度は俵型ご飯の向きを変えてもう1列巻く。巻き終わったら巻き終わりを下にしてフライパンに置いておく。

   

   豚バラ肉なら長いのがあるから1枚でもいいけどね　やや被せるように並べよう

   

   巻き終わったらまだ巻けていない横も肉を巻き付けていく

   

   茶碗1杯分のご飯だったはずなのに・・・デケェ！！

    

3. 表面を焼いて味付けする
   フライパンにごま油を回し入れて弱火寄りの中火で熱しつつ、肉巻きおにぎりのすべての面に焼色を付けていく。軽い焦げ目が出来たところで醤油、みりん、砂糖、おろしニンニクを加えて肉巻きおにぎりに絡めていく。

   

   和風の味付けにするからサラダ油よりごま油を使いたい

   

   ごはんに生肉を巻き付けているのだから火はしっかり通そうね

   

   やっぱりニンニクはマストでしょ！

   

   合わせ調味料に粘度が出てきたら火を止めよう　焦げだすと苦みになるからね

    

4. 盛り付けて完成
   出来上がった肉巻きおにぎりを盛り付ける前にお皿に大葉を敷いておく。盛り付けた肉巻きおにぎりの上には白ごまをまぶして完成だ。

   

   完成！

    

・実食
ちょっと待ってほしい。初めて作ったにしては完璧なまでにお店に出てきそうな見た目ではないだろうか？しっかりと肉で巻かれたおにぎりはもはやおにぎりには見えない。超分厚い肉塊のようである。甘辛ダレを絡めておろしニンニク香るその姿は目からも鼻からも食欲が刺激される。さっそく食べてみよう。火を通したからやや歯ごたえを増した豚肉ながらブリンッと噛み切ると中にギッチリ詰まる玄米ご飯が出迎えてくれて外に纏っていた甘辛ダレの濃い味を受け止めてくれる。そして下に敷いていた大葉は一緒に食べるとその風味がプラスされてさらに旨味が増す。まさに縁の下の力持ちを体現するプレイヤーだったぞ。

断面図を見るとまるでイカ飯のようなギッチギチ感（笑）

・まとめ

味　　　　　：★★★★★

手軽さ　　　：★★★★☆

見栄えの良さ：★★★★★

自炊歴は長いが初挑戦だったのでどんな見た目になるか不安だったのだが、思いの外上手くいって拍子抜けしたほどだ（笑）そして自宅で作ってこれだけ美味いのだから、店を構えて販売している肉巻きおにぎり屋のクオリティが今更ながら気になって仕方がなくなってしまった。こうなったら下北沢の「ニックンロール」、次に見かけた時は絶対に食べてみようではないか。そう思えるほど自分の肉巻きおにぎりが美味かったぞ。

～Fin～