[穹窿山兵聖杯]パク・チウン2目半負け…ウィ・ズィン初優勝

 

▲パク・チウン9段(右側)が決勝で中国のウィ・ズィン5段に2目半負け、優勝カップ奪還に失敗した。パク・チウンは1・2回大会優勝者だ。[写真=中国棋院]

第6回穹窿山兵聖杯世界女流囲碁大会決勝 

パク・チウン2目半負け…ウィ・ズィン、世界大会初優勝

'古都修復'に出たパク・チウンの動きが最後の関門で詰まった。 21日午後中国蘇州で広がった第6回穹窿山兵聖杯世界女流囲碁大会決勝でパク・チウン9段がウィ・ズィン5段に敗れた。 

パク・チウンは穹窿山兵聖杯の1・2回大会優勝者. 4年ぶりに'囲碁クイーン'としての帰還は中国の18才強者に破れてしまった。 ウィ・ズィンは初めての世界制覇を成し遂げた。

今回の大会でパク・チウンは上位ランカー4人が行った国内選抜戦を経て出場権を取得した。 以前には'シード'で自動出場したがトップランカーの席から降りて強い後輩チェ・ジョンに'ランキングシード'の役割を渡していた。

 

▲ 1983年生まれパク・チウンと1997年生まれウィ・ズィンの年齢差は15年.パク・チウンがプロ入段した年にウィ・ズィンが生まれた。相手戦績はパク・チウン基準として3勝5敗.

本戦では刺々しい中国棋士に続けざまに会った。 16強でぶつかった'鉄の女'ルイ・ナイウェイを半目で越えた。 引き続き8強ではワン・チョンシンを中押し勝ちで、4強ではリー・ホを1目半差で破った。 

順に相手にした4人の中国女流ランキングを見ればルイ・ナイウェイが1位、リー・ホが3位、ワン・チョンシンが4位、ウィ・ズィンが2位. 中国女流囲碁界の'4天王'と会って闘魂を発揮して最後の1人であるウィ・ズィンに優勝カップを譲り渡してしまった。

90年代生が世界女流囲碁界の中心勢力に位置している現状況でパク・チウンは80年代生では唯一4強に上って決勝まで上がった。 世界女大会優勝カップは2011年にパク・チウンが穹窿山兵聖杯頂上に上がった以後には90年代生棋士が掌握している局面だ。

　　　　　　　　優勝　　　　　　　　　　準優勝

6期 2015　於之瑩五段（中国） パク・チウン九段（韓国）

5期 2014　チェ・ジョン四段（韓国） 芮廼偉九段（中国）

4期 2013　王晨星五段（中国） 於之瑩四段（中国）

3期 2012　李　赫三段（中国） 芮廼偉九段（中国）

2期 2011　パク・チウン九段（韓国） 唐　奕二段（中国）

1期 2010　パク・チウン九段（韓国） 黒嘉嘉初段（オセアニア）



韓国の大会2連覇と通算4回優勝は不発になった。 共に出場したディフェンディング チャンピオン チェ・ジョンが4強でウィ・ズィンに敗れ、オ・ユジンが16強でワン・チョンシンに敗れた。 現在唯一施行されている女流棋士の世界選手権である今回の大会に韓国は3枚の出場権配分を受け、主催国中国は6人出場した。

中国にとって三回目の優勝カップを抱かせた新しい盤上女帝に登板したウィ・ズィンは局後挙行された授賞式で優勝トロフィーと25万中国元(約4500万ウォン)の賞金を受けた。 パク・チウンの準優勝賞金は10万中国元(約1800万ウォン). この他に4強まで8000中国元(約150万ウォン)の対局料が支給された。

 

▲ 6回まで進行された結果、韓国と中国が三回ずつ優勝した。

 

▲現地の韓国側検討.

 

▲チェ・ジョン(右側)は4強、オ・ユジンは16強成績を残した。

 
▲ 2004年2回正官庄杯から2011年2回穹窿山兵聖杯まで世界女流大会を5連続優勝して'囲碁クイーン'の地位を享受したパク・チウン.その後で三回国内棋戦決勝に上がったが全て準優勝に終わっている。

 

▲ウィ・ズィンは昨年3月男性棋士も出場した統合棋戦で中国新人王に女流棋士としては初優勝を成し遂げ、今年三星火災杯本戦ではモク・ジンソクとチェ・チョルハンを破って16強に上がったことがある。

 

▲パク・チウンの優勝回数は通算7回、そのうち世界大会が5回だ。活躍が少しまばらだが中国強者を連破して健在さを見せてくれた。

第6回穹窿山兵聖杯決勝戦

●パク・チウン9段vs ○ウィ・ズィン5段 

結果:ウィ・ズィン、260手 白2目半勝ち


 

53が以前の49・51とステップが合わないと感じる。






ここでは80の所に追撃したいというパク・ジョンサンプロの指摘.



左下を先手で備えた後58が良いところ。 中央の主導権が変わった。


 

2線に入り込んだ108以下は疑問. このために白はうすくなり黒は厚くなった。



しかし122で弱点を防備した時123が機会をのがした。




ここでは132の所に置いて下辺白を圧迫しなければならなかった。 置いてから残念として残る敗着になってしまった。