伝統構法改修実務講習会も9日目。改修や用途変更に立ちはだかる法規制にどう立ち向かうか、建築基準法の既存不適格建物(法律が改正されたことで法律の基準に合わなくなった建物)の緩和規定が山のようにあるので、それを上手に使いましょうという、改修に限らず、新築でも応用できるようなひねり技を加えた講義でした。講師は建築士会前局長の湯本和正さん、元長野県の建築課長だけあって、とても法規に通じています。建築の法規は法文を読んでも何を書いてあるのかさっぱり分からないですが、いちいち解説してもらうと、そういうことだったのかと、あらためて学びが多い講習会でした。
しばらくぶりのブログ更新になりました。9月になって、JIA(日本建築家協会)の人からJA(農業協同組合)の人にシフトして、コメの収穫の真っ最中です。連日の疲れが溜まってきて、小さな事故が頻発してきたので、今日はJAを休みにして建築士会の人になって、良い気分転換になりました。