【ベルリン=工藤彩香】ドイツ誌シュピーゲルによると、独東部マグデブルクで20日に起きたクリスマスマーケット襲撃事件で、容疑者のサウジアラビア出身の医師の男(50)が犯行に使ったレンタカーに遺書を残していた。報道によると、遺書には自身の死後、全財産をドイツ赤十字社に寄付すると書かれていた。犯行動機につながる政治的な記述はなかった。男は11月以降、マグデブルクを複数回訪問し、犯行9日前の11日にレ