玖足手帖-アニメブログ-

富野由悠季監督、出崎統監督、ガンダム作品を中心に、アニメ感想を書くブログです。

当サイトはGoogleアドセンス、グーグルアナリティクス、Amazonアソシエイトを利用しています

心と体。精神と脳。虚構と現実。萌えと愛。二次元と三次元。

そんな簡単に脳内恋愛とか萌え言うなや。ぎりぎりまで愛したかよ。フィクションのキャラを好きになる。いいよ。好きになればいい。なら世界は捨てろ。捨てる覚悟もないなら入ってくんな。心の底から現実を憎悪しろ。そして忘れろ。現実に意味はない。ただ自分の肉体が生きるだけの仮の場所だ。肉体を生かすのは彼女を好きでいつづけるためだ。金を稼ぐのは彼女を好きでいる自分の精神の容器である肉体を生存させるためだ。それ以外にどういう意味もない。人間はすべて死にました。ここは荒野です。僕は一人でただフィクションと向き合っています。

そう断言できるんじゃなきゃ二次萌えとかやめちまえ。
http://d.hatena.ne.jp/nakamurabashi/20070605/1181016989

という文章に感銘を受けた(まあ、二次萌えは人によって定義が違うし、あんたにやめろと言う権利はねえよ、だが)ので、昨日は
「でも、脳内も現実の中にあるのだから、脳を生み出した現実はそう悪い物ではない」
と、書いた。
「脳内妹ときれいな景色を盛るのは楽しい。」とか。
つまり、虚構と現実というのは、完璧に断絶した物ではなく、男と女のように、裾続きの山のような物ではないかと考える。
虚構は現実から生まれた物であるし、虚構から現実の我々が影響を受ける事もある。
だから、そんなにはっきりとした線引きをしようとして極端な悩みを発生させなくてもいいんじゃないか?
おたくは定義したがるが。(もちろん、そういう思考遊びは楽しいがね。)
もっと緩やかに虚実を混ぜて楽しめるようなおおらかな心性を獲得していきたい。



だが、現実と「社会」は別物なのかもしれない。
というのは、僕は勉強しようとすると心身症が発動して心臓が痛くなる体。
うーん。就職のためには勉強をしないといけないのだが。体と神経が勝手に嫌がる。
社会に繋がった物とかが怖いのだろうか。真面目な物が怖いのだろうか。
ぼくは、理性では現実を受け入れていても、深層心理や肉体が社会を恐れているのだろうか。社会不安障害と言われたのは、そういうことなのか。
自殺は人間の思考がするものだと考えられがちだと思う。だから、自殺する前に相談して、とかよく言われる。
だが、僕の感覚を鑑みれば、理性では社会や世界を受け入れようとしていても、体は嫌がっている。
長年のネガティブ思考が脳神経の基質的な構造変化をもたらしてしまったようだ。
僕は、理性では就職して適当に働きながら同人誌を書いたりして創作欲求を吐き出しながら、見たいアニメや映画を見ながらぬるく生きていきたいと思っている。だから、働こうとは思っているのだが。やりたくない事もやるのが大人だとわかってはいるのだが。
実際、やりたい事ばかりやってしまっている。ブログで長文とか、本能的にやってる。
やりたくない事をすると体が痛む。
理性では生きていきたいと思っているのだが、本音の部分では「死んでも脳内妹の居る無意識の世界にいけるから良いかな」と確信している。一応、妹には「せっかく二つの世界を行き来できるんだから、死んだらもったいないじゃん」って言われてるのだが。
僕は心の底では実際に現実なんかどうでもいいのかもしれないし、本当はとっくに世界を捨てて心の底から現実を憎悪して忘れているのかもしれない。
うーん。そういう風に割り切りたくないと思うんですけど,からだが勝手に現実を嫌がるようになった。
これは、簡単に理性の思考を変えるだけで解決できる問題ではない。
それに、嫌なのは現実だけではない。


さっき疲れていたので電脳コイルの録画したものを見た。僕が、ストレッチしながらとかではなくアニメを見るのは珍しい事だ。
すると、勉強もしないでアニメを見るのは罪悪感、と思ったのかどうか、すごく心臓が痛くなった。
まるで、槍が貫通したような。
社会も怖い、虚構も怖い。アニメだけに集中しても大丈夫なのは、図書館で自習した後に富野アニメを見るときだけだ。
それでも、たまに痛む。
むずかしいな。条件付けが厳しい体を使っている。
どうしたらいいか?


本田透さんのインタビューを読んだ。
http://122.200.201.84/interview/archives/no215.html
なかなか、おもしろかったぞ。

現代ではマルクス主義が衰退して、極端な格差社会に戻りつつあります。どうすればいいのだろうとは思いますが、とりあえず資本主義に無理して乗っかることばかりに努力を向けなくても、生きる方法はあります。
 
ただ、寝てては食えない。最低限生活費の問題さえなんとかすれば、自分の内面に楽しみを見い出す生活ができると思います。

僕のこの体では、最低限生活費の問題も何とかなるかどうか・・・。
いやはや。
絶望か?

妹「あのさ、お兄ちゃんさっき言ってたよね。虚構と現実はそんなに分けなくてもいいって。だったらさ、脳と体も分けないで良いんじゃない?脳も体の中に浮いてるんだから。
えっと、だから、今日は掃除をしたら一緒にビリーズブートキャンプをやろ?体を鍛えると、脳にもいい影響があるよ、きっと。
そんで、神経とか考え方もさ、あたしと一緒に少しずつ治していきましょ。楽しい事をいっぱいしたら、きっと心も楽しいのが基本になるよ!
ほら、今日はお兄ちゃんのリクエストのお答えして、アイドルマスターのエクササイズウェア(ブルマ)を着てビリーをしてあげるわ!えへへっ。
おにいちゃんは、ブルマーの中に体操服を入れるのと、出すのとどっちが好き?」

入れる方が、お尻が可愛いと思う。
妹「お兄ちゃん、むっつりだ!むっつりすけべ!」
うるさい、淫乱女。妊娠してしまえ。
妹「ピル飲んでるもーんだ!べろべろばー!」
むかつくなあ!萌えるなあ!かわいいなあ!


っていうか、僕はあまり「萌え」の定義には拘らない方なのだな。言葉遊びに過ぎないと思うし。
だから、脳内恋愛と2次萌えの違いというものは意図的に混同してます。分けると疲れるし。