オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

ということで今年の湿地帯生物の思い出4選です。

レイホクナガレホトケドジョウ。今年に新種として記載されましたが、その前に発見者である西村氏と研究を進めている片山氏の両氏に生息地をご案内いただいて、実際に観察することができました。本当にありがとうございました!もうなんとも言いようのないドジョウで、なんとか滅びずに生き残るよう努力しなくてはいけません。

新種記載論文の紹介とともに書いた記事が以下です↓

oikawamaru.hatenablog.com

 

次の1枚はイトヨ淡水型です。トゲウオ類はあまり縁がなかったのですが、トゲウオ研究の第一人者である森誠一先生にお声がけいただき、岩手県大槌町での調査を行う機会がありました。ありがとうございました!透明度の高い湧水に暮らすイトヨの様子は大変感動しました。こちらもまた、滅びないでいて欲しいです。

夏の調査の様子を記事にしています↓

oikawamaru.hatenablog.com

 

それから3つ目はウグイ(塩焼き)です。長野県千曲川には「つけば小屋」という文化があるのですが、今年は念願のつけば小屋を訪れてウグイを食べることができました。こちらはフナ豆先生にお声がけいただいて実現しました。ありがとうございました!いつまでも続いて欲しい文化です。

さっきブログ記事を書きました。以下です↓

oikawamaru.hatenablog.com

 

最後の1枚はタガメです。秘密すぎるので詳細は書きませんが、とある地域にあるタガメの楽園を訪れました。まだこんな湿地帯が残っていたのかと感動しました。また行きたいです。

ということで以上今年の4枚でした。日本各地にまだ素敵な湿地帯生物が生き残っています。文化もあります。努力しなくては守れません。そのためには生物多様性を守るという視点が必要です。来年もまた各地の湿地帯生物に出会いたいと思います。それでは皆様良いお年を。

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