角田裕毅「彼もホンダから来たっていう」新たな僚友アジャーとはかつて鈴鹿で接点があった…2025年の共闘に意欲|F1
角田裕毅が2025年に僚友となる、イザック・アジャーについて言及している。 オフシーズンに入り、角田は地元である神奈川県相模原市でファンミーティングを行い、会場で『DAZN』のインタビューに応じた。その様子は同メディアの『独占告白 角田裕毅 2024年のF1を語る』で公開されている。 【動画】独占告白 角田裕毅 2024年のF1を語る/5シーズン目の鈴鹿はどのようなレースにしたいのか レーシングブルズは2024年の終盤6レース、角田裕毅&リアム・ローソンというドライバーセットで戦った。 ローソンが2025年レッドブル昇格となり、その後任としてF2で総合2位だったイザック・アジャーが選ばれた。2004年生まれ20歳の若者について、角田はF4時代に実は日本で接点があったと明かしている。
インタビュアーのサッシャ氏が「チームメートが変わります。アジャーは角田選手のことを“尊敬している”と言ってるみたいですけど」と尋ねると、角田はかつて、アジャーと鈴鹿で会っていたというエピソードを口にした。 角田「一回、多分スクールでアジャー選手が海外から来るみたいな。僕一回お会いしたんですよね。その時F4だったかな。F4での2年目で、まあ偉そうに見てましたけど。その時にある程度知っていたので。そこからF1につながって……」 F4での2年目と言うと、角田がまだ日本で活動していた2017年頃のこと。角田17歳、アジャー13歳で、当時は両者ともにレッドブルジュニアに入る前だった。鈴鹿で会っていたという共通項もあり、角田は後輩アジャに親近感を抱いていた模様だ。
角田「まあある意味、ちょっと違うかもしれないですけど、ホンダから来たっていう。SRS(鈴鹿サーキットレーシングスクール)から来た言っても過言ではないかもしれないですね。もちろん(F1に至った)道は全然違いますけど。チーム(レーシングブルズ)をどこまで(一緒に)引っ張られるかっていうのは見どころかもしれないですね」 アジャーはよくチーム無線で熱くなるシーンがF2の国際映像でもよくピックアップされていた。サッシャ氏は「無線が熱い印象はあるんですけど、どんな印象ですか?アジャーに関しては」と質問。すると角田はフランス人ドライバーについて、こう返答している。 角田「ええ、それも自分で見つけていくしかないですね。もちろん彼が無線で、それがいい方向に行くのか、悪い方向に行くのかは彼次第」