ソニーは、3DCGを使った空間コンテンツ制作に携わる幅広いクリエイターを支援する、ソフトウェアとハードウェアを統合した新しいソリューション「XYN」(ジン)を、米ラスベガスで開催中のCES 2025に合わせて発表した。同社が培ってきた独自技術を活かし、業界標準のさまざまな制作ツールに対応することで柔軟なワークフローの構築を追求。CESではXYNの世界観が体験できるエリアを設ける。
XYNの第1弾の取り組みとして、ソニーのモーションキャプチャー「mocopi」のセンサー12個を活用できる、Windows版PCアプリ「XYN Motion Studio」を3月下旬に提供開始。Microsoft Storeで販売し、価格は月額1,100円。
mocopiは6個のセンサーを同梱した製品だが、2セット用意してXYN Motion Studioとmocopi PCアプリケーションを使い、専用レシーバーとして同時期に販売予定の「mocopiセンサーデータレシーバー」(QM-PR1、16,500円)を介して、12個のセンサーを接続するプロフェッショナルモードを活用することで、より高精度モーションキャプチャーを実現。