
ソフトバンクの上沢直之投手(31)が10日、みずほペイペイドームで行われた西部ガスとの三軍戦に登板し、3回1失点の投球を披露した。
CSファイナルステージへ向けた調整登板としてマウンドに上がった上沢。初回にいきなり連打を浴び無死二、三塁とすると、内野ゴロの間に1点を失った。2、3回は安打を許したものの無失点。3回4安打1失点でマウンドを降りた。
結果だけ見ればやや不安の残る投球かと思いきや、右腕はさっぱりとした表情で登板を振り返った。「登板間隔が空くので、実戦感覚を失わないように。状態をしっかり維持できるように投げた」と語り、テーマに掲げていた直球については「打たれましたけど、投げてる感覚は悪くなかった」と一定の手応えを口にした。
5回には守護神の杉山一樹投手(27)が登板。今季リーグ最多の65試合に登板した右腕は「今季これだけ間隔が空いたのは初めて」と語りながらも、1イニングを三者凡退で締めた。
短期決戦へ向けて、両右腕は「楽しみ」と心境を口にした。勝負のポストシーズンへ状態を上げていく構えだ。
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