六本木ヒルズ森タワー52階で開催されている「特別展 天空ノ鉄道物語」の累計来場者数が2月25日で10万人を突破した。同イベントは3月22日まで開催予定だが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、3月13日まで臨時休館となっている。
「特別展 天空ノ鉄道物語」は、JR7社や東京メトロ、東京都交通局など各社局が全面的に協力する大型企画展。10万人目の来場者には、同展オリジナルグッズと展覧会カタログが贈られた。また、一部展示替えや展示物の追加により、鉄道ファンには見逃せない「お宝アイテム」がより充実しているという。
後期の展示替えにともない、国鉄エリアに貨物列車「スーパーライナー」ヘッドマークや貨物列車「西たから」のテールマークが展示物に加わった。JR発足エリアでは、JR7社のヘッドマークなどを追加、もしくは入れ替えて展示する。
0系からH5系まで、歴代新幹線のNゲージ模型を27点展示するコーナーも登場。JR発足前夜に日本テレビ系列で放映された『さよなら国鉄特番』の感動シーンの特別放映も行う。会場内3カ所に設置したQRコードを読み取ると、同イベントに来場した人気VTuver「カミナリアイ」によるオリジナル動画が視聴できるしかけも設けた。
「天空駅カフェ」には、ヘッドマークパフェやキッズプレートが後期メニューとして登場。「Restaurant THE MOON」では、しなの鉄道の観光列車「ろくもん」のフルコースや、横川駅「おぎのや」のそばなどを提供し、好評を博している。
新幹線乗務員との記念撮影会や駅弁立ち売りの実演販売など、鉄道の魅力を味わえるイベントも残りの開催期間中に予定されている。なお、3月13日までの臨時休館の後、3月14日以降については公式ホームページ等で告知するとのこと。