英語には、素敵な名言や格言が多々ありまして、先日、見かけたのがコレ。
"It is better to have loved and lost than never to have loved at all."(愛して失う方が、まったく愛さないよりも良い)。写真と名言を組み合わせて投稿するSNSの
picturequotes.comから。誰のコトバか調べてみたら、19世紀、ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人、アルフレッド・テニスン(Alfred Tennyson)男爵のもののようです。
アルフレッド・テニスン男爵は「美しい措辞と韻律を持ち、日本でも愛読された」とのこと。相当、有名な方みたいです。
さらに、名言・格言のデータベース的なサイト、
brainyquote.comで確認してみると、テニスン男爵コーナーの一番最初にどーんと掲げられているのが、このフレーズ。男爵の代表作っぽい。どおりで、妙に心に残るワケですね。
ちなみに、オリジナルの原文は、
"'Tis better to have loved and lost than never to have loved at all."。意味は同じで、
「愛して失う方が、まったく愛さないよりも良い」。
たぶん、恋人や家族やペットなど、愛する誰かを病気や事故で急に亡くされた方へおくった言葉じゃないかなと思います。詳しい背景は分かりませんが、その情景が浮かぶ不思議な言葉。
また、愛する対象は人や動物に限らないとも考えられますね。
例えば、今だと日本では毎年恒例の高校野球が注目される季節ですが、どんなに野球が大好きで、野球を愛し、夢中になって精一杯努力しても優勝するのはたったの1校だけ。多くの球児は試合に敗れ、深く傷つく子もいるかもしれません。しかし、それでも、たとえ傷ついたとしても、やっぱり人間にとっては、
"'Tis better to have loved and lost than never to have loved at all."「愛して失う方が、まったく愛さないよりも良い」。
何に対しても通じる、人間がいかに生きるべきかを示した名言かなと・・・。
英語にはこうした素敵な名言や格言、座右の銘のようなものがめちゃめちゃいっぱいあります。英語を勉強しはじめたばかりの子ども達に英語に対する興味を持たせたい学校の先生とかは、こうした短いけど意味の深い英語のフレーズから教えていってあげるといいかもしれませんね。※コメント欄にはログインが必要です。お手数をおかけしますが、ExciteホームでID登録しブログトップでブログを開設してからログインください。既に登録済みの方はそのままご利用頂けます。「人気blogランキング」