住友ゴム、国内市販用タイヤ出荷価格を値上げ 乗用車用などで平均6%・4月1日

【神戸経済ニュース】タイヤ大手の住友ゴム工業(5110)は13日、国内市販用タイヤと関連商品の代理店向け出荷価格を2025年4月1日から引き上げると発表した。トラック・バス用や農業機械用タイヤなど、生産材系商品で平均8%の値上げ、乗用車用タイヤなどの消費財系商品で平均6%の値上げをぞれぞれ実施する。

 タイヤのほかチューブ、フラップが対象。原料価格の大幅な上昇に加え、人件費や物流費のコストも増加。生産性の向上やコスト削減などの企業努力だけで吸収することは困難と判断した。

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