11月のPPIは重要なのて補足します

まずチャートから

対前月比0.3%

対前年比2.4%

生産者物価指数は2023年2月まで戻ってしまった、何がPPI上昇の要因だったのかと言うと鶏卵指数の54.6%の上昇によります、鶏卵指数がPPIに占める割合は25%になる。

その他、生鮮果物・加工鶏肉・生鮮野菜等になる。

PPIの構成の大部分が予想より上回っている、FRBはこの指数に震撼しているだろう

PPIから遅れて、卸売り物価指数さらに小売り物価指数へと波及していくのです。

日本とは違い、上昇分を吸収しようなどと考える奴などいません上昇分を価格転嫁してくるのが当たり前なんだ。

 

PPI指数の内「食費の割合」を示すチャートでは

最終需要食品=青線

政府が購入した食品=緑線

バイデン政権下で異常な上昇をしめしている、「お金をばら撒いた」という決定的な証拠だろう

 

イエレン財務長官は

バイデン政権下のアメリカ経済を自画自賛しているが、実際に思っているかは疑問が残る。

ロシアの資産凍結と金利を勝手に使うには「最初は反対していた」のだが、結果的には流されている。

それだけではない、

WSJが主催した火曜日のイベントで、イエレン氏は感謝祭前の電話で、ベテランヘッジファンドマネージャーのベセント氏に、職務の幅広さと財務省職員の力量について話したと述べた。

イエレン氏はこの様に述べていた

民主党の支配者たちが比較的平穏な時期を楽しめるよう、金利を長期間低水準に抑えすぎた、

結果インフレパフォーマンス・雇用創出・成長パフォーマンスも向上した。

しかし、イエレン財務長官はアメリカに15.2兆ドルの巨額の債務増加ほをもたらしたのです。

多分イエレン氏が率先して債務をばら撒いたわけではないだろう民主党政治家らに押された結果だが、そもそもアメリカの財務を司るトップなのだ。

言うべき所で弱腰だったという事だろう、

 

黒田総裁同様に「大きなツケ」を残して退任することになる、これからの生涯にわたり

禍根に苦しむことになろう。

この推察は「不完全」でアメリカ・世界が経験ない金融危機の引き金の一部を構成したと分かるまでは「不完全」という事です。

決定権は歴史ですね。

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