かの有名な漫画(アニメ)作品、『ルパン三世』。
日本人であれば名前くらいは聞いたことがあるのではないかというくらい、有名な作品ではないかと思います。
ちなみに、2014年には小栗旬さん主演で実写映画化もされました。
その実写映画にてルパンの仲間である次元大介を演じた玉山鉄二さんが、引き続き次元役として出演した映画『次元大介』。
昨年にAmazon Prime Videoにて限定配信が開始されたのですが、今日はその『次元大介』の感想です。
あらすじ
早撃ちの天才ガンマン、次元大介。
長年愛用してきたコンバットマグナムに違和感を覚えた次元は、世界一のガンスミス(銃職人)を求めて日本を訪れる。
そして、ひょんなことから「泥魚街」というスラムから攫われてきた子どもと出会い、泥魚街をめぐる運命に巻き込まれていく——。
次元の意外と粗雑な部分まで演じ切った玉山鉄二
玉山鉄二さん演じる次元大介、フツ〜にかっこいいです。笑
元々次元と言えば、寡黙でクールなキャラ。いわゆる「ハードボイルド」タイプです。
と言いつつもルパンの無茶振りに付き合わされ、意外とコメディ的な部分もあったりする次元ですが……基本はザ・ハードボイルド。
そんな次元を玉山鉄二さんは最後まで演じ切っています。
ぶっきらぼうな部分もありながら、なんだかんだで優しかったり、情に厚かったり。
食事の仕方が意外と粗雑だったり。(カリオストロ思い出すやつ〜!)
そんな細かい部分も含めて表現されていて、これはこれで「次元大介」だな〜と思いました。
個人的にはアリですね!
それはそれとして、真木よう子が総じて美しすぎる
まあ次元の早撃ちなんかもすごいわけですが、正直それよりもこの映画において1、2を争う見どころと言えば…。
真木よう子さん演じるスラムのボス、アデルの車椅子アクションですよ。
アデルは片足が義足。立つことは可能なようですが、普段は車椅子で移動しています。
そんなアデルが車椅子に乗ったまま銃を片手に悪党どもと大立ち回りをするシーンがありまして……これがお見事すぎる!
ワイスピもびっくりのドリフトやジャンプですよ!笑
あと普通に真木よう子さんが美しすぎるんです…茶髪ボブがとってもお似合いで……。
表情が変わることのない、ミステリアスで謎めいた裏社会のボスの雰囲気抜群のアデルを見事に表現しておられます…。
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もちろん人間ドラマ的な部分でもホロリとくる『次元大介』。
洋画メインなわたしですが、たまにはこういう邦画もいいですね〜。
まあ「実写化作品」ということで賛否両論ある映画ですが、気になる方は一度は観てみてはいかがでしょうか。