未読感想文『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』

読んでません

読んでいないが感想?を書くという意味のわからないことをします。

結局自分のやりたいことに帰ってくる

わたしは最近小説を書いているんですが、別にすごく唐突に思い立って書き始めたわけではなく。昔から作家願望みたいなのが、あったんですね。
小中学校のころとか文学少女で、といっても児童文学くらいしか読んでこなかったんですが、夢水清志郎シリーズとかを読んでは作家のまねごとをしてノートに自分なりの文章をしたためたりしたんですね。それはもう全然二番煎じにもならないダメなコピーでしかなかったけど、楽しかった。おもしろかった。わたしはこれをやりたいなと思った。
でも小説家というのはいわば芸事で、そんなので食っていけるとは到底思えなかった。子供なりに。両親が勤め人で他に自営業の人が周りにいなかったのもあり、わたしは「はたらく」といえば会社に雇われることだと思い込んでいた。小説家とかは、才能がある人しかなっちゃいけないものだと思っていた。
わたしも大人になって無事会社に雇われ勤め人になるんですが、あまりにも向いておらず。決まった時間に決まった場所に行って決まった服装をして決まった時間仕事をして決まった時間休んでまた決まった時間仕事をして、それでいて残業はあったりして。なんか、無理だった。メンタルやってるのもあるけど、わたしの性分としても無理だった。29歳で仕事を辞めて、30代もなかばのいま、ここまでほとんどはたらいていない。
でもさすがに35歳になったころ、はたらかねばならぬとなって、本屋をやろう!と思い立つ。このへんは過去記事で*1。でもまあとにかく実店舗をやるとなると、時間とお金がかかる。お金が! はたらこうとするのにお金がかかるのは、無職には厳しかった。ので、ちょっと頓挫してる。物件見たりはしてる。それくらい。
結局暇なので、じゃあ昔やりたかった小説でも書いてみるか、いまは発表の場が多いしな、と思って、書き始めた。カクヨムに投稿した。ひるね名義ではないので読みたい人はDMくだされ。小説を書こうかと思ったのと同時に文学フリマに出たいという気持ちも立ち上がった。それで申し込んで、出ることにもなった。イェイ。
で、この、本屋をやろうというあたりから先は『ずっとやりたかったことをやりなさい』というタイトルの本のとおりにしたがってやってきた。別に全然、読んではいないんだけど。本屋でぱら見すらしてない。でもタイトルだけでだいたいわかるじゃないですか。ずっとやりたかったことをやれっていうのをいろんな切り口で言ってるわけ。メリデメとか。わたしの場合はメンタルやってるし、やりたくないことをやるとメンタルが落ち込んで希死念慮でなんもできんくなるし。じゃあ結局、やりたかったことをやるのが正解なんだなあと。そういうわけで、やりたかった「小説を書く」というのを最近はずっとやってる。楽しい。おもしろい。では。