ローストビーフ。ごちそう感のある一品で、おもてなし料理にもぴったり。大好物という人も多いことだろう。でも、家でつくるとなると、火加減が難しい。中まで火が通りすぎたり、レアすぎてしまったり。そんな微妙な火の入れ方が、実は炊飯器を使えば簡単にできるのだ。
使用するのは炊飯器の「保温」機能。焼き色を付けたブロック肉をジップロックなど密封できる袋に入れて湯を張った炊飯釜へ。これを炊飯器にセットして、保温。20分~30分後にはいい感じに火が入ったローストビーフの出来上がりとなる。袋に入れたブロック肉は、そのままだと浮いてくるので、落し蓋などで肉が湯につかるようにする。
炊飯器でつくるローストビーフ
材料
牛モモ肉ブロック 500g / 塩・胡椒 適量 / サラダ油 適量
ソース(赤ワイン 50cc / 湯 50cc / コンソメスープの素(顆粒) 小さじ1/2 / 醤油 小さじ2 / 砂糖 小さじ1 / 塩・胡椒 少量)
つくり方
ブロック肉に塩胡椒を振り掛け、すり込む。フライパンに油を入れて火にかけ、ブロック肉を入れる。全体に焼き色がつくよう焼いていく。このフライパンはソースづくりに使うので、洗わずにこのまま置いておく。
1のブロック肉が冷めたらジップロックなどの袋に入れて空気を抜いて封をする。
炊飯釜に60℃の湯を注ぎ、2を入れる。浮かないように、落し蓋などをかぶせる。炊飯釜にセットし、保温で時間をおく。20分でレアな状態、30分で写真のような仕上がりになる。
炊飯器から袋に入れたブロック肉を取り出し、冷めたらスライスする。
ソースをつくる。1のフライパンに赤ワイン、湯にコンソメスープの素を入れて溶かしたものを入れ、火にかける。ヘラなどでフライパンについた油などをこそげる。醤油、砂糖を加えて煮詰め、塩胡椒で味を調えたら完成。