a7 + Tamron 90mmF2.8(72E), DA*55mm
最近SONYのαユーザ向けに開催されているα cafe体験会(セミナー)に参加している。
座学と実際の撮影の2パターン(もしくは組み合わせ)があるのだけれど、毎回、講師の方に座学ではめっちゃ有益な情報を分かりやすく教えて頂け、撮影編では実際に撮影しながらアドバイスを頂けたりで、おそろしく勉強になる。これが無料なんだから恐れ入る。
先日『室内でちょっとした灯りだけで小物を撮影する講座』を受けたのだけど、勉強になることがたくさんで、その日だけでは消化しきれなかったので自分のためにもまとめてみる。
講義の内容
個人的にピンときたポイントだけまとめ(あと他にもあった気がするけど忘れた…)。講義の内容が気になる方は、実際のα体験会へぜひ。
基本的な内容
- 露出は作品の方向性に合わせる
- プラス: 全体を見せたい場合
- マイナス: モノのエッジを強調したい場合、ソリッドに見せたい場合
- ホワイトバランスも作品の方向性に合わせる
- 暖色: 温かい雰囲気、大きく見える
- 寒色: 寒い雰囲気、ソリッドに見える
- DRO, HDRをOFFに
- DROがオンだと暗部が持ち上げられてしまうので、背景を意図的に暗くしたい場合にはオフに。
- ちなみにオンにしていると撮影後、一旦ラグがあって明るさの違う画像が表示される。
その他
シルエット写真を撮る場合には、形を気にかけるように。見た人が何の写真か想像出来るように。
宝石など被写体表面での光の反射を見せたい場合、被写体を光源に近づけると、反射光がよく見えるようになる。感覚的に逆に思えるのでココ注意!
※ おそらくだけど、近づけると被写体に対して光源が相対的に大きくなるため。
撮影結果と一人反省会
リスかわいい。すまない。この写真はそれ以上の何もない。
見返してみると、雑い。
カーペットのシワ等、いろいろ細かいところに気が回っていないのがバレバレである(吐血
三脚を持っていかなかったので、カメラを机に直置きで撮影。
その場では構図の調整幅が限られてしまった中で、テコ入れをした。やはり高さ方向の中心位置に違和感が残る。
妥協良くない。
常に最善を尽くせ、俺。
小物に接近してマクロレンズ(f=90mm)での撮影ともなると、被写界深度が薄い。とにかく薄い。
多少絞ったくらいではどうにもならない。
振り返って考えてみると、もっとピント『面』を意識する必要があると反省。
見せたい面に、ピント面を合わせる。
ピントを点で考えがちなので、意識を改めねば。
作りたいイメージに合わせて、『露出』『ホワイトバランス』をもっと煮詰める必要がある。
不思議空間を表現したかったのだけど、無意識にニュートラルに仕上げてしまった。
あかん。
もし撮り直すなら、暖色より&露出+側で再調整したい。
あと、リス置きました、みたいな感じがどうもダメな気がする。(これは・・・どうしよう・・・)
シルエットを撮るってやつ。
まずは練習。
逆砂時計てきなものを猫の背景において、見る人の想像に任せるような絵にしたかったのだけど、ざっくりと撮ってしまい、なんだか良くわからない。
このへんの撮影は時間がなかったこともあるけど、もっと考えて撮る必要がある。
逆砂時計がボカしたらイミフになった時点で何らかの次の手を考えるべきだった。
感想
室内でも、少しの工夫次第でこんなに遊べる/作品づくりができるのか!という知見が得られた。楽しい。
だいたいのものは100均と300均で揃えられるようなので自宅にも撮影セットを作りたくなった。(新居に移ったら考えよう)
最後に講師の方から頂いた上達のポイント。
- 『その日のうちに、とった写真の中でよく撮れた!と思えるものを三枚くらい選ぶ。』
- 『3日後に、選んだ写真のどこに改善の余地があるかを考える。』
- 『反省を次に活かす』
- 『このサイクルを繰り返す。』
本当にお役立ち情報満載の体験会だった。