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コラム

このおにぎり、止まらなくなる・・・!青森の郷土料理「たまごみそ」がX(旧Twitter)で話題

山田周平

エンタメ記事や育児コラムなどを書いています。

【X(旧Twitter)でバズったごはん Vol.109】市販品などを上手に使い、簡単にササッと作れるおいしいレシピが日々投稿されているX(旧Twitter)。その中から、特に話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。

卵とみそを混ぜた懐かしい味の “おにぎり”

X(旧Twitter)でバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第109回目に注目したのは、咲さんがツイートした「たまごみそ」です。

卵とみそを混ぜ合わせたおにぎりのレシピのツイートが、3.5万件を超えるいいね(2024年10月2日現在)が付くほど話題になりました。では、ツイート主の咲さんに詳細を伺ってみます!

弱火でじっくりと卵を混ぜることがポイント!

−−「たまごみそ」のレシピを思いついたきっかけを教えてください?

咲さん:私が子どもの頃に祖母や母がよく作ってくれたレシピを、私なりに我が家の好みに合わせて、多めの砂糖と牛乳で甘くてまろやかな味付けにしました。

−−実際に食べてみて、どのような味わいでしたか?

咲さん:甘じょっぱくて卵とみその風味が広がる、とってもやさしい味です。ごはんによく合うので無限に食べられます。

懐かしくてホッとする味!

−−卵とみそを混ぜる際のポイントなど、おいしく作るためのコツを教えてください。

咲さん:卵に火が通るまで、とにかく弱火で混ぜ続けることがポイントです。

−−逆に、作る上で注意したほうがいい点は?

咲さん:お鍋から目を離さず、焦らずに焦がさないように気をつけることが重要です。

“のりたまおにぎり”にするのもオススメ!

−−「たまごみそ」のオススメのアレンジ方法は?

咲さん:きざみ海苔とごまと一緒に混ぜて“リアルのりたまおにぎり”にしたり、ほうれん草や小松菜と一緒に和えたりしてもとてもおいしいです。

−−「たまごみそ」は青森の郷土料理ですが、幼少期から食卓に出ていたのですか?

咲さん:祖母は東北の出身なのですが、私は子どもの頃から「たまごみそ」が大好きだったのでよく作ってくれていました。

−−投稿には3.5万件を超えるいいねが付きました。バズったことで反響はありましたか?

咲さん:実際に作ってくださった方から、「とても懐かしい」「子どもの頃に食べた」「簡単でおいしい」といった声が多くあり、とてもうれしかったです。みなさんの子どもの頃の懐かしい味をおうちで再現すべく、このレシピをお届けできて良かったです。

−−今後作ってみたい料理の構想などはありますか?

咲さん:寒くなってくると食べたくなる「あんかけ料理」や「炊き込みごはん」をいろいろと作りたいです。

青森県の郷土料理でもある「たまごみそ」。どこか懐かしさを感じるやさしい味に心も胃袋も癒されること間違いナシです!牛乳のまろやかさと程よい甘さも感じられるので、お子さんも喜んでくれるおにぎりですよ。

(TEXT:山田周平)

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咲さん

食育アドバイザー。旦那さんと小学生の娘さんと3人暮らしをするお母さんで、おうちごはんの記録を日々SNSに投稿している。誰でもすぐに実践できる簡単レシピが人気で、X(旧Twitter)のフォロワー数は7.8万人を誇る。母親から教わったというレシピは、どこか懐かしい感じがするものが多く、それもまた人気を集めている理由のひとつとなっている。

執筆者情報

山田周平

ライター。さまざまなWEBサイトでエンタメ記事や育児コラムなどを書いています。著書に『ひとのパパ見て わがパパ直せ』。
Instagramアカウント:@damepapa31

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