喜楽館アワード2代目王者に桂ちょうばさん 「師匠、獲りましたよ!」

20201007喜楽館提灯

【神戸経済ニュース】朝日放送ホールディングス(9405)傘下の朝日放送ラジオ(ABCラジオ)によると、神戸新開地・喜楽館(神戸市兵庫区)で15日に開催した次世代の上方落語のスターを観客が選ぶコンクール「神戸新開地・喜楽館AWARD(アワード)2024」の第2代王者が桂ちょうばさん(46)に決まった。桂ちょうばさんは6月に亡くなった桂ざこばさんの5番弟子。優勝インタビューに答え、「まだ近くにいらっしゃると思う。師匠、獲りましたよ!」と涙ながらに語った。演目は「妾馬(めかうま)」だった。

 優勝賞金は喜楽館に置いた賞金用募金箱の全額だ。金額は108万円。募金箱に投入された1ドル札、図書カードとクオカード約5000円分、ビール券7枚、おこめ券1キログラム分、年末ジャンボ宝くじも合わせて受け取った。このほか特別協賛したマルエス(堺市中区)は「こだわりシリーズいか天大王28g」1年分を贈った。さらにABCラジオは、桂ちょうばさんが主演する90分番組1本を制作する。

 今回の喜楽館アワードには上方の中堅落語家24人が参加。桂ちょうばさんと同様に予選を勝ち抜いた笑福亭鉄瓶さん、桂佐ん吉さん、林家染吉さんと、桂三四郎さんの5人が、この日の決勝に進出していた。審査は喜楽館に集まった観覧客と、ABCラジオで生放送を聞いたリスナーによるネットを通じた投票で実施した。

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