今や、マーケティング担当者にとって必須と言えるソーシャルメディアの分析。本格的にやるとなるとコストも時間もかかるが、Mashableが「5 Essential Spreadsheets for Social Media Analytics(ソーシャルメディア分析のための5つの基本スプレッドシート)」として、5つの「Google Spreadsheet」のスクリプト(マクロ)を紹介している。容易にカスタマイズできて無料、さらに使い勝手もよいとなれば、試してみない手はなさそうだ。

(1)Twitter検索結果をエクスポートする「GetTweets」

AutomateAnalytics.comが開発したスクリプトで、簡単にTwitterの検索結果をGoogle Spreadsheetにエクスポートできる。

「GetTweets」による分析結果の表示例

(2)Facebookの「いいね!」とシェアの数をカウント「FacebookLikes Counter」

個人開発者であるMartin Hassman氏が開発したスクリプト「FacebookLikes Counter」を使えば、Facebookのページでのユーザーの行動(いいね!ボタン、シェア、コメントの数など)が追跡できる。

「FacebookLikes Counter」による分析結果の表示例

(3)Facebookページの比較「Facebook Fans Counter」

これはFacebook APIベースのGoogleスクリプトで、Facebookページに対してファンの数を表示してくれる。「FacebookLikes Counter」と同じく、Hassman氏が作成した。

「Facebook Fans Counter」による分析結果の表示例

(4)ソーシャルメディアでの評判をモニタリング「Easy Reputation Management Spreadsheet」

特定の用語に対するGoogleの検索結果、TwitterとFacebookでの数を集計するスクリプトが「Easy Reputation Management Spreadsheet」だ。自社名を入れてみると、ソーシャルメディアでどのぐらい話題になっているかがわかる。Internet Marketing Ninjasが開発。

「Easy Reputation Management Spreadsheet」による分析結果の表示例

(5)Twitterのフォロワー抽出とアーカイブ「Export Twitter Followers and Friends」

上の4つと比較すると設定は難しいが、その分高度な機能を持つのがこのスクリプトだ。Martin Hawksey氏が開発した。Twitter APIキーを取得して、指示に従って設定する。うまく設定できていれば、Twitter Authがポップアップするのでアプリを認証しよう。

Export Twitter Followers and Friends」による分析結果の表示例