iPhoneXとα7RⅢを使うようになって自分自身の変化に気づいたのだけど、顔(瞳)認識が優秀だと、AF周りの設定が不要になるのでカメラの使い方がガラッと変わるなぁと。
必要な操作部がぐっと減るので、あとは自分が表現したいものにあわせて、光の加減(露出補正と絞り・シャッター速度)が変えられれば事足りるようになってる。それなんて、入門機。
今は自動認識できるのは人(と動体)くらいだけだけど、被写体の認識自体が高度化すれば、カメラの形は変わりそうだなぁと。
どのメーカーが一番手でそういう方向で進化するだろうか。
と、思ったときに、GoogleがLytroを買収したなと。
Lytroの仕組み自体は、今まで撮影時に行っていたピント合わせの作業を、後処理に回すので、(幾ばくかはピントが外れるという問題を解決できるとはいえ)、根本的には写真制作の課題を解決しておらず、後処理が面倒になるという別の課題が増えるだけのように見えたので、個人的には懐疑的だったのだけど
Lytro Light Field Camera ライトフィールドカメラ LYTRO ILLUM (イルム) 9.5‐77.8mm F2.0 LYTRO ILLUM [並行輸入品]
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Googleの得意なAI技術(自動での被写体認識技術)を組み合わせることで、被写体認識→ピントを合わせるフローを自動化して、
Lytroの撮影データから1枚の最適な写真を自動生成する技術を組み上げることができれば
ピントを合わせるという作業を無くして、かつ、フォーカスが外れるという問題を無くせるので、今のカメラから頭一つ抜ける可能性あるなぁと。
Appleはセンサをハイダイナミックレンジにすることに注力している雰囲気なので、違う方向性かなぁ。どこに向かうのだろう。