音楽に向き合うこと　2024年ベストアルバムについて　※趣旨はちょっと違うので閲覧注意

ふりかえり

今年も終わりますね。

20代のころはマイスペースやアメブロに年間ベストアルバムとかを書いていたことを思い出しました。

今は、購入することも減りましたし、年単位で音楽を聴くことはなくなったし、それこそ昔のアルバムを聴きこんだりします。常に聴いているのは「Nevermind」や「（What'stheStory）MorningGlory? 」や「TheStoneRoses」だったりするわけで、これだと人生ベストで2024年のベストかと聞かれると自信をもって書けない。

しかし偏りすごいな。

 

とはいえLOSTAGEと再会してから、また音楽を聴くようになりました。個人的な音楽歴についてはまとめたいが、自分自身の音楽と向き合う方について考えることが多かった一年だった。

LOSTAGEのPILGRIMが発売されたのが2023年5月。そう考えると約１年という短期間で音楽への向き合い方が変わったのかもしれない。

以前は「今」の音楽を聴かないといけないという強迫観念が付きまとっていた。渋谷陽一がずっとツェッペリンとビートルズの話しかしないとか嫌いだった。でも、今はめちゃくちゃわかる気がする。

そもそも、がんばって今の音楽を聴いてみても、「いいな～」と思うことはあるけど、心が揺さぶられることはない（頑張って聴いてる時点でダメやな）。

音の作りとか歌詞とかではなく、今の人たちの感覚が遠すぎる（？）気がするのです。ただの僻み？なのかもしれないが、アーティストが何歳くらい？とか、出身は？とか大麻してるのか？とかも関係ない。これってなんでしょうかね？

あれだけ聴いていた音楽を、ここ10年は（もしかしたらもう少し長そう）ほとんど聞いていなかった。積読ならぬ積聴なので、それなりにアルバムは買っていたのに・・・。

 

音楽から離れる時期について

心に隙間がなかったように思う。「余裕がない」ということもない。「忙しい」と言うことでもない。もちろん、仕事も子育ても忙しいし、余裕もない。そもそも音楽は聴いているのですよね。移動中も家事の時もコーヒー飲むときも。なんならライブには行っているし、触れているのです。でも離れているという感覚。

やはり、音楽で心が揺れていないのだろうと思います。むしろ揺れないようにしていたのかもしれない。いわゆる推し活にもパワーいりますからね。

 

10年前の2014年にどんな音楽が聴かれていたか調べてみました。

アナ雪

テイラースウィフト　1989

FKA

エイフェックスツイン　Syro

スリップノット

ちょっと、いまいち思い出せない・・・・。アナ雪はめちゃくちゃわかる。

やはりあまり聴いていないように思います。フジロックも調べましたが、まったく記憶にない。なんでしょうかね？スリップノットってもっと前に活動休止じゃない？とか。

 

年を重ねるということ

人生の折り返し地点を過ぎて、先が少しずつ見えてきました。どうやらロンドンに住むことも出来なそうですし、我が家に大きなオーディオルームを作ることも出来ません。若手バンドにお金を出すことも無理です。そうやって現実と向き合いながら、夢や希望を捨てながら、でも次の世代に何かを渡している。その諦めのなかで、少しずつ心に隙間が出来たように思います。余裕やゆとりではない。隙間なのだ。

10代で音楽に熱くなり、20代では人生を賭けて聴き続けようと思い、30代になると好きなバンドはどんどんいなくなり、40代は昔のことばかり美化していた。

 

また、音楽聴いてもいいかな。

あの時みたいに、熱く語ってもかっこ悪くないかな。

今のシーンのことわからないから教えてくれないかな。

ライブハウスでは前にはいかないけど、うしろでゆっくり聴いていいかな。

 

私が離れていた間にも、たくさんの音が産まれ、たくさんの人が救われた。

やっぱり「音楽が好きだ！！」と思う一年でした。

 

「また会いましょう」と言われて、もうこの町にくることはないだろうなって思いながら、でも「また来てね」って伝える。

また会えるかもしれないし、もう会えないかもしれない。でも、また会いたいって気持ちだけはホンモノだよね。

 

これが、私なりの音楽との向き合い方かもしれません。

また来年もいい音楽に出会います。

 

ちなみに今年のトップソングはこちらです。

 

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SAKOYANSだけ今年リリースｗｗ

※LOSTAGEはサブスクもYOUTUBEもほぼありません。数曲探すとあります。