アマゾン ジャパンは3月5日、Amazon.co.jpの和書および雑誌販売における2011年の出版社別ランキング上位100社を発表した。ランキングは販売冊数ベースではなく、販売金額ベースで算出されている。また、ランキング順位のみの公開となっており、販売金額は非公開。アマゾン ジャパンでは、例年2月頃に、出版社ランキング上位100社を公表している。
同社の発表によると「2011年はヒット作頼りの売上を脱却すべくテール商品(既刊)の売り伸ばしにさらに注力」したという。また、同社の共同マーケティング展開については、ランキング100社の内、67社が年間契約を締結しており、契約社自体も117社まで拡大している。
発表によると、2011年のランキングでは1位講談社、2位角川グループパブリッシング (角川書店・角川学芸出版・アスキーメディアワークス・富士見書房を含む)、3位集英社、4位小学館となっており、ここまでは2010年のランキングと同順位。5位の学研マーケティングは2010年より3ランクアップ、また6位のエンターブレインも1ランクアップした。一方で、7位のダイヤモンド社、8位の新潮社はともに2ランクダウンとなった。