40代からの会社満足度が高い企業、1位は?

ヴォーカーズは5月24日、「40代からの会社満足度ランキング」を発表した。同調査は2007年7月～2016年4月、同社サイト「Vorkers」において40歳以上の社員が10名以上の企業547社、1万3,994件の回答を集計している。

同調査の評価は「人材の長期育成」「待遇面の満足度」の合計スコアとなっている。

「40代からの会社満足度ランキング」の結果、1位は「伊藤忠商事」(7.97点)だった。次いで2位は「旭化成」(7.84点)、3位は「アステラス製薬」(7.82点)。

以降、4位「三井物産」「出光興産」(ともに7.73点)、6位「住友商事」(7.65点)、7位「ゴールドマン・サックス証券」(7.64点)、8位「プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン」(7.46点)、9位「三菱商事」(7.41点)、10位「ボストンコンサルティンググループ」(7.28点)と続いた。トップ10位に総合商社が4社ランクインした。

トップ10入りした総合商社における「40代の待遇」を聞いたところ、1位の「伊藤忠商事」は「30歳で1,000万円を超える。40歳で1,500万円がアベレージ」(情報産業部門、男性、伊藤忠商事)、「50 代で1,500～2,000万円レンジ。海外に行けば、更に上乗せ」(営業、男性、伊藤忠商事)との声が寄せられた。

4位の「三井物産」では、「40歳課長補佐クラスが年収1,600万円、40歳課長クラスが年収1,900万円」(管理部門、男性、三井物産)、「入社29年目、54歳、室長補佐で年収1,600～1,700万円」(経営企画、男性、三井物産)などの声があがった。

6位の「住友商事」においては、「入社24年目 営業部部長代理で月給90万円・賞与400万円×2、年収1,800～2,000万円」(部長代理、男性、住友商事)、「50歳管理職1,600万円」(管理部門、男性、住友商事)などのコメント。

さらに、9位の「三菱商事」には、「35歳で年収1,600万円。40歳で2,000万円。さらに、部長になると2,200万、執行役員で3,500万程度になる」(発電、男性、三菱商事)、「50才部長代理で年収1,500万円」(営業職、男性、三菱商事)という声があった。